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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1 1話ネタバレ感想

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1 予告編

エピソード1『パイロット』“Pilot”

あらすじ

本シリーズの幕開け。一連の不審な送金を発見したCIA 分析官ジャック・ライアンは、ボスであるジェームズ・グリーアと共にデスクから引き離され、新たな世界の脅威を追うべく現地に送り込まれる。不審な男たちを家族の住む居住地に入れた夫に対してハニンの中に不信感が芽生える。

パイロット

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  • John Hoogenakker
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ネタバレ感想

〈ジャック・ライアン〉は、ワシントンD.C.米国中央情報局“CIA”のテロ資金・武器対策課“T-FAD”で勤務している分析官。CIAも自転車通勤するんだなぁ。

休暇から戻った〈ジェームズ・グリーア〉もT-FADの主任に就くことになっており、何やら訳ありそうな気配です。カラチ基地の元トップで、カラチでおかしくなったと噂のグリーアは実質左遷されてT-FADに来た感じ。

初日から目を付けられ、簡単な自己紹介から詰められるジャックは、イエメンでの不審な送金記録の裏には『平和な主』を意味する〈スレイマンという崇拝されている指導者の存在があるのではないかと自論を展開するも、少々バカにされただけに終わりました。

その後も地道な作業と執念で、携帯アプリの金融取引の記録を調べるうちに怪しい動きを発見。送金元はイエメンの貿易会社になっているのに口座が開設されたのはわずか10日前で、営業許可を得てから1ヶ月足らずのダミー会社です。この口座への振込総額は8日で900万ドルを超えており、監視の目を恐れず大金を動かしているのは計画を実行に移そうとしているからに違いない、そして黒幕はスレイマンだと力説し、グリーアに口座凍結の申し入れを掛け合いますが、及び腰のグリーアは「まだ早い」のひと言。

グリーアがダメでも、財務省の職員なら手続きの権限があると考えたジャックは、財務省から派遣されている同僚に直接口座の凍結を頼みました。

イエメン サヌアにあるCIAアネックス米国大使館の〈ピート〉からT-FAD宛に申し入れの件で連絡があり、ジャックが自分のストップを無視して勝手に手を回したことは早々に発覚。

しこたまブチギレられたジャックでしたが、ほどなくしてグリーアの元に再度ピートから連絡が……。

 

実際、スレイマンなる人物は実在しており、不在のスレイマンを探しに来た〈ラドワン〉という武装した権力者に対して、スレイマンの妻〈ハニン〉が反発しております。

ラドワンはスレイマンの自宅に部下を大勢置いていき、 オリーブオイルに何かを仕込んで梱包し直してどこかへ運んでいる様子。

 

金融業界時代の元上司ミュラーから誕生会をするので会って話したいと招待を受けるジャック。

北朝鮮に関する国務省の情報が欲しいという図々しい頼みを断ったがために罵られている場面を見られたミュラーの娘〈キャシー〉と和やかに会話していると、パーティー会場に突如ヘリが到着し、沿岸警備隊から動向を求められ訳も分からぬままそのまま飛び立つジャック。

着いた先ではグリーアがおり、特別活動家“SAD”と公安がイエメンで男を拘束した、とのこと。

拘束したのは狙いのスレイマンではなく工作員ですが、ジャックには「まだ早い」と言っていたのにグリーア自身が依頼していたそう。なるほど、ツンデレタイプか。ジャックの意見を突っぱねた理由は「まだ君を知らないから」で、狙いは合っていたことを見込まれてか、時間の流れを把握しているジャックに現地での取調べに同席しろと指示を出しました。

デスクワーク担当の分析官にイエメンでの尋問とはかなりの重荷ですが、ジャックが海兵隊出身で、12人の仲間が死亡した事件の唯一の生き残りだという経歴も考慮した上での人選なのでしょう。

イエメン サラワト山にある秘密軍事施設“コバルト”に到着後、工作員マティスと合流して工作員の尋問へ。

捕えられた工作員は、リーダーでサウジアラビア人の〈ラビニ〉とボディーガードの〈スーファン〉の2人。

彼らが携帯を持っていたと聞いたジャックが例の送金元の番号にかけると、押収した携帯に着信が。早速ビンゴです。

送金を指示した人間は誰かを吐かせるための尋問が始まりました。

スーファンが送金の話に反応していたのを目ざとく見ていたジャックは彼が英語を理解していると察し、水と食糧を与えて2人きりで話す機会を作っています。手の傷は少年時代の古傷とのことですが、もしや冒頭で村を爆撃された2人の少年の片方か?

同じ頃、死体に紛れて基地内の保冷庫に入り込んだ男は、予め他の死体の内臓に仕込んでおいた武器を手に取っております。外では突っ込んできた車が爆破テロを起こしたのを合図に複数攻め込んでくる大混乱に陥っており、内部の侵入者の存在にはまだ気が付いておりません。

1人の兵士が侵入者に脅されて、捕虜の部屋へ案内させられますが、拘束されているラビニの姿を見るや否や撃ち殺し、「もう1人はどこだ」と。

彼らが命を賭して救い出そうとしたのはボディーガードと偽っていたスーファンの方で、その正体こそがスレイマンだったのです。

ただの分析官とは思えない動きで善戦するも、不意打ちでのほぼ2対1では敵わず2人を逃がしてしまったジャック。あの状況から殺されずに済んだ機転はあっぱれでしたが。元々見た目がゴリゴリ脳筋タイプでデスクワーカーではないジャックなので、経歴に裏付けされた派手な戦闘が繰り広げられても違和感はありません。

レイマンの件ですが、やはり冒頭のあの兄弟の兄がスレイマンで、侵入者の男が弟の〈アリ〉でした。あの爆撃を生き延びた背景を持つ2人が敵となるとこの先かなり厄介そうです。

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CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1<トク選BOX>【4枚組】 [ ジョン・クラシンスキー ]

▼次回、エピソード2

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