MEG ザ・モンスターズ2
あらすじ
潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球でもっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。それは見たこともない大きさとどう猛さで生態系の頂点に君臨する巨大ザメ=MEG(メグ)の群れと、さらなる巨大生物たちだった。それらはやがて深海からビーチにまで襲来し、テイラーたちは絶体絶命の危機に陥る。
ジェイソン・ステイサム主演で、巨大ザメ「メガロドン(Megalodon)」=通称「MEG(メグ)」の恐怖を描いた海洋パニックアクション「MEG ザ・モンスター」のシリーズ第2弾。
予告動画
「ワイルド・スピード」「エクスペンダブルズ」「トランスポーター」などさまざまなアクション映画で活躍するステイサムが再びジョナス・テイラー役を演じる。前作からはほかにクリフ・カーティスらが続投。新キャストとして「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」などのヒット作で知られる中国の人気アクション俳優ウー・ジンらが参加した。監督は「フリー・ファイヤー」「ハイ・ライズ」のベン・ウィートリー。
ネタバレ感想
夏と言えばサメ。サメと言えばB級映画。
こちらは超予算のかかった“一級品のB級映画”とでも言うのでしょうか(笑)
もはやほとんど前作の記憶もないまま観に行きましたが、案の定大して問題はありません。
こちとら生身で戦う最強ステイサムが見たいのです。
冒頭からジュラシックパーク感満載で、正直サメと戦ううんぬんの後半シーンよりも前半の海溝7500メートルだかなんだかで謎の海底ステーションを見つけた前後のドッカンドッカンで立ち往生してしまいさぁ大変!辺りが最高にスリル満載で面白かった!
確か前作でも最新設備満載でしたが、今回もあの探査機と言い激ヤバ海底スーツと言い、とんでもないシロモノが出てくるのはロマンがあります。
宇宙もヤバいけど海底も相当ヤバいよな〜取り残されて生き残れる可能性がゼロという点が同じと考えると確実に凶暴な深海生物がいる海の方がヤバいかもなぁ〜いや、一番ヤバいのは圧か……?と思わず考えてしまう仲間の圧死がマジヤバでした。
あっという間に海上に出て来て息つく暇なく刺客の掃討部隊と対峙もありましたが、そこら辺からは絶妙なコメディ感満載で和めるシーンも。
続投のDJがこれまた良い味をしていて、戦闘になってもお荷物になるどころかしっかり鍛えてきているのも最高です。
ステイサムが娘のように面倒を見ているメイインがどうしても14歳に見えなかったのですが、彼女は子役として前作に出ていたご本人で実年齢もまだ15歳だそう。もう少し緊急現場で並外れた知識や技術を活かして窮地を救う!みたいなありがち展開を期待していましたが、それほどの活躍は無し。
おっさん達が軒並みしぶとくて後半に進むにつれ、もう誰も死なない無敵感が強まります。
超ヤバ爆破槍を背中に担いでジェットスキーで誘き寄せるステイサム。もちろん人間如きが撃つ銃なんぞ被弾しません。
その後もおっさん2人にメグを近付けさすまいとなんやかんやでヘリの破片を使ってズブーーッと一刺しにするステイサム(笑)生身の身体で一体何トンに耐え得るのか。
とにかく『ヤバい』としか表現できないというか、見ていて語彙力が失われていくバカアクションは最高に盛り上がれます(笑)
評価(平均点高めの設定です。)
4.3 /5 点!
概要
監督:ベン・ウィートリー
時間:1時間56分
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開日:2023年8月25日