オペレーション・フォーチュン
あらすじ
英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、100億ドルで闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる危険な兵器をを追跡・回収するミッションを遂行することに。MI6のコーディネーターであるネイサン、毒舌の天才ハッカーのサラ、新米スナイパーのJJとチームを組んで行動をスタートさせたフォーチュンは、能天気なハリウッドスターのダニーを無理矢理任務に巻き込み、億万長者の武器商人グレッグに接近する。しかし、次第に闇取引の裏に隠された巨大な陰謀が明らかになっていく。「キャッシュトラック」「リボルバー」などで組んできたガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムの5度目のタッグ作となるスパイアクション。
予告動画
主人公フォーチュン役をステイサムが演じ、サラ役をオーブリー・プラザ、JJ役を「ジェントルメン」にも出演したバグジー・マローン、フランチェスコ役をジョシュ・ハートネットがそれぞれ担当。武器商人グレッグ役は「ジェントルマン」「コードネーム U.N.C.L.E.」などのガイ・リッチー作品に出演してきたヒュー・グラント。
ネタバレ感想
ステイサム主演のスパイもの?どうせ最強の男が無双していくんだろ〜見る見る〜というノリで公開初日の劇場へ。
確かに最強のスパイが無双するには違いないのですが、想像していた5倍くらいはチーム戦が成り立っていて、仲間の有能さも素晴らしい。
テンポもよく、アクションも爽快、ちょこちょこ挟まれるギャグシーンもクスリとできるし、キャラもそれぞれ立っていてステイサムのふてぶてしさも最高です。
IT担当が女スパイというのも格好良いし、JJの万能さたるや……(笑)潜入中でもテレビを眺めるほど余裕綽々なフォーチュンはいざ敵と対峙すれば秒殺で稀にオーバーキルしていたりと、安定感があり過ぎてハラハラさせてもらえない物足りなさは多少あり(笑)もっと捨て駒扱いのちょい役になるかと思われたハリウッドスターのダニーもしっかり物語に絡んでいて最後まで良い味を出してくれておりました。
ザ・エンタメ映画という感じで、王道を行く分ストーリーには特段の意外性はありませんが、ハナからストーリーを期待して見るタイプの映画ではないでしょう。
評価(平均点高めの設定です。)
4.3 /5 点!
概要
監督:ガイ・リッチー
時間:1時間54分
配給:キノフィルムズ
公開日:2023年10月13日