エピソード3『サイバー・ディスカウント・デー』“CyberDiscountDay”
あらすじ
人々がサイバー･ディスカウント･デーを祝う中、ノラは大変なことに気づく。ネイサンがレイクビューの中でコピーされていたのだ。
ネタバレ感想
格安住宅に身を寄せることになったネイサンとノラですが、その内情は想像を超えてプライバシーが無さそう。そこで再会できたネイサンの母親は、あの時窮地を一緒に逃げ出したマウリシオとおアツイ仲になっておりました。
こちらの世界では既に死んでいるはずのネイサンが職に就くことは難しいでしょうし、母親とノラと3人で1つのダブルベッドにギュウギュウになりながら眠る生活はしばらく続くのでしょうか？こんな時にリモートでいつでもどこでも仕事ができるノラの存在は頼りになります。
ダウンロードで頭が吹き飛ぶ事件後に解雇された〈アリ・カプール博士〉はサンフランシスコ在住だそう。
サイバー・ディスカウント・デーを迎えたレイクビューは祝日ムードに大盛り上がり。
しかしそんな中で、人間の“休日”についてルークから学んでしまったAIがこぞって休む権利を主張して、仕事を嫌いになることで求められている『人間性』が身につくという屁理屈で仕事を放棄する事態に。
元凶のルークに呼び出されたアリーシャは、AIには休みがないし、人間が休めるように発明されたものだから適用されないと説得するも、どこか不憫なAI達のために夕食会を開いてやることにしました。
なんだかんだ言いつつも、現実の家族よりルークやAI達の方がアリーシャを尊重しているところが大きく、アリーシャにとってもレイクビューがどんどん癒やしになってきている瞬間も。
親に勘当されて金に困るイングリッドは、コピーネイサンにそれを隠したままティンズリーを強請ってどうにか乗り越えようとしていますが、リモートで仕事に戻ったノラにその存在を見つかってしまいました。そして、コピーネイサンの存在も。
現実世界にいるネイサンは、求人の貼り紙につられてふらりと入ったハグ・スーツのレンタルショップで、あろうことか働いているイングリッドと遭遇しています。
イングリッドには新しい恋人が出来て絶好調だと聞き、2人は以前よりは健全な友人関係に戻れた風ですが、ネイサンはまだ彼女の新恋人が自分のコピーだとは知りません(笑)
結局その後格安住宅に帰った際ノラからコピーネイサンの話を聞いて合点がいくわけですが。
複雑ではあるものの、コピーがレイクビューに居てくれればフリーヨンドの連中を攪乱できるのでネイサン達にとっても好都合な状況ということになりました。
イングリッドはコピーネイサンに実は勘当されて貧乏になってしまって働いているのだと打ち明けます。そんなイングリッドのことも受け入れて感謝するコピーネイサンはなんて良い男なんだ(笑)
ただ、自分がコピーだとは知る由もないので、祝日に母親から連絡がないことを不思議に思って連絡。本物のネイサン達と格安住宅で慎ましい祝日のディナーの席に着いている母親はコピーネイサンからの着信に出て慌ててやり過ごしました。コピーの自分はどんな容姿なのか気になって仕方ないネイサンは必死に画面を覗き込もうとするもノラや母親に阻止されて結局見られず。ナルシストなネイサン的に、コピーの出来がイマイチでも、コピーが自分を超える完璧さでも納得できないのでしょう(笑)
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▼次回、エピソード4
