エピソード6『2人のネイサン』“Memory Crackers”
あらすじ
ノラとネイサンはフリーヨンドの真実を暴露する重要な証拠を得るが、それを調べる過程で2人の関係に困難が生じる。
ネタバレ感想
〈チートー〉から格安住宅のネイサン宛に小包みが届き、中身はチョークのドライブで彼の記憶を調べて殺人の証拠探しに役立てろとのこと。
レイクビューを模した室内“フェイクビュー”で目を覚ましたノラに、自分が死んだものと思い込ませていたのはカリーナでした。機密情報を嗅ぎ回っていたのは筒抜けだったよう。
「彼女は危険人物だから社内調査するの、人は死んだと思うとよく話す」とのことで、ノラをよく知る人物としてアリーシャもその片棒を担がされております。
サンフランシスコで何をしていたのか聞き出したいカリーナですが、アリーシャがこっそりネイサンのことは口に出すなとアドバイスしてくれてそれに従うノラ。
ノラがラファイエット・パークの家に行ったことまでバレていて、半ば尋問めいたカリーナからの質問にものらりくらりとかわすことに成功しました。カリーナはノラが何も知らないとマンソールに報告。
解放されたノラはこの間の記憶を夢だと思い込んでいる状態で公園で目を覚まします。
そんなノラのところに電話して、記憶が保存されているであろうチョークのドライブが届いたことを報告するネイサンはLAに向かい、ノラにはレイクビューの記憶パーラーにアクセスして自分のコピーと会うよう伝えました。
2人のネイサンとノラは、リモートで合流してそれぞれ手分けしてチョークの記憶を調べて悪事の証拠探しをすることに。
コピーと2人きりで作業中になるノラですが、今のやや馴れ合ってきた関係があるオリジナルネイサンと違って、2人の気持ちが燃え上がるかどうかという時期だったコピーネイサンと良い雰囲気になってしまい、おかしな浮気のような状態が出来つつあります(笑)
コピーネイサンの方も、自分がコピーだということを黙っていたイングリッドに怒り、良好だった関係が微妙なものになっていますし、負の相乗効果です。
ネイサンも相手が自分自身なだけに、コピーとノラが2人きりなのを心配してルークに連絡して状況を聞いております。どちらのネイサンのことも熱烈に支持しているルークが間に入るとややこしいことこの上ない(笑)
ネイサンは会議の様子が映る記憶を見つけ出し、アップロードの就労を許可する法案を通すための裏工作を見つけ出します。
そして、その会議に顔を出したカリーナの姿を見てノラは曖昧な記憶の中からイヤな予感を感じ取りました。
酔っ払ったイングリッドは記憶探し中のオリジナルネイサンのところへ押しかけてきて、「私の恋人はあなたが私を捨てて選んできた女と2人きりなの」と不安を煽って2人をどうにかしろと迫ります。
今付き合っているのはあくまでもコピーの方のネイサンで、オリジナルは元カレでしかないという状況だからか恋人同士の頃よりよっぽど腹を割って素を見せているイングリッドは自然体でやはり魅力的。そして一途過ぎるところを見ていると、これまでの所業を考慮してもどうにか幸せになってもらいたいとすら思えてくるのです。
〈オリバー・カナーマン〉との記憶を見つけたノラが連絡してきて、酔っ払いのイングリッドも交えた4人でこの記憶を見ることに。
ホライズンがアップロードをチョークに貸す際、「うちの会社の無価値な従業員を殺して無価値な死人に置き換えれば年間5億ドル節約できる」と笑って話すチョークの姿。
その話の流れでオリバーは「ネイサンは殺せたが資産はもっと増えてた、イングリッドも死んでいたらな」と冗談混じりに、父親としてあるまじき発言をしていました。これを聞いてしまったイングリッドが本当に不憫です。
イングリッドに同情しながらも、コピーネイサンは自分と喧嘩した後に元カレと酔っ払うイングリッドに、ノラは元カノのイングリッドと親しげに酔っ払うネイサンに、それぞれ不満を募らせていて結託しそうな雰囲気。
うっかりキスを受け入れそうになるのを堪えて突っぱねたノラはあっぱれです。コピーネイサンもノラの言い分に納得し、イングリッドの事も大事にしないといけないと考え直したようです。
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▼次回、エピソード7