エピソード7『アップロードの日』“Upload Day”
あらすじ
ネイサンとノラは特別な最後の日を共に過ごそうとする。
ネタバレ感想
ネイサンがクローンの肉体にダウンロードしてからはや1ヶ月。生身の体ともそろそろお別れです。
裁判に勝って無料で皆をアップロードすることを目標にしているとはいえ、名残惜しさでネイサンは再アップロードの日を1日延期して、最後の日をノラと2人で特別なものにしようと計画。
そんな折に、「二の足を踏んでる原告たちを励ましてほしいから事務所に来てほしい」とホールデンから呼び出されたノラ。
ネイサンも一緒について行って当初の予定は終わるも、何やら問題が発生。アップロードはアップロード会社の知的財産であり、チョークから得た情報は盗品と見なされる、つまりチョークの記憶は証拠として使えないのです。
ネイサンが証言しようにも、病院で脳に対する権利を放棄済みなので同じこと。ダウンロードしたとしてもその思考は法的にはホライズン社に所有権があるのです。恐ろしいな。
それでも救いはあって、新しい極秘の重要証人の存在が居ること、そして事務所はノラを雇ってくれて1年後には夜間のロースクールに通わせてくれるという朗報も。
ノラの将来を本気で応援するネイサンは自分のことのように喜び、自分の最後の日だというのにホールデンの事務所のパートナーとの顔合わせにも食い気味で送り出しております。
「ノラとキスしそうになったけど何もなかった」と聞かされたイングリッドは、ノラのアバターを不正利用してコピーネイサンを誘惑しようとしたり、一度は燃え上がった恋の火種を消してしまうためにノラに幻滅させるような言動を繰り返すも、コピーネイサンにはあっさりバレていることに気が付いておりません(笑)
そのままノラの上司に呼び出され、仕方なく彼女のふりで1日を過ごしたイングリッドは、ノラの勤務環境を自分が経験することで少しは優しくなれたようです。
なんにせよ、嘘がつけないタイプで、性悪だけれど真っ直ぐなところがあるイングリッドは憎めないんだよなぁ。今後ノラがレイクビューに戻って仕事することがあれば腫れ物扱いになりそうという心配はありますが(笑)
カリーナは最高だけれど、彼女は怪し過ぎる事に関わっていると悩み、これをルークに相談してしまうアリーシャは可愛げがあっていいですな。
ルークは「俺が会って正体を見極める」と請け負い、勝手に2人の前に現れて3人で飲む流れに。
その結果、怪しさはあるけれど何か理由があるのかもしれないので、『このまま様子を見ろ』とアドバイス。
しかし、プログラミングコードの穴を突いて裏技を使いまくり、不正に利用しているプレミアム・ビューが最高だとカリーナの誘導尋問に乗ってしまったルークは早速プレミアム・ビューを剥奪されてしまいました(笑)
チョークのドライブを送ってくれたチートーことアイバンがネイサンにこの話をしているのを近くで聞いていたAIは口外禁止令を出されております。何人もいるAI同士なら自分自身なので話しても問題ないと解釈したらしく、レイクビュー内のAIがこの秘密を共有する勢いです。
厳戒態勢で事務所に到着した新しい証人とは、ダウンロードの専門家でもあるカプール博士でした。
死後にもリスクなく若い肉体に戻れると利用者に知られればレイクビューの存在価値が無くなると懸念したアップロード会社からの賄賂でダウンロードを爆発させたいたそうです。
つまり、ダウンロードは爆発なんてしないわけで、だからこそ博士がくれた薬はただの整腸剤だった、と。ただの鼻血が度々出るというのも別の意味で心配になりますが。
喜びも束の間、カプール博士は爆発に巻き込まれて即死。
ノラが最後の日を迎えるネイサンのためにサプライズで呼んでいたブルー男が容疑者扱いで取り押さえられてしまい、疑いの目が向けられるハメになりそうです……！
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▼次回、エピソード8
