エピソード4『サンフランシスコの夜』“Download Doctor”
あらすじ
ネイサンとノラはダウンロードを発明した医者の住所を突き止め、アリーシャはホライズン社で昇進する。イングリッドとネイサンのコピーは親密な関係になる。
ネタバレ感想
家族でのディナー中に鼻血を出してしまったネイサンに大慌てのノラは、ダウンロードを発明した医者なら助けてくれるかもしれないと考え、サンフランシスコ在住のカプール博士を訪ねることに。
クレート&バレル社のザンコウチキンを輸送しているコンテナに乗り込んで“自家用チャーター”とはよく言ったものですが、案外乗り心地は悪くなさそう(笑)
カプール博士の自宅前に到着し、暴漢に襲われたフリで身体を診てもらえることになったネイサンですが、全身を診てもらっても異常無し。どうしても心配が勝るノラはとうとうネイサンがダウンロードしたことを明かし、ちょっとした不調から顕著な鼻血まで話してしまいます。カプール博士は症状を抑えられる薬をくれましたが、今後来たら不法侵入で逮捕させると言って2人を追い出しました。
金がなくてもできる遊びを探していたルークから仕入れたイングリッドとコピーネイサンは、裏技でレイクビューの初期版にあった無料のバーへ。しかしこの戯れのせいでネイサンがレイクビューに居ないことになってしまい、イングリッドに怒られることを恐れたティンズリーはまたしてもネイサンをバックアップから復元してしまいました。
イングリッドとコピーネイサンが闇深い初期版レイクビューを探索している裏で、退役軍人に対する手当ての終了が決まり今後の生活維持に悩むルークもまた、グレーゾーンに足を踏み入れて違法?なコールセンターの職を見つけております。
口が上手いルークには意外と向いているかもしれない営業職でしたが、その場に貼られていた『6大アップロード会社のAI買い取り』のチラシが目に入ります。一覧の中にあるレイクビューからはいつものAIの写真が。もはや親友のような存在の彼らをとっ捕まえて売り払えば金になるということです。
サンフランシスコに来たがてら、近隣に住む遺族にディスクを返しに行ったノラとネイサンは、今夜泊まる場所にネイサンの大学時代の友人〈ホールデン〉の自宅へ。
ホールデンは弁護士で多忙だからいつも家に居ないのと、以前はここに住んでいたからネイサンの情報が登録されたままで勝手に上がり込んだ2人でしたが、そこへ家主が帰ってきました。
ホールデンが男だと思っていたノラは、現れたのが女性でしかも2人は元恋人同士だと分かるとあからさまに嫉妬。ノラはすぐ顔に出るしなかなかの嫉妬深さがあるのに何故こんなにも爽やかで可愛いのでしょうか。
空腹の2人はとりあえず食事を用意してもらい、これまでの経緯やフリーヨンドの闇を語ります。世間的には非営利で保険に入っておらず、無資力ということになっているフリーヨンドに巨額の財産があると聞いたホールデンは、「殺された人たちの代わりに集団訴訟を起こせる」と専門家らしい提案をしてくれました。
会合に参加したアリーシャは経営陣の上層部にいる美女〈カリーナ〉と一線を越えた仲になり、リモート会議から締め出されたデビッド・チョークはエンジェルを脅してロボットへのダウンロードを迫り、会議中のチョークタワーに乗り込むつもりです。
コピーネイサン2号はすんでのところで復元がキャンセルされておりましたが、後々に影響が出ないか不安も残ります。
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▼次回、エピソード5