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【フライヤーのみ】ボーはおそれている 映画 アリ・アスター ホアキン・フェニックス ネイサン・レイン 2024年2月 洋画 ポスター

ボーはおそれている

あらすじ

日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。

予告動画


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「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー。共演は「プロデューサーズ」のネイサン・レイン、「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、「コロンバス」のパーカー・ポージー、「ドライビング・MISS・デイジー」のパティ・ルポーン

ネタバレ感想

ここまで何を見せられてるんだかな3時間は久しぶりの感覚です。

母親との確執というか一方的な精神的追い込みなんかがベースにあるのは分かるのですが、とにかく悪夢が延々と続くかのような意味のわからなさ。解釈なり深層心理なり色々とあるのでしょうが、正直めちゃくちゃで訳分からん。

ただ、ここまで訳が分からないカオスっぷり全開でありながら、何故か面白くないわけではなく見続けてしまえるというのが不思議なところ。例えるなら、悪趣味を極めた『トゥルーマン・ショー』のような感じ。

アリ・アスターの頭の中はどうなってんだ……とドン引きさせられること必至な狂いっぷりでした。何だったんだ。

一番面白かったのは、良く言えば独特で余韻のある、悪く言えば何もかも不完全燃焼なまま思考が追い付かずに終わるラストシーンなだけに、劇場内でここまでシーンとして誰1人立たないエンドロールは初めての経験だったことです。良作故にエンドロールまで見切る人の割合が多い、というのは一つの指標だとも思うのですが、この作品に関しては全員が『え、まさかこれで終わり?一体何だったんだ……さすがにまだ何かあるんじゃ?』と困惑気味に思っているだろうと容易に想像ができるのです。連帯感に近い感覚さえありました(笑)

評価(平均点高めの設定です。)

3.7 /5 点!

概要

監督:アリ・アスター

時間:2時間59分

配給:ハピネットファントム・スタジオ

公開日:2024年2月16日

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