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海外ドラマ≫≫The Family Man ファミリー・マン シーズン1 4話ネタバレ感想

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第4章『パトリオット』“Patriots”

あらすじ

TASCは苦境に立たされている。カリーム一味が凶悪な作戦を計画しているのではと危惧している。カリームの車を調べたところ、予期していなかった事態であることが判明する。

パトリオット

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  • マノージ・バージペーイー
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ネタバレ感想

カリームは仲間の〈ニサール〉が手配した見取り図を使って、イクバルと3人でどこかのパーティーを狙う計画を立てている様子。一匹狼設定はどこいった?

バンの追跡が上手くいかなかったTASCは、最後に追跡できたベンディバザール位置周辺にフォースワンの私服チームを派遣します。

カリームの部屋を家宅捜査して押収してきたラップトップの解読も進めるTASC

 

アルビンドから転職祝いにイタリアンに誘われているスチ。美人なだけに、いつ不倫に発展するかと心配になります。

リカントも職業柄か、何故か外にいることに対して嘘をついてしまったスチの隠し事を瞬時に察して、部下に位置情報を追跡させる始末。

居場所が五つ星ホテルだと分かると、仕事をほっぽり出してそちらへ向かうスリカント。仕事人間の割には何かと家庭の都合で離席する傾向が。

ホテルのカフェでお茶をしていた2人を発見し、近くに席を取るスリカントと心配でついてきてしまったJK。アルビンドに見つかってスチと偶然を装って話すも、こんな偶然があり得る訳がないことはスチもよーく分かっていることでしょう。スリカントは家族を想ってはいるけど所々でモラハラ傾向が見られます。

 

入院中のムーサは担当看護師に心を開いている様子で、看護師〈メアリー〉の方もISに強いられた非道な行いについて涙ながらに語るムーサを見て、距離を置いた対応から徐々に軟化した態度に変わってきました。

母に一目会いたいと繰り返すムーサに同情しているメアリー。手を握られて明らかにドキッとしておりましたし、このままでは逃走幇助でもしそうな気配が生まれてきましたが大丈夫でしょうか……。

 

ラップトップの厳重なロックを掻い潜ると、箱を訪れた1時間後に閲覧した動画として、あの〈デシュパンデ議員〉が同族を扇動する動画が出てきました。

デシュパンデ議員は『聖なる牛の会』の代表で、自宅はベンディバザール付近。しかも1時間後にはパーティーを開く予定があると聞いたスリカントは、カリーム達の狙いがここで間違いないと確信。巡回警備中のパシャにデシュパンデ宅が標的だから先回りして止めろと連絡を入れました。

結果、バンは包囲されて無謀にも隠し持っていた銃で応戦したニサールは暴走の末撃たれ、運転していたイクバルも狙撃されて即死。

車を降りて逃走を謀ったカリームは路上に乗り捨てられていた車のシートにUSBを隠しております。

そのまま逃げ切れるのかと思われたところで見つかって撃たれたカリームも死亡。3人が乗っていたバンの荷台から出てきたのは、なんとただの牛肉。牛を崇める議員達に牛肉を食べさせるのが狙いで、宗教的にはアウトでも人命を脅かすようなテロ行為を企てていたわけではなかったのです。たった1人が心許ない武装をしていただけで結果として3人を射殺してしまったのはやはり過剰な公権力の行使でしかありません。こんな後味の悪い結末が待ち受けているとは。

このことが世間に知れればTASCの解散は免れないということで、『本件はデシュパンデ議員を狙ったテロ計画で、3人は警告を無視して降伏せず発砲してきたので射殺はやむを得なかった』という事実とは言え、苦し紛れの建前で乗り切る形に。

やり切れない気持ちを抱えて飲んだくれて明け方に帰ってきたスリカントは酔いに任せてスチを責め、自分が居場所を追跡したことまでほとんど認めるようなことまで言って決定的な夫婦喧嘩に。仕事も家庭もボロボロです。勢いで「出て行け、別れればいい!」とまで言ってしまったのはあまりにも悪手でした。

翌朝の報道ではデシュパンデ議員を標的にしたテロ計画の件で、ありもしない大量の武器と弾薬を押収したというでっち上げの証拠映像が流れております。ここまでやるとさすがにアウトだろ。

リカントにはとりあえずJKが居てくれて良かったなぁ、なんてボンヤリ思っていると、ナイーブになって堕ちているばかりではなく、もう話の本質に気が付いているとはさすが。

カリームがテロリストでないなら何故あの箱を使ったのか、自分達はハメられてまんまと踊らされたのではないか、そもそもスクーター爆破事件も未解決のままだと話しています。

スクーター爆破をしでかしたのはカリームではなく、地元警察が反国家主義者として独断で逮捕してきていた4人のうちの1人だったのです。釈放されとるがな……!!いやぁ、どうりで一匹狼のヤベー思想の持ち主像とは程遠い訳です。

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▼次回、エピソード5

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