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海外ドラマ≫≫MACGYVER マクガイバー シーズン1 17話ネタバレ感想

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エピソード17『ルーラー』“Ruler”

あらすじ

アムステルダムで監視の任務に就くことになったボーザー。彼が任された監視対象はオランダで議員を務めるオリヴィア・プライアーで、反逆罪の疑いがある。同盟国へのスパイ活動は認められておらずCIAは動けないため、フェニックス財団に話が回ってきたのだ。ボーザーが心配なマクガイバーは、現場へ着くと早速細かく指導しだす。

ネタバレ感想

オランダの議員〈オリヴィア・プライアー〉が国の機密情報をテロ集団に流しているらしいのですが動機が謎で確かな情報も掴めず、オランダの諜報機関である総合情報保安局“AIVD”に警告できずにいるそう。

議員がアムステルダムで連絡係と接触するにあたって、公的機関であるCIAを送り込めば同盟国へのスパイ行為になるため、フェニックス財団の出番が来ました。

接触の現場を撮影して証拠を抑えるだけ、というジャックにとっては休暇も同然な簡単任務という事で、マティはボーザーを初の海外任務に就かせる事に。居眠りするほど退屈なラボから飛び出て現場に出れるという事で、浮かれて調子に乗ったボーザーが何をしでかすのか見ものです。

 

張り込み開始からすぐに議員が現れるも、相手は出て来ず店の固定電話に電話がかかって来て何やら指示されています。

プランターの中からバッグを取り出し中身を確認した議員は怯え切った表情でその場を離れますが、追って来たマックを見るや否や、バッグを捨てて走り去りました。

バッグの中は案の定時限式爆弾が入っており、今にも爆発しそうな複雑な爆弾を乗せて急ぎ人気のない場所へ車を走らせる一行。

なんとか封鎖された広場に車を乗り入れ、4人は出来るだけその場を離れようとして間もなく大爆発が。

犠牲者を出さずに済んだものの、どう見ても爆破テロ集団のマック達は警察から逃れるため必死です。

証拠の入ったライリーのパソコンも爆発の衝撃で壊れてしまいお釈迦に。

深刻な国際問題を引き起こしかねない状況で、オランダの諜報機関から広域手配された4人は顔もしっかり割れており、緊急指令を出して脱出地点へ急がせるマティ。

しかし、大統領からアメリカの諜報員だと裏が取れた4人は間もなく逮捕されるがどこの配属の者なのか問われ、CIAやNSAが否認していく中、マティも他の諜報員の立場を考えて否認せざるを得なかったのか、脱出地点にヘリの姿はなく見捨てられたかもしれないと悟った4人。

とりあえず、ジャックがCIA時代に隠れ蓑にしていた〈ジェナヴィーヴ〉の自宅に入れてもらって身を隠します。

初の海外任務でいきなりテロリスト扱いのまま政府にも見捨てられたボーザーにはかなり堪える現況です。

 

リモコンについているLEDをサングラスに取り付け、監視カメラの顔認識を騙す装置を作り出したマックはジャックと共に、罪を認めさせるため直接議員に会いに行くという賭けに出ます。

離れた場所でライリーが監視し、あまりに危険過ぎるためボーザーはジェナヴィーヴの家で待機です。

議員が車で通りかかったところを強盗のような手段で無理矢理乗り込む3人(笑)

中々の地位の議員でも自分で運転するのですね。

テロリストに手を貸していることを認めろと詰め寄りますが、数週間前に不倫している写真が送られてきて脅されているだけだそう。

カフェで受け取った電話での指示では、「尾行されたらバッグを置いて逃げろ」と言われていたらしく、どうやら追手が来ることを知っていて議員を動かしていた犯人。

CIAすら騙すことで、フェニックス財団に仕事が来るよう仕向けた犯人…これはまたしてもニッキの仕業か?と思いましたが、議員にオランダでサナギを意味するクリサリスとなる〈ポップ〉と名乗った女性、つまりはソーントンの仕業でした。

釈放される訳はなさそうなので逃げ出したのでしょうか?

さすがは優秀なスパイだっただけあって、ソーントンの復讐劇にまんまと嵌められてしまったマック達。

財団ではマック達の情報が削除されていきますが、マティだけは危険を承知で自分のタブレットに情報を残し、貸しをつくっているらしい大物に連絡。

 

ジェナヴィーヴの家に直接マクガイバー宛の手紙が投函され、中にはオランダの諜報機関の副本部長〈ウォルフ〉の資料と監視カメラのシステム詳細、見取り図が入ったUSBと、ジャックの脱出用暗号と共に書かれた「自力で脱出して」というメッセージが。

国内全ての通話と監視カメラ映像がデータとして記録に残されているという情報も手に入れ、カフェでの通信や映像の信号を偽装のためにオランダ基地局を経由させていたライリーは、失った証拠もデータが残されているはずで疑いを晴らせると閃きます。

ここでようやくボーザーに出番が。

敵地に侵入するために顔認識システムを騙す付け鼻仕様の簡易マスクを作り出し、清掃員に化けたマックとライリーが無線でボーザーの指示を受けながら侵入します。

サーバー室の熱で顔が崩れる前に必要なデータを探し出さねばなりません。

ライリーの作業のための時間を稼ぐために変装なしで敵地に突っ込むボーザーに続き、ジャックとマックまでもが姿を現し捕まります。

全員が全力を出し切った甲斐あって連携プレーの末、マック達がテロリストではない事を示すカフェでの一連のやり取りを示した通話と監視カメラ映像のデータをライリーが見つけ出してくれて3人は無事に解放。

4人揃ってアメリカに凱旋帰国です。

爆弾を置いた工作員も捕まり、ソーントンの指示だったと認めたそうで、ソーントンの情報を渡す事で財団の関与は伏せてもらう事に。

現場に憧れていたボーザーも今回のことで懲りてラボ仕事に精を出していくようです(笑)

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▼次回、エピソード18

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