エピソード8『逮捕』“Seventy-Four Degrees in Belize”
あらすじ
パークス事件のすべてが明らかになる。FBIはボッシュとチャンドラーの痛いところを突く。
ネタバレ感想
とことん手段を選ばないエリスとロングは、ハリーとモーの乗る車を尾行して勢いよく体当たり。二人は車ごと転落して意識はありません。
しかし殺すつもりなら確実に仕留めたかどうか確認しないと。
もちろん二人は生きていて、モーの方は頭を打っているも意識はあって話せているし、ハリーに至っては自力で歩いております。
エンジン音と衝突直前の加速音からしてマッスルカーによる故意の犯行で、アレン殺しの犯人二人組の乗っていた車と特徴も一致することから真相に近付き過ぎたがために消されかけたのだと把握する2人。
時計店から持ち出して来たDVDは無事で、中にはエリスとロングが違法な手段で手に入れた時計を買い取らせている場面が映っておりました。兄弟が万一の時のために保険で隠し撮りしていた映像でしょう。
モーが車体の色を覚えていたおかげで、シルバーのマッスルカーを頼りに車の修理工場へ。
身内のフリをして車の鍵を出してもらい車体の状態をカメラで記録しながら中を確認し、家事サービスの請求書を拝借してくるハリー。
FBIがマディに話を聞きに来て、カール・ロジャースが釈放された日はどこにいたかと質問。
マディもチャンドラーもロジャースに命を狙われた被害者ですか、話を聞きに来たのは被害者だからというより、石油精製所の爆破が父親によるものだと疑われていることを悟るマディ。
国内テロ犯として父親が疑われているというとんでもない状況です。ハリー本人に聞いても「お前のためにも話せない」とほとんど認めるような答えが返ってくるだけですし、父親が心配になると同時に自身のキャリアも心配になりそうです。
レクシー・パークス事件で分かっている一連の流れを整理するハリーとチャンドラー。
まずシューバート医師が妻の高級時計を盗んで賭博の借金返済としてエリスとロングに時計を渡し、それを時計店のグェン兄弟が買い取り。
ハリックが盗品と知らずに時計を購入して妻のレクシーに贈り、レクシーが修理に出したことで盗品と判明してエリスとロングとの取引が発覚する事態に。
詐欺が明るみに出る前にエリスとロングはレクシーを殺してフォスターに罪を被せるため、フォスターのアリバイを持っていたアレンをも殺した、と。何件罪を重ねるんだ。
全てバレていると悟ったエリスとロングは、今度こそ確実にハリーを亡き者にするつもりです。
フォスターは刑務所内で襲われ、保安官補の妻を殺したとされているだけに囚人だけでなく保安官補や監視員まで暴行に加担したそう。
これを聞いたチャンドラーは被告人の保護を申請し、審理終了まで勾留時におけるフォスターの健康維持に特別に配慮するようお達しが出ました。
シューバート医師の所に行って今白状すれば命は助かるし最大限評判も守ると迫るハリー。
2年ほど前、常連の患者の家に往診に行って美人局に引っ掛かり、撮影されていた映像をネタにエリスとロングからゆすられるようになったのだとか。今でも月に1万ドル要求されていて往診で余分に支払っている、と。
話を聞いているうちに自宅の監視カメラにエリスとロングが入ってくるのが映ります。
2人もハリーの車に気が付き銃を取り出してやる気満々な様子で、ハリーはすぐさま911に通報し、シューバート医師を2階に隠れさせ臨戦態勢に。
大豪邸なだけあって、すぐに見つかるということは避けられそうでしたが、シューバート医師が部屋から出て見つかってしまい、ロングに撃ち殺されます。ハリーはロングを撃ち、エリスとの一騎打ちになるも、エリスはその場から逃走。
通報を受けて駆け付けて来た警官の前に投降したハリーは手錠をかけられました。
連行された保安官事務局で直前に録音していたシューバート医師の供述を聞かせるも、「死人には確認できない」と微妙な反応。とりあえずは釈放されたので良しとしましょう。
ハリーはチャンドラーの隠れ家を借りて、証言が可能なグルの女2人を匿うつもりです。
FBIはとうとうチャンドラーの在籍するローズ法律事務所とハリーの自宅と事務所を捜索する令状を取って実力行使へ。
そして、チャンドラー個人のクラウドからは彼女が爆破をリアルタイムで知っていた証拠になる音声が出てしまい、逮捕されてしまいました。
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▼次回、エピソード9