エピソード4『使徒軍団』“Hesperides”
あらすじ
謎の部外者がやって来る。彼らは、「人類最後の戦いに勝つにはクラークが必要で、クラークを迎えに来たと言う。クラークは行方不明になった仲間を連れ戻すため、彼らのリーダーに会いに行くが、すでにペナンスから移動した後で見つからなかった。クラークはレイヴンやジョーダンたちと共に仲間を救出しに行くことを決意し、ガイアは残ってマディを守る。
ネタバレ感想
母とオクタヴィアを連れて行かれ、完全に1人きりになってしまったホープの元へ送り込まれてきたやたらとイケメンの囚人。
お互いに孤独を埋め合う存在となり、交流を深めていく2人。連れ去られた家族を助けに行くため、10年かけてホープに戦闘技術を教え込んでくれただけでなく、10年後に迎えに来る使徒を倒してブリッジが閉じるまでの5分間でバルドに行けるよう協力してくれたのもこの男〈デヴ〉でした。
この回想を見てしまうと、森で発見したデヴの遺体が途端に感慨深く思えてきます。
サンクタムにも使徒が現れ、生きて辿り着いた使徒はシールド外から「クラークを呼べ」と要求。
ベラミー達が捕まって人質にされたのだと瞬時に悟り、ガイアを援護につけてそちらに向かうことにしたクラーク。
その前に、遺体で発見されていた使徒のマスクを壊さず外すため、メルトダウン事件で未だ傷心のレイヴンに解体を頼みました。
偉大なる真実の使徒を名乗る男は「我がリーダーいわく人類最後の戦いに勝つには君が必要だと。一緒に来てくれ、危害は加えない」とクラークについて来るよう要求し、クラークも仲間の身柄と引き換えにこの要求を飲むと即決。
敵が姿を消せるところを間近で見たクラークは一旦戻って、ガブリエルのキャンプで敵と落ち合う前にスーツの性能について調べて欲しいと再度レイヴンに念押しし、すぐに調べてレイヴンも後からバイクで追いかけるということに。
せっかちなエコーも、5年かけて事態を良くしようとするホープやガブリエルに倣い始めており、3ヶ月が過ぎた頃にはキーマンになるであろう、骸骨相手にチェスをするあの囚人も恐る恐る畑に近付いてきます。
その場ではガブリエルの姿に驚いて逃げてしまいましたが、エコーの提案でホープに湖で溺れたフリをさせて助けさせるというハプニングを演出して誘き出すことに成功しました。
茶番劇ながらも4人は結託し、一緒に暮らしていくことに。この囚人〈オーランド〉は何故ホープのことを知っていたんでしたっけ?
羊飼いの掟である定められた休日に休まなかった罪で流刑されたそうですが、現実でもそれくらいの強制休みシステムが欲しいものです。
タトゥーでレベルが分かるらしく、デヴでさえレベル7だったのにオーランドはレベル12。味方にできれば無双できる存在なのに、うっかりホープの母親のことを『元シールズのテロリスト』と口走ったことで、元シールズの母親が泳ぎを教えないはずがなく、仕組まれたハプニングだったとバレてしまいました。
しかし時間は5年もあるのです。そのうちにエコーはレベル12相手に技の伝授を賭けた決闘を挑み、コテンパンにやられて小屋を明け渡すハメに(笑)おかげで野宿生活になっても、ホープとガブリエルはどこか楽しげでほっこりします。
なんだかんだでオーランドはこちら側についてくれ、残り4年8ヶ月で3人を使徒に育てると約束してくれました。
月日は流れ、ホープはとうとうレベル12に到達し、エコーはショートカットになってジル・バレンタイン風です。
精神と時の部屋システムのスカイリングで5年を過ごした3人にいよいよ決戦の日がやって来ました。
仲間を誰も殺さないように、というオーランドからの条件を反故にして、ただただベラミーのために無力化した迎えの使徒にナイフでトドメを刺していくエコー。もはや友人となっているオーランドのことすらこの場に置いて行くと言い、揉めながらも結局3人はオーランドを置いてブリッジへ。酷いな……。
レイヴンはスーツが思考制御で動いていると発見し、アノマリーはワームホールで使徒は宇宙のどこにでも移動できること、スーツにはクラークの情報も入っていて、ステータスが『バルドへ連行』となっており、クラークの身が危ないことにも気が付きます。
ガブリエルのキャンプに到着したクラークが使徒の男に仲間はどこかと聞くと、「監獄の惑星“ペナンス”を去った。向こうは時の流れが速いんだ。部下をさらに5人殺し、部下の墓の近くに君の仲間と5年過ごした後裏切られて自殺した使徒の囚人の遺体があった」と。オーランドの最期悲惨過ぎませんか。
透明化スーツは厄介で、優位に立ったと思ったいたはずが周りを囲まれていたという初回と全く同じミスをしでかしているクラーク達。
自分の命は良くても、仲間の命を盾に取られては動くに動けなくなったクラーク。
そこへジョーダンが現れ、敵も油断しているうちに透明化スーツを使いこなしているレイヴンがあっという間に周囲の敵を殲滅させました。原子炉の4人に引き続き、更に8人を殺したという事実がレイヴンには重くのしかかりますが、メンタル的に大丈夫なのか?
テントの床下にあったアノマリー・ストーンを見つけ、このワームホールでペナンスに行くための地図も敵から奪ったスーツがあればすぐ候補地が出てきます。えらく便利なものを手に入れたなぁ。
シンボルを選んでいき、詳細不明の4つの惑星を一つずつ試していくことにしたクラーク。
ガイアは残ってマディを守ることとなり、ミラー、ジョーダン、ナイラ、そしてレイヴンと5人でどこに着くかも分からないワームホールへ足を踏み入れます。
皆でせーので入っていないけど時間差起こらないんですか?
5人を見送ったガイアは見えない敵に襲われ気絶し、使徒の生き残りはワームホールのパワーダウンをして初期化しようとしているではないですか。
目を覚ましたガイアは使徒に襲い掛かり、そのまま2人まとめてワームホールに雪崩れ込みます。これ、戻れないんじゃ……?
明らかにペナンスではなさそうな雪山に着いたクラーク達5人も、アノマリー・ストーン無しで立ち往生に。
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▼次回、エピソード5