エピソード6『惑星ナカラ』“Nakara”
あらすじ
ディヨザは記憶を取り出すための拷問を受けていたが、隙を狙って脱出し、助けに来たホープやオクタヴィアと再会する。一方、サンクタムでは武器庫から銃が盗まれる。インドラは、マディを総帥として民の前に立たせようとする。そんな中、仲間を救いに惑星ナカラに到着したクラークたちは、仲間と会えるどころか、その惑星は恐ろしい場所であることを知る。
ネタバレ感想
ディヨザのどこに居ても生きて行けそう感と、その空気を実証する精神力と戦闘能力は安心感すら覚えます(笑)つえぇ……。
ベラミーらを助けようとしたクラーク達が辿り着いた雪山は“惑星ナカラ”という恐らくは死人の埋葬地。
レイヴンの着てきた使徒のスーツがあればアノマリー・ストーンの位置も分かるのですね、なーんだ。
ストーンを目指して進んだ先の細い洞窟ではエイリアンのような生命体に襲われ、レイヴンのスーツが破損しかけております。
20丁もの銃が武器庫からごっそり盗まれ、恐らく溶接作業で亡くなった囚人ハッチの妻ニッキーの仕業なようです。レイヴンがサンクタムに帰ってきたら狙われそうですね。
とうとうラッセル……ではなくシェイドヘダが自分を殺そうとしたガブリエルの子供達を返り討ちにして刃物を手に入れ、それだけではなくガブリエルの子供を唆して武器を盗んだ囚人達と手を組んでガタがきている1つの民を叩こうというのです。
マーフィーが火炙りから助けた子供の父親〈ジェレマイア〉は後々助けになってくれそうですが……。
自力で監禁を逃れていたディヨザと、オクタヴィアを助け出した3人も合流でき、母娘の数日ぶりであり数十年ぶりでもある再会が叶いました。
ベラミーの死でエコーは氷の国のスパイ時代に逆戻りしたかのような冷酷な表情を緩めず、とんでもないことになりそうです。
改めてオクタヴィアから「兄さんが死んだ」とハッキリしたセリフがあり、まだ俄かには信じ難いのですが、ベラミーは本当にあの石の間で死んだのか?
洞窟の壁が動き、分断される5人。
洞窟だと思っていたのは巨大な生物の胃袋で、道中に垂れていた酸は胃液だったのです。
クラークと2人きりになったレイヴンはもうここで死ぬかもと諦めていて、12人の命を奪ったことに対する懺悔が始まります。クラークはレイヴンのことを「あなたは善人よ」と言っており、レイヴン本人は簡単には認められませんが、アビーとのいざこざを思い返すと相当善人ですよ、レイヴンは。
やや頼りないミラーチームは必死にクラーク達が閉じ込められた壁を開こうと苦戦し、エイリアンに対処するための乱射が功を奏して壁が動き、5人で合流できた上にアノマリー・ストーンも見つかりました。
危機感を覚えたインドラはとうとうマディに相談し、民を守るためにも再び総帥として皆に言葉を伝えてくれるよう頼みます。
マディは怯えながらもこれを受け入れて重過ぎる役目を担おうとするも、パニック発作が出て上手くいきません。
ここでようやくインドラは訳を聞いてきたエモリとマーフィーにシェイドヘダがラッセルに移動したことを明かします。
ラッセルを殺せば信者が暴れることが目に見えているし、真実を伝えても信者は神を失ったことになり、さらにシェイドヘダの復活が1つの民にも知れ渡ってしまうというジレンマ。
「砂漠の民ならシェイドヘダに従うし、他者も続くからマディが必要なんだ」と語るインドラに対し、ここでマーフィーがズバリ真理なひと言。「いや、あんたの出番だ。シェルターを仕切ってたのは他でもないあんただと見てない俺たちでも分かる。ボス気質なんだよ。」と(笑)
そうですよ、統率力ピカイチで実質ボスのインドラが正式に総帥になれば無問題。
批判的な声を上げるものにはグラウンダーらしく武力で格の違いを見せつけるインドラに痺れます。
圧倒的な力を見せつけた上で総帥ではなく、あくまで指揮官として民を引き締め直し、囚人達から銃を取り返してくるよう命じました。
清掃係に降格になったらしいレヴィットから石の間は使徒達が待ち構えていて危険だから酸素ファームから外に出ろと教えられたオクタヴィア達。
呼吸器なしで外に出れば長くは生きられないそうですが、バルドは宇宙に近い惑星なのですかね。
1人外に出ることに反対したガブリエルのスーツ攻撃により、油断していた4人はあっという間にその場に倒れ、追いついてきた警備によってガブリエルも捕獲されてしまいました。
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▼次回、エピソード7