海外ドラマ≫≫Suits SUITS／スーツシーズン2　3話ネタバレ感想

エピソード3『激しい攻防戦』“Meet the New Boss”

あらすじ

とうとうハードマンが事務所に復帰した。早速、病院の案件を担当すると申し出るが、ジェシカはあえてハーヴィーを担当に指名する。ハーヴィーは看護師組合のストを阻止すべく、組合代表のベテラン看護師ネルと交渉を始める。しかし彼女は病院側の和解案を一蹴し、交渉は難航。しかもハードマンが勝手にしゃしゃり出て、さらに事態は悪化する。何も知らないマイクはハーヴィーとハードマンの攻防戦に巻き込まれてしまい…。

ネタバレ感想

パートナー会議中に、“プレスコット病院”と看護師組合の交渉の案件をもぎ取ろうとしてきたハードマンを牽制するため、約束もしていなかったのに「でも昨夜この件はハーヴィーに任せたの」と反撃したジェシカに話を合わせるハーヴィー。

自分はあくまでも二番手だと言い、謙虚でユーモアのある理解あるパートナーのフリを続けているハードマンですが、やはり腹の中は真っ黒そう。

ハーヴィーはマイクが隠れてコソコソ請け負っているプロボノ案件を譲らせてそれをそのままハードマンに持って行き「変わったというなら無料弁護で人助けしろ」と押し付けます。

腐っても共同設立者で現ナンバー2に対してもこの口の利きようはさすがハーヴィー(笑)

ジェシカに押し付けられた看護師組合のストを止めさせる件ではベテラン看護師〈ネル・ソーヤー〉に和解案を突っぱねられてしまいました。

しかも、マイクが“無難”だと提案してハーヴィーが既に却下していたストの『一時的停止命令“TRO”』を、勝手に審問の時間を早めたハードマンが申し立てているではないですか。

ここにきてハードマンは横暴な本質を取り繕うこともなく、徹底的にハーヴィー潰しに乗り出した感じ。

それで日和るハーヴィーではありませんが、それはハードマンも同じで、会話の中からハーヴィーがマイクのことを高く評価していることを察してマイクを個人的に呼び出し良いように操るつもりです。

「裏での交渉を君に任せる」と言って、確執を知らず共同設立者に認められたと勘違いするマイク1人をソーヤーのところへ派遣したハードマン。

いかにもマイクらしく、“プレスコット養老ホーム”に入居中の祖母〈イーディス〉を紹介することであっという間にソーヤーの警戒を解いております。しかし、逆に真っ当な言い分で看護師の有り難みを説かれるのがこれまたマイクらしい。

ルイスのパワハラが蔓延るピアソン・ハードマン事務所のアソシエイト満足度調査は他事務所と比べて最下位から2番目という不名誉なレッテルが。

おかげでハーバード・ロースクールの〈シーラ・サズ〉が、ハーバード卒業生を採用させていいものかどうか検討すべく視察にやって来ました。

ルイスとシーラは似た者同士で意気投合し、学内での採用活動は認められましたが、シーラが行った面談によりアソシエイトから「怠けている」と評価されていると知ったルイスは柄にもなく落ち込んでいる様子。ルイスの異変に気付いてハーヴィーなりの辛辣な励まし方と新米時代の苦労話に花が咲く2人。部下のマイクには絶対に見せないだろうハーヴィーのやんちゃな笑顔が見られるレアな瞬間です。

ハーヴィーとの会話をハードマンから贈られたレコーダーでちゃっかり録音していて、「君は最高だ」と言うエールを繰り返し再生しては悦に入るルイスもやっぱり憎めないな(笑)

自信を取り戻したルイスは堂々たるスピーチでアソシエイト達の意識改革にも成功しました。

マイクがお婆ちゃんの協力で得た看護師達の情報を、マイクの思わぬ形で武器にして看護師50人分の解雇通告を叩きつけたハーヴィー。解雇が嫌なら和解案を飲めというのです。

もちろんマイクはこれに猛反発し、自分を挟んでハードマンとやり合うなとお怒り。ハードマンはかつて妻の治療代のためだと言い訳して横領していた金を、実際には愛人のために使っていた過去を話し、信用できない人物なのだとハーヴィーはマイクのことを信じて話しました。

この騒動でスト問題が有耶無耶というかスッキリとはしない終わり方になった感がありました。

未練たらたらなレイチェルとマイクでしたが、レイチェルは自分が振られたのは何か別の理由を隠しているんじゃないかと悟り、自宅にまで押しかけてきてマイクを問いただします。

マイクは真剣に「嘘はつけない。どうしても話せないんだ。人生がかかってる」と言うばかり。まどろっこしいな。

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