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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン5 11話ネタバレ感想

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エピソード11『密告者探し』“Blowback”

あらすじ

逮捕されたマイクは、やり手の連邦検事補アニタ・ギブスに尋問される。レイチェルがマイクの弁護を父ロバートに頼んでしまったため、ついにロバートに秘密がバレてしまう。ロバートはハーヴィーを検察に売り渡すことを勧めるがマイクは断り、結局マイクの弁護はハーヴィーが担当することに。ハーヴィーはギブスにマイクの辞表を見せて取引しようとするが....。一方、マイクの逮捕で起きた危機に乗じて、ジャックは再び事務所を乗っ取ろうと画策する。

ネタバレ感想

てっきり経歴詐称以外の罪かと思いましたが、バッチリ経歴詐称がバレて逮捕されていたマイク。

連邦検事補のアニタ・ギブス〉からは、「あなたが扱った案件はざっと88件。電話に出たり書類を送ったり署名したり出廷するたび罪を重ねた。どれも1回につき9カ月の罪よ」と詰められます。

実際、1案件につき1つの罪しか問えないそうですが、それでも88×9ヶ月で66年の刑期です。

素直に従えば便宜を図るというのは、やはりハーヴィーか誰かに目をつけていて仲間を売れという感じでしょうか?


目の前でマイクが連行されるのを見ていたレイチェルは慌ててハーヴィーに報告。

ジェシカは共謀を疑われるから行ってはダメだと言いますが、レイチェルは「誰かがなんとかしないと!」と飛び出して行き、ハーヴィーもマイクを見捨てる選択なんてありません。

緊急事態も手伝って、とりあえずハーヴィーは事務所を辞めたことを内緒にするという処遇に。

ハーヴィーがすぐに弁護しに来るとは知らないレイチェルはよほど慌てたのか、父親にマイクの弁護を依頼。

とうとう同業で未来の義理の父であるロバートに経歴詐称がバレる事態になってしまいました。

ブチ切れながらも、娘の頼みは聞くらしいロバートは、経歴詐称が事実だと知って「助けてやるから言う通りにしろ」とのこと。

やはり検事補は大物のハーヴィーを捕まえたがっており、ハーヴィーを売るしかマイクが助かる道はないと怒鳴り付けるロバート。

マイクはどうあってもハーヴィーを売るような真似はしないでしょうし、そうなると服役待ったなしか?


ジェシカから知らされたのか、ルイスはドナの自宅を訪ねてマイクが逮捕されたこと、気持ちは分かるけれど今はマイクにもハーヴィーにも近付いてはいけないこと、そうなれば検察に目をつけられること、を言って聞かせます。

皆が危険になると言われて納得はするも、「レイチェルには会いに行く」と急いで出ていくドナ。


ハーヴィーを売る案を断られ担当を降りたロバートと入れ替わりで、入り口で足止めを食らっていたハーヴィーがマイクの代理人として取調室へ入室。

ギリギリの状態のマイクと、それでも勝てるというハーヴィーで激しい言い争いになりましたが、ハーヴィー曰く「お前はボロを出してない。お前はハーバードのデータベースに載ってる。成績証明書もあるし法曹協会にも入ってる。人を助けてきたのも事実だ。偽弁護士だって証拠があるか?本物だと俺たちが証明する必要はない。立証責任は検察側にある」のです。

なるほど。限りなくクロに近くても決定的な証拠がなければ罪には問えないという法を逆手に取った考え方です。さすが一流弁護士。それでも厳しそうですが。


秘蔵っ子が偽弁護士として逮捕されたという事実は既に広まっており、「マイクの昇進に否定的だったのは無資格だと知っていたからでは?」と察してジェシカを追及するジャック。

解任投票では惨敗しましたが、これを機に形勢逆転と行きたいようです。


ドナは病欠扱いになっているハーヴィーの自宅へ行き、フォースマンとの取引きで辞職したから事務所には行けないけれどマイクの弁護をしていること、保釈のために尽力しているけど検察が反対していることを聞き、ハーヴィーにマイクの辞表を取ってくるよう頼まれました。

ギブスとの取引き通り、マイクが元から弁護士を辞めるつもりだったことを証明する辞表を開示することで、保釈金無しでの保釈が認められましたが、検察側は辞表がねつ造だとして取調室で口裏合わせした疑いのあるハーヴィーを弁護人から外す申し立てをします。

なかなか弁護士を呼んでもらえずマイクの権利を侵害された記録が残るビデオカメラの型番まで覚えているというマイクの記憶力がここでも役に立ち、「担当を変えたいならカメラを出して」という判事にギブスは申し立てを取り下げるしかありません。とりあえずはマイクは保釈されハーヴィーも続投の形に。

2人は検察の情報源を探って反撃に出るつもりです。


事務所のピンチに乗じて再び乗っ取りを企んでいる様子のジャックを見たジェシカは、ハーヴィーの現状をルイスに伝え、なんとかハードマンとジャックの方は抑え込むように頼まれました。

ルイスから厳しくハーヴィーの手伝いをやめるように命じられたドナですが「目をつけられたって構わない。私で役に立つなら手伝いたいの、不満ならクビにすればいい」と譲りません。


まずはマイクの秘密を知っていた者リストを作り、ハーヴィーはスコッティに秘密を守るよう念押しに、マイクはトレヴァーに取調べを受けても偽証しろと言いに行きます。

「何度も僕の人生をダメにした埋め合わせをしろ」と言うマイクは人に物を頼む態度ではありませんが、トレヴァーにもその自覚はあるので“家族を巻き込まないため”に約束してくれました。


ギブスはハーヴィーが事務所におらず昼間からボクシングジムにいたことでもう事務所に所属していないことを察し、「辞表はマイクと2人でねつ造したのではなく、ジェシカ・ピアソンに悪事がバレたんでしょ。彼女は世間体を気にして通報せず2人とも解雇した」という微妙に間違っている推理を否定されると、ジェシカも最初からグルだった?なら彼女を売るって手もある」だそう。

ハーヴィーまで辞職していたことが証明されれば、ギブスの真実とは異なる推理に信憑性が増してしまうことに。


ルイスはドナに解雇通知を出しますが、売り言葉に買い言葉での暴走ではなく、マイクとハーヴィーを助けようと必死なドナを自由に動けるようにしてやるためです。

あれほど必死に繋ぎ止めようとしたドナを自ら手放し、背中を押すなんてルイスもなかなかやるではないですか。


父親からハーヴィーを売って取引に応じろと言われたレイチェルは、マイクが助かるならそうして欲しいとも考えてしまったようで、レイチェルから父親の案を伝えられたマイクは「君が一瞬でも裏切ることを考えると思わなかった。僕を待つのが嫌なんだろ!」と検察からの揺さぶりがまんまと効いていてレイチェルを責めてしまいます。

良いタイミングでハーヴィーが来てくれてこの喧嘩は有耶無耶になりましたが、ギブスに辞職を知られてしまい、それを共謀の証拠として担当から外されるかもしれないという悪い知らせです。

フォースマンにバレずになんとか復帰する必要があるということでマイクが思い付いたのはフォースマンの手先を封じて復帰を隠すというもの。「僕なら誰でも共謀者に仕立て上げられる」……なかなかのパワーワードです(笑)


常習犯のジェシカにハーヴィー宅に入り込む方法を聞いて家主の帰りを待っていたドナ。

「手を貸す。グレッチェンは巻き込まない」「俺の秘書に戻ると?」「ええ、戻るわ」「よかった」なんてやり取りがあり、こんな不利な状況でも嬉しそうな2人が元鞘に戻れるなんてピンチはチャンスを体現しているかのよう。最強コンビの復活で幸先が良い。

ルイス自身が戻るよう言ってくれたことも聞き、ハーヴィーはきっとこの恩を忘れませんよ。

 

保釈されたマイクは夜中のオフィスで残業中のジャックの元に現れ、ジェシカ達を狙うのをやめないとムショ送りだよ、ハードマンにも忠告してきた。検察が僕に共謀者を教えろと言ってしつこいんだ。今後一切乗っ取りを諦めなきゃあなたを突き出すよ」と脅迫(笑)

マイクの昇進を推薦したのがジャックだという事実も手伝って、迂闊なことは出来なくなりました。これでフォースマンへの口止めが出来、ハーヴィーは事務所に戻って来れそう。

ロビーで待っていてくれたレイチェルは「1人にしないわ。捕まる心配は最初からずっとあったけどやってこられた。だから今回も乗り越えられるわ」とたとえ服役したとしてもマイクを支えて待ち続ける事を約束してくれました。

 

それにしても密告者は誰なんでしょうか?そもそも秘密を知る人物は限られていて、ジェシカの元彼くらいしか思い付きません。

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SUITS/スーツ シーズン5 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード12

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