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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン4 16話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン4 DVD-BOX

エピソード16『愛の示し方』“Not Just a Pretty Face”

あらすじ

証券取引委員会のケイヒルは、フォースマンが地方検事のウッドオールに渡したはずの金が見つからないという。ハーヴィーはマイクとレイチェルに、ウッドオールの大切な人のもとに金があるはずだとして捜すよう命じる。ハーヴィーは自らウッドオールに取引を持ち かけるが拒絶される。ハーヴィーは12年前にフォースマンとの複雑な因縁があり、今回は何としても彼を 証券取引委員会に突き出したいと考えていた。一方、ドナはルイスからショッキングな事実を知らされる。
そして、レイチェルとの関係を見つめ直したマイクは…。

ネタバレ感想

地方検事時代のハーヴィーはドナと初めて会った日から彼女の頭の良さに一気に惹かれていたようです。

初対面のその日に「あなたの秘書になりたい」と近付いてきたドナとバーで話していた際に、この頃から悪い噂のあるフォースマンに酒を奢られ自分の下で働かないかとスカウトされておりました。


「助けてほしい」とハーヴィーを頼ってきたケイヒルによれば、ウッドオールとフォースマンの結託が明らかになって3ヶ月も経つというのに証拠がないそう。

5日後調査は打ち切られることになっていて後がないケイヒルは本来頼りたくないはずのハーヴィーに頼らざるをえない状況に追い込まれていたのです。


かつてフォースマンに利用されたことがあると、ハーヴィーは買収競争の時にマイクに話しており、ハーヴィーが恥じている過去だと知りながら勝手にレイチェルに話すのはどうなんだ?

「大切な人を利用されたのね、だから他人に冷たくなった」と納得しているレイチェルとマイク。ハーヴィーがドナ以外に大切に思っていたのは誰だ?と思いましたが、話にはちょこちょこ出てきていた弟か。

12年前。

まだまだ稼ぎの少ない検事補時代、夢みがちで無鉄砲な弟〈マーカス〉に頼まれ、レストランを始める出身金を援助してやろうと奔走するハーヴィー。

出直したがっている弟が母親の不倫相手に借金を頼むのを止めるため、ジェシカに予定を早めて弁護士に転職したいと言うも、ジェシカには計画があり、今はまだダメだしどうせマーカスは失敗するから協力はしない、と今と変わらぬ冷酷さで却下されます。

ちょうどドナと出会った日のバーでフォースマンからスカウトされており、無理ならそっちを頼ると言うハーヴィーに「どんな条件だろうとフォースマンと組んではダメよ」と警告だけはしたジェシカ。

自分の影響もあってギャンブル癖のある弟が更生するならどんな協力も惜しまないという覚悟が見えるハーヴィーは、ジェシカからの警告を無視してフォースマンの自宅へ。

なぜ気が変わったのか聞かれて弟の話をすると、「君は雇えない。店が失敗すれば君は私から去る。なら最初から雇わない」と意見を翻され、ハーヴィーは賭けで決めようと持ちかけます。

結局、キャメロンの話になりハーヴィーの忠誠心が認められて賭けは無しで雇われることになったのですが、裏があるのでしょう。


ドナから昨夜「愛してる」と言って逃げ帰ったことを正面から詰められるハーヴィー。

同情されているような口ぶりで慰めたかったと余計なことを言われ、「あなたは私に友情だけじゃなく愛情も持ってるのにこの関係を突き詰めるのが怖いのよ」と怒るドナ。同僚とは付き合わない主義のドナは、今となってはこの関係を発展させてもいいと思っているんですかねぇ。

 

秘書のノーマが突然亡くなってしまい、やり場のない悲しみが怒りの感情に変換されているルイス。いつも文句を言い続けながらも、やはりノーマのことは大切に思っていたのかと思うと泣けます。

ノーマ不在でドナに臨時秘書をしてもらいながら友情も再確認。

そんなルイスは、このままウッドオールの金が見つからず復職してしまえば、不正を知るウッドオールから一番に標的にされてしまうという状況。

ハーヴィーにだけは12年前の事件というフォースマンを逮捕できる情報を持っていますが、それを明かせば同時に弟のマーカスが危なくなるようです。ルイスを取るかマーカスを取るか。

相談を受けたジェシカは、自分の下した決断のせいでマローンが去ったという事実をまだ消化しきれておらず、「私も自分の判断力に自信がないから助けられない」とのこと。


キャメロンの話になった際にハーヴィーが話した内部情報を利用して株の空売りで1億ドル以上荒稼ぎしたフォースマン。

こんな不正は許さないし働く話もナシだと怒鳴り込んだハーヴィーに対し、既に15万ドルをハーヴィーからの金だと偽装してマーカスに受け取らせた後。

自分を訴追するなら金を受け取った事にされているハーヴィー自身も危ないし、マーカスに金を返させるというのも「弟は傷つくぞ。ギャンブル好きから金と夢を奪ったらどうなる?結末は1つだ」と最悪の結末を仄めかされ、動けなくなったハーヴィーでした。


ウッドオールの金の行方を追っていたマイクとレイチェル。

レイチェルの閃きで施設に会いに行った〈メアリーアン・マグラス〉はウッドオールの前妻で、幼馴染でもある彼女は若年性アルツハイマーを患っており、いい施設に入るための費用として、ウッドオールは現金一括の前払いで5年分払い込んでいた、と。

前妻は会話もできず証言できないので証拠にはなりません。

レイチェルから報告を受けたハーヴィーは手柄を褒めつつその足でウッドオールの所へ。

何としてもフォースマンへの借りを返したいハーヴィーは、ウッドオールを説得してフォースマンを売るよう再度取引を持ちかけますが、ウッドオールはフォースマンにこれを報告したようです。

事務所に来たフォースマンは「彼が私を売れば私は君を売るぞ」と12年前の件を持ち出した上に、「弟のことも道連れにする」と卑怯な宣言で牽制をかけてきます。

「ウッドオールが捕まり私も捕まったら、君が私に内部情報を教え弟にも金が入ったと話す」だそうで、「あんたは俺を騙し内部情報を得て何も知らない弟に金をやり俺を脅した」と言えらば「そうだが、私は絶対自供しない」と自分の罪を認めたところでオフィスに入ってきたのはケイヒル

フォースマンの尾行許可が取れて尾行しており、ハーヴィーは盗聴器を仕込んで待ち構えていたのです。

ここに来てこんなありがちな捜査方法になるとは思いませんでしたが、綺麗に自白してくれて万々歳です。

フォースマンは逮捕され、ようやくハーヴィーも大切な人が狙われる日々から解放されて精神的な余裕ができますかね。


ノーマのお別れ会でのルイスの感動スピーチは、順調なマイクとレイチェル、微妙な時期のハーヴィーとドナ、そしてマローンに去られたジェシカにもそれぞれ刺さったようです。

 

マイクは「早く言えばよかったと後悔したくない」とレイチェルに膝をついてお婆ちゃんの指輪でプロポーズ。

こんな急展開になるとは…。

 

ジェシカの予想に反して事業を成功させたマーカスは今や妻子持ちで順調な人生を歩んでいるようで、そんな弟が人質に取られていた12年間はハーヴィーにとってさぞやキツいものがあったでしょうね。

弟に電話をかけ何を話すでもなく他愛のない会話をし、最後には「愛してる」と言えたハーヴィー。

電話を切ったハーヴィーはオフィスに入ってきたドナに対し「君に同情してると言われて考えた。同情はしてない、まったくの誤解だ。君は本当に素晴らしい女性だ。だから……」と言いかけたところを「お別れよ、もう続けられない」と遮られてしまいます。

引き留めるハーヴィーに「ルイスの秘書になる、愛してるわハーヴィー」と去ってしまうドナ。えぇぇ……?

ハーヴィーはドナがいないとダメなのに?

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SUITS/スーツ シーズン4 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、S5エピソード1

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