第1話 導かれし屍たち(First Time Again )
あらすじ
ネタバレ感想
初っ端からとんでもない量のウォーカーと共にシーズン6が幕を開けます。いやほんと、とんでもないことになってます。
モノクロでのシーズン5直後にあたる回想シーン。
重症から目覚めたタラに“ノアを呼んで”と言われ固まるグレンやマギー。言葉にしづらい感情が溢れてきます。
ゲイブリエルは墓穴を掘るのを手伝い、なんだか内部面しているのが腹立ちます。
殺人者は中に埋めない、と無慈悲全開のリックですが、それを言うならお前も中にいる権利は無いぞ。
前回、久々の再会シーンでリックが人間を殺している場面に出くわしたモーガン。そんなトラウマ体験を植え付けられながら、その時リックが手にかけた見ず知らずのピートを外に埋めるために何故彼が駆り出されるのか。なかなか理不尽極まりない。
そこで見つけた谷底に蠢めく大量のウォーカー。ウォーリーを探せかよ。
リック総指揮官の発案でウォーカーをアレクサンドリアから遠ざけるミッションがスタート。
ダリルが半クラでウォーカーの大群を誘導する様は悪の親玉みたいです。
グレンは相変わらず優し過ぎて、殺されかけた屑ニコラスの事までかばっているよう。あまりの聖人ぶりにあのニコラスでさえグレンに懐いてきていて、“自分達とは違う”と自虐を混じえてグレンを評価します。雲泥の差ですよ。まったく。
非常事態に陥り、ディアナでさえも完全にリックに対応を委ね、どうすべきか指示を仰いでいる一方で、自分達が殺される前にリックを始末してしまうべきだと数人の住人に訴えかける反体制派のカーター。運悪くそこに居合わせたユージーンがまんまと見つかり、銃を突き付けられます。更にその場に鉢合わせするリック、ダリル、モーガン。
“俺たちから取り戻せると?グレンやミショーン、ダリル、俺から?誰を敵に回すか分かっているのか?”
ウォーキング・デッドの主役は悪役で間違いないです。目の前で名前を出されたダリル、正直ちょっといい迷惑、と思った事でしょう。モーガンもリックがここまで暴君に進化してしまっていることに戸惑いを隠し切りておりません。どこがI'm good.だ。全然大丈夫じゃないことに早く気づいた方がいい。
まあこのリックにたてついた男、その後悪かったよと和解の握手を交わしリックの子分になっていくのかと思いきや、そのまま流れるようにウォーカーに噛まれてフェードアウトしてしまうという非常に噛ませ犬的なキャラでした。レストインピース。
“殺したかったけどどうせあんな男は死ぬ運命だから殺す必要はないと気付いた”とリックに語らせ、ウォーカーに顔を噛まれもがき苦しむ悲鳴すら計画の邪魔とされ、リックにとどめを刺されるという。
危険因子でありながらさすがに同情してしまう独特の存在でした。
カーターの犠牲の上に成り立ったウォーカー誘導大作戦でしたが、あと少しというところで謎の大音量クラクションで全てがパーに。画面が暗転した後にも鳴り続けるクラクションが程よく不気味です。
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▼ 次回、エピソード2 キャロルがアサシンクリードです。