第9話 「誠意の告白」
あらすじ
マートン卿を訪ねたイザベルは、彼が悪性貧血を患っていることを知る。ロンドンでバーティーと再会したイーディスは再度プロポーズされ、今度は承諾。彼女は婚約発表の前にマリゴールドの件をバーティーの母に打ち明けるが…。一方、トーマスは新しい勤め先が決まり、ダウントンを去る。モールズリーは本格的に教師の道を進むことを決意。そんな中、カーソンは手の震えの症状に密かに悩んでいた…。
ネタバレ感想
トーマスがかなり元気にそして不自然なほど爽やかになっていて安心しました。
採用通知が届き、転職先が決まったトーマスですがこっちが名残惜しいわ!めっちゃ更生してバクスターに“コイルを忘れて自分の人生を生きろ俺からの〈贈る言葉〉だ”とかなんとか言っております。“俺は正しい”の響きすらなんだか違って聞こえてきます。あのトーマスが。
モールズリーは引退する先生の後任を打診されますし栄転ではありますが、時代の移り変わりの象徴ともいえるようにどんどん屋敷から人が減っていくのは少し寂しく感じてしまいます。
やはりアンディとデイジーには何かしらありそうですね。パットモアさんにデイジーの事で恋の相談をするアンディに好感しか持てません。しかし好みの相手でないととことん辛辣なデイジーですからもう少しグイッと行かねばなりませんね。
しかしパットモアさんが“あんたは自分を好きになる男を見下す癖があるね”と無自覚のデイジーを窘めてくれました。
手の震えが出ているカーソンが心配ですね。見かねたヒューズさんが原因を調べるため病院へ行こうと促しますが、カーソンには心当たりがあるようで代々この震えを患っているらしいです。
メアリーの画策でイーディスはペラムとロンドンで再会し、二度目のプロポーズを承諾しました。これは朗報過ぎてウキウキです。
順風満帆かと言われれば、異常に倫理観に厳しい堅物ババァのペラム母にマリゴールドの件を正直に告白し、案の定良い顔はされません。
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▼次回、最終話 エピソード10 心配事のない“愛の巣”へ?