劇場鑑賞≫≫Aladdin アラジン - 何かとサバイバル。

アラジン

あらすじ
- 予告動画
ネタバレ感想
評価(平均点高めの設定です。)
概要

あらすじ

「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの名作を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のメガホンでディズニーが実写映画。生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。

予告動画

「アラジン」本予告編

魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じる。アニメ版でアカデミー主題歌賞を受賞したアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の「ホール・ニュー・ワールド」などおなじみの楽曲も流れるほか、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセック＆ジャスティン・ポールが手がけた新曲も物語を彩る。

ネタバレ感想

一度はスルーしていましたが、公開後の評判の良さにつられて劇場鑑賞のできるうちにと見にいって来ました。

開始からウィル・スミスの顔を見ただけでニヤニヤとしてしまいます。

「Arabian Nights」とともにまるで魔法の絨毯に乗っているかのようなアングルで海を越える演出の疾走感にテンションが上がり、そこから続けざまにアグラバーへと移り、アラジンが歌う「One Jump Ahead」の導入でグッと鷲掴まれます。

この開始5分10分ほどで十分に観に来た甲斐があったな、と思わせられました。

アラジンと出会ったジーニーが魔法のランプについて説明しながら歌って踊る「FRIEND LIKE ME」がとにかく凄い。物凄い。これは大画面・大音響で見ないと損します。危うく地上波でいいや〜とスルーするところでした。

どう表現すればいいのか難しいのですが、実写なのにきちんとディズニーのアニメーションなのが斬新で素晴らしい。なおかつファンタジーの部分の見せ方はさすがディズニーだなぁ、と関心します。まるでディズニーランド(この場合はシーでしょうか？)のシアターアトラクションを体験しているかのような感覚に陥りました。

あくまでも古典的なアニメを基にして作られているだけあってストーリーは王道で誰もがよく知るもの。キャラクターに関しても馴染みがあり過ぎるからこそ実写化した時にあれ？アラジン…？ジャスミンちょっと違うなぁ、とかそういう感想が出るのはしょうがないのですが、それでもストーリーやキャラクターの違和感もどんどん気にならなくなってくるのです。

アラジンに至っては歌い始めてからは紛う事なきアラジンでした。

ジャファーだけはかなり残念でしたが(笑)もっとミステリアスで厭らしい目付きをしたひょろ長い男はいなかったのか、と。

CGの出来がはちゃめちゃに良くてアグラバーの街並みも完璧、歌とダンスも圧巻、とかなりのハイクオリティが続き一体いくらかかったんだろう…と思わず考えてしまいます。

タイトルは『アラジン』というより『ジーニー』…いや『ウィル・スミス』が一番しっくりくるレベルの存在感です。芸達者過ぎる…！

同じミュージカル調でも近頃評判の良かった『グレイテスト・ショーマン』は個人的に全くハマらず好みでは無かったのですがこちらは最高に好きでした。ディズニー実写の最高峰ではないでしょうか。アラジンよりも遥かに大本命に思っていたライオン・キングの実写版が来月公開なのでそちらも楽しみです。