第2話「三の兆候」/ The Sign of Three
あらすじ
シャーロックは、ジョンから結婚式のベストマン(新郎付き添い)を頼まれ驚く。そもそも「高機能社会不適応者」を自任するシャーロックからすれば、ベストマンを務め、列席者の前でスピーチをすることは苦手以外の何物でもない。しかし、シャーロックは、涙ぐましい努力で、感動的なスピーチを披露する。シャーロックはジョンとの冒険談を語り出すが、スピーチの最中にあることに気が付く。
ネタバレ感想
ついにやって来たジョンとメアリーの結婚式の日。シャーロックはジョンの一番の親友として付添人を頼まれます。
シャーロックが社交の場でスピーチなんて…とハラハラしますが落として上げる最高のスピーチで無自覚に感動を呼ぶ結果となりました。
ナプキンの折り方をネットで調べてマスターしていたり、子供の買収に留まらず、頼まれてもいないのに新郎新婦のためにメアリーの元彼にあるあわよくば的な思考を排除したりとそのやり方はイカれているものの二人に対する愛と祝福が見えます。
こうして前半は事件とは離れた和やかで笑えるムードが続きます。シャーロックをも手玉に取る聡明なメアリーがなかなか良い感じ。
スピーチ途中で語られる過去の依頼調査の場面でも男二人の独特な友情にフォーカスが当てられている部分が多くゆるりと楽しめます。
全体を通して普段のエピソードとは一風変わった構成になっていました。
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