海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン1　23話ネタバレ感想

第23話『決断のとき』“Running”

あらすじ

同僚たちが銃を隠匿していることを証言した捜査官が殺害される。事務所は不法行為による死亡だとして、被害者の妻の代理人となり訴訟を起こそうとする。一方、アリシアはピーターか、ウィルか、決断の時を迎えた。

ネタバレ感想

えらく大層な雰囲気で始まりますが、汚職捜査官の内部告発で証人保護プログラムを適用させるためFBIが関与している状況だったからなわけですね。

FBI側はカリンダに入れ込んでいる美人キャリアウーマンのラナが出向いてきました。

麻薬捜査官の仲間から不正に誘われるもこの誘いに乗らず内部告発という選択をしたジャックは妻を連れてアリシア達の事務所に相談しこの場を設けられたそう。押収した銃を不正に隠し持っていると証言し、証拠となる銃の写真を見せた上で、証人保護プログラムによる免責を条件に『隠し場所』を教えると約束します。

ところが、この契約が正式に交わされる間もなく早々に麻薬捜査で仲間とともに踏み込んだジャックが射殺されてしまうという事件が。

踏み込んだ先の売人に撃たれ殉死してしまい、撃った方の売人も同僚に撃たれ死亡となり真相は闇の中。あまりにも出来過ぎた流れと不自然な体液の付着に、誰かがジャックが証言をすると情報を漏らした事で告発を恐れた汚職捜査官達が自分達の手を汚す事なく証言前にジャックを亡き者にしたのでは…と新たな疑惑が浮上します。

ジャックが写真のリストを見て汚職に関わっている人物として示した中にはあの蛇男バートンの姿も。これにはカリンダに動揺が見られましたがすぐに探りを入れていましたね。こんな場面で名の上がった人物と早々に接触するなんてカリンダ自身も危ない橋なんじゃないか、とかその辺抜かりなさそうな割にらしくないなぁ、なんて思いましたが。

ジャックが倒れていた場所と少し離れた位置に付いていた体液の含まれる血痕に着目した事務所側は、不自然な点を洗い出すため弾道解析家に検証を依頼します。

弾道解析といえば、そうマクベイです。これに颯爽と名乗りをあげるのはもちろんダイアン。この二人なんやかんやで続いていたのでしょうかね。

しかし期待したような偽装工作は見られず、特に有利な証言を得られないだけでなく検事局側からも証言を頼まれていると話すマクベイ。

ダイアンは受けて立つといった感じで挑発バリバリでしたがプライベートな面での関係に響かないのか勝手に心配です。

さっそく検事局の人間としてケイリーが事務所にやってきましたね。

引け目などゼロなのでしょうか、全く遠慮無しで嫌味にガツガツ追い込んできます。もはや潔い。

カリンダは思っていた以上に簡単に汚職の証拠となる銃や麻薬を保管している貸し倉庫に辿り着き、バートンとカリンダの関係まで調べ上げてきたラナに裏切りを警戒されつつも力技でねじ伏せたようです。そんなハニートラップ的な感じでうやむやになるFBIって一体…という感じも否めませんが。

汚職は立証されたところで、ジャックの死の真相はというと、仲間達に葬られた訳ではなくDV被害を受けていた彼の妻こそが売人に証言情報を漏らした張本人だったというオチ。

さらに言うと、今回の証言で同僚達を陥れようとしていたのはジャックの方だったらしく、出来る事なら内部不正を公にしたくないクック郡当局から多額の示談金を提示され全てを知っていた妻が夫を売り、大金を得ていたよう。

事件の真相の鍵を握るこの妻に関してはバートンを疑ったお詫びの印としてカリンダがこっそり情報提供してあげていました。

大富豪の娘といい感じかと思いきや、結局ウィルはアリシアに未練タラタラです。

意を決してアリシアに電話をするも、アリシアはピーターの出馬表明会見の真っ最中で舞台袖に待機している状態。