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海外ドラマ≫≫GORTIMER GIBBON'S LIFE ON NORMAL STREET ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~ シーズン2 6話ネタバレ感想

メルと女海賊の物語

エピソード6『メルと女海賊の物語』“Mel vs. The Hidden Herstory of Normal Street”

あらすじ

ノーマル・ストリートの創立記念日を祝うノーマル・デーが近づくなか、メルは町の創立者とされているノーマル船長に関するショッキングな秘密を発見する。

ネタバレ感想

第176回“ノーマル・デー”の祝典で劇の演出家を担うキャサリンは、『海賊から開拓者に:ノーマル船長物語』の海賊役オーディションに忙しそう。

ゴーティマーやレンジャーはもちろん、メルもこのオーディションに名乗りを挙げますが、リアリティーを重視するというキャサリンに「海賊は男だけよ」と言われ審査すらもしてもらえず、仕方なく歴史協会のボランティアに参加する事に。

ボランティアをしながら、ノーマル船長直筆だという憲章の文字がかすれている理由を考え始めたメルは、海賊達が写る写真の中に一人左手で剣を待つ人物がいる事と、左利きのゴーティマーが書く文字もいつもかすれていた事に目を付けますが館長からはノーマル船長の航海日誌に『誰も文字を書ける男がいない』という記述があるので間違いなくノーマル船長本人の直筆だと一蹴されます。

それでも諦めないメルは保管庫に忍び込み、重要書類の入ったトランクの底が二重構造になっている事に気付き、その中からA.Rのイニシャルが入った明らかに女性物のコートを見つけ出します。

そしてそのコートの内ポケットに入った手紙を見つけ、ノーマル船長が町の創立者ではなかったかもしれないという歴史が覆るような重大な証拠を館長に提出するも、保管室に立ち入り貴重な資料を漁り家にまで持ち帰った事を責められ即刻ボランティアを解雇になってしまいました。

その手紙の内容というのが、ノーマル船長がこの町を創立したとされる年の前の年、1840年の日付のもので、『ご婦人へ、ノーマル町の創立申請を却下します なぜなら女性は節度がなく能力も劣るので町の運営には参加出来ません 夫か適当な男性による提案であれば考慮します』と書かれています。

劇でノーマル船長役を勝ち取ったレンジャーと調査を続けると、船長から賭けで馬を勝ち取ったとされる〈アンジェイ・ラントゥング〉の存在が明らかに。A.Rのイニシャルにも当てはまります。

 

2年連続で賞を取った兄を越えようとするあまり力が入り過ぎ厳しいキャサリンは演者達から反乱を起こされた事をゴーティマーから諭され皆と足並みを揃えながら前に進むという方向へ針路を変える事に。

自分のこだわりに頑なだったキャサリンですが、彼女自身も変わろうとしていた時にメルの調査で町の創立者についての矛盾が見つかったと聞かされ困惑しながらも歴史に忠実な劇にすべく脚本を変更します。

女性で左利きだったラントゥング船長こそが真の町の創立者だという主張も子供探偵のお遊びだと相手にせず追い返そうとする館長でしたが、ノーマル船長の七代目子孫でもあるフレッドが、既に見つけていたノーマル船長の秘密の日記に全てが記されておりメル達の調査を裏付ける内容だった事を明かしたからです。

こうして、劇の内容はレンジャー演じるA ・E・ノーマル船長とメル演じる女船長アンジェイ・ラントゥングが手を組み、ノーマル・ストリートを創立したのはアンジェイ・ラントゥングだったという真の歴史に忠実な脚本で上演される事となりました。

 

“歴史から学ばぬ者は歴史を繰り返す”

歴史は時々見直す必要がある

そして波風を恐れなければ小さな歴史を創れる

メルと女海賊の物語

メルと女海賊の物語

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▼次回、エピソード7

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