エピソード6『針』”Needle”
あらすじ
事態は山場を迎える。
ネタバレ感想
1話を残してほぼ全ての謎が解明されました。
深夜に買い物を済ませたアレックスは、かなりの強硬策に出ようとしており、ドラッグストアで買い付けた注射器片手にウォルターを訪ねるシミュレーションにいとまがありません。
メロンはウォルターに見立てた練習台だったわけですか(笑)
日が昇り、車に乗ってウォルターの自宅を訪ねに行くも応答はなく勝手に上がり込んでいったアレックスは、寝室に散らばった書類を見ていよいよウォルターがガイストに押し掛けて行った事を確信し、ガイスト社に警告の電話を入れます。
電話をしながらモーテルに戻ると、なんと部屋の前にウォルターの姿が。
ガイストに行く前に一緒に釣りをしようと誘われたアレックスは、ポケットに注射針を忍ばせたままこれに応じます。
前話で訝しげな表情を見せていたことから、ウォルターが話すほどに疑惑に対する答え合わせをしているのだろうな、と思いますが、湖畔に行き着いてようやく対峙することとなった二人。
ウォルターが引っかかった狙撃兵の記録に関してのアレックスの答えですが、普通狙撃兵は『ヤード』を使うらしく、アレックスは1100『メートル』と表現したのが間違いだったそです。
それだけだとただの言い間違いで通用するかもしれませんが、店を出たウォルターは車に乗り込みしばらくその場で留まっていたようで、アレックスが店から出て来てモーテルの部屋に帰る姿や、バスで来たと言っていたはずの彼女が自前の車に乗り込み買い物に行っていた事、更に夜が明け車で出て行った彼女を尾行すると行き先は自分の家で、あろうことか無人の家に上がり込んでいる現場をしっかり見ていたそう。
もはや言い逃れは出来ません。
とは言え、次の瞬間踵を返して走り出したアレックスに少し笑ってしまいました。もうちょっとクレバーに立ち回るのかな、と思いきやの全力ダッシュ(笑)
もちろん追い付いてきたウォルターは何が目的なのか問いただしますが、アレックスはパニックに近い状況です。
それでも職業柄すぐにそれらしい策が思いつくアレックスは、彼女の取り乱し様を見て落ち着かせようとする姿勢になったウォルターに対し油断させて虚をつこうと「全てを話すわ」と言いながらポケットの注射器に手をかけます。
いざぶっ刺そうとした時、同じポケットに入れていた携帯電話が落ち、それに目をやったウォルターは注射針の存在に気が付きました。
咄嗟に彼女の腕を掴み、アレックス自身の腕に注射器の中身を全注入するウォルター。
あわあわとよろめきながらボートに乗り込み湖へ出るアレックスにも思わず笑ってしまいました。ボート乗るんかい(笑)
意識のあるうちにオードリーへと電話した内容が「しくじった」の連絡です。
真相は想像よりもアッサリというか驚きが少ないのが残念ですが、次回でシーズン2最終話のようなのでこれ以上のしてやられた展開は無さそうですかね。
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▼次回、エピソード7