エピソード2『怪物』”Giant”
あらすじ
ガイスト本社とレナード社長の農場をお披露目。
ネタバレ感想
テンポが良いを通り越してあまりにも駆け足に感じる展開の速さです。
殴られ置き去りにされたモーテルの駐車場でけたたましい警報を鳴らし続ける車に気付いたジャクリーンは、湖畔で拾った車のキーを作動させると警報は止まります。
車に乗り込み車両登録証を確認すると、そこにはモーテルで見つけたクレジットカードと同じ〈アレックス・イースタン〉の名前が。
ついでに住所も載っていたので、自衛のためにスタンガンを購入した上、盗んだ車で持ち主の家を覗きに行くという割と考え無しな行動に出るジャクリーン。
その家に居た忙しない女性はなんとあのガイストで受付係から大出世を果たしたアジア系の〈オードリー〉ではありませんか。
この時点でもうガイスト社の幹部に到達するとはえらく話が早い。
その後もあからさまな尾行を続けてガイスト本社に辿り着き、モーテルで見つけた薬のケースに刻印されていたロゴと同じ会社だと分かるとなんとかして社屋に入り込もうとします。ま、ここもすんなり潜り込めるのですが。
懐かしのクレイグもホームカミングが撤退したと同時に本社で治験の管理を任されているようですね。あっけなくスタンガンでのされていましたが、まあ彼はそういう役回りなのでしょう。
駐車場に着いたオードリーが、C.ベルファストと書かれたコリンのネームプレートを叩き割ったのを見るに、シーズン1からそう時は経っていないようです。むしろ直後かな?
社内を探索するジャクリーンは上手いこと幹部の個室に辿り着き、部屋を漁っている最中に自分の写った写真が貼り付けられている事に気付きゾッとしました。
と、ここで館内放送が入ってきてレナード氏の強行スピーチの模様に移ります。
このスピーチに関して直前までオードリーと揉めていた様子でしたが、刑務所に入る事になるだのという話はシーズン1の一連の事件関連での話なのですかね?
レナード・ガイスト像が未登場だったシーズン1からは考えられないようなスタンスで未だに違和感が拭えません。
社員の前で色々とぶちまけられては不都合なのか、オードリーはヒートアップするレナードのマイクを音響係に詰め寄り無理矢理切らせ、演出の目玉として用意していた風船を撒き散らす事でその場を有耶無耶に終わらせます。
そしてここから。こんなにも足早でトントン拍子に真相解明に向かっていたのも肯ける展開が。
人でごった返すパーティー会場で、ジャクリーンとオードリーはお互いを見つけ出します。
人混みをかき分けようやく二人が対峙したかと思いきや、オードリーは突然ジャクリーンにキスをかまし、「アレックス、今までどこにいたの?」と、明らかに知人、いやそれ以上の関係にある事が発覚しました。
ジャクリーンこそが探していたアレックス本人で、彼女とオードリーは恋人同士のような関係性だったのでしょう。
ここまではまあ想像の範疇です。よくあるパターンです。
これに続いてオードリーが言った「ウォルター・クルーズは?」という台詞であのウォルターが関わっている事や、彼をどうしようという目論見があるのか、その過程でジャクリーン改めアレックスの身に何が起こったのかなど新たなミステリーが生まれるもんで自ずとテンションは上がってしまいました。
ウォルターは今作も続投なのでしょうかね。うーん、楽しみです。
▼Amazonプライム・ビデオで視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード3