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エピソード17『タイムリミット』“One Hour”

あらすじ

ドンが不在の中、大手レコード会社社長の息子が誘拐され、身代金320万ドルが要求された。社長の息子を救うため、グレンジャー(ディラン・ブルーノ)を中心に息詰まる時間との闘いが始まる。

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ネタバレ感想

セラピー中には携帯電話の電源も切るよう言われて落ち着かないドンの代打を務めるのは、えらく鼻声のメーガンです。風邪ですかね?

今回はそんなメーガンが頭一つ抜けて有能な心理分析官だと知らしめるようなエピソードにもなりそうです。

今回の事件

 

ドンがセラピーに通っている間に、毎朝新聞配達をする11歳の少年〈ホセ・サンティアゴが、突然住宅街で巻き起こった銃撃戦の末に誘拐されてしまいました。

 

 

明らかに尾けられている感じで、一時は護衛によって阻止されかけるも、その護衛が撃たれてホセは誘拐されてしまいます。

どんな重要参考人かと思えば、ストーン・ラドロン・レコードという大手レコード会社の会長〈チェ・ロボ・サンティアゴの息子だったのです。

この親父が“18丁目メキシカリ”出身で、雇っている護衛も18丁目のメンバーなのだとか。出たな、ギャング集団。…となれば、ただの身代金目当ての誘拐ともまた違った線が出てきそうな気配も。

犯人からのファーストコンタクトは、現場で押収した護衛の携帯にかかってきた連絡で、「1時間以内に320万ドル用意しろ」というもの。

事件解決の方程式

 

犯人からのIP電話を使用した連絡を逆探知するため、パケット再伝送の分析モデルを使います。

 

オフィスから指示を出し、捜査に非協力的だったチェ・ロボを電話越しに説き伏せ、アミタに専門家としての協力を仰ぐメーガンのテキパキさが素晴らしい。今日のメーガンは、マドラーに使う木の棒を噛みながら飄々とジョークでも飛ばす暇は無さそうです。

メーガンだけでなく、ドンのセラピーを通して部下達の頼もしい姿が見られる構成が熱い。

ドンから「実に頼れる奴だ」と評価されたデビッドは、現場でもいつにも増して頼もしさが溢れ出ております。

 

命に別状はなかった方の護衛〈オロホス〉のもので、犯人との連絡に使われた携帯は、事件の直前にIP電話に変えられている事が分かり、部屋を調べるとチェ・ロボの納税申告書が出てきて、いくらまでなら現金をすぐに用意できるか経済力を探っていた様子。

デビッドがオロホスを問い詰めると、「メキシコ系と白人のハードな2人組にハメられたんだ」との事。

 

なんだか久しぶりに見た気がするチャーリーのしっかりした計算の結果、320万ドルという中途半端な数字から犯人が本当に欲している金額を算出し、その数字がそっくりそのままレコード会社創業時の資本金と同じ額だと分かります。

チェ・ロボに心当たりを聞けば、ずっと昔に2人の男があるアジトを襲撃し、そこには予想以上の金があり、それぞれ165万ドルが手に入ったそう。

2人の男のうちの1人はもちろんチェ・ロボ自身の事で、その時の取り分で会社を設立し軌道に乗せたチェ・ロボに対して、相棒だった〈ナシオ・ドゥーケ〉は半年で金を使い切り強盗で捕まった後、出所して金の無心に来ていたそうです。

普通なら殺しているところを、息子のために良い父親になろうとして踏みとどまり、ドゥーケを街から追放させたのが2年前の事。

 

第一印象が微妙だっただけに、どんどん味のある皮肉キャラとして好きになってくるコルビー。今回も「損な役回りだぜ」なんて言いながら、320万ドルを背負って街を駆け巡るという男気溢れるファインプレーを見せてくれます。

犯人のドゥーケからの連絡で度々短い間隔での場所移動を指示され全力疾走してくれますが、FBIはスーツだとかジーンズだとか、絶対に走りにくそうな装いでよく走らせれております。ジャージとか着ておけばいいのに(笑)

どんどんバレていく尾行を排除しながらコルビーが走らされている迷路を読み解いたチャーリーの言う終点に賭けたメーガン。

おかげで犯人に遅れを取ることなく引き渡し現場に選ばれたホールに人員を配置出来ました。

辿り着いたコルビーに目配せして足元に銃を仕込んでくれるデビッドの良いコンビさったらない。

命懸けのコルビーを救ったのはチャーリーの謎解きと、数学的勘で、本当に良いチームらしく事件は解決。

 

ドンはセラピー中に自分の中の剥き出しになった闇と対峙する事になり、ドン自身も驚き落ち込んでいたようですが、自分が居なくても周りが上手くやれるんじゃないか…という不安を持つより、自分が育て鍛え上げた部下達を信じるという方向性を示すセラピストが良かったです。

それを踏まえて自分無しで事件解決に至った部下達のプチ打ち上げに笑顔を溢すドンがこれまた良かった…!

 

現場には出ず、不自然なほどにバストアップのショットが多かったメーガンにおや?と思いながら注目して見ていたところ、ラストの事件解決後に皆が談笑している場で机の下に見えるお腹が膨らんでいるようでした。

あぁ、やっぱり女優さんが妊娠しているのですね。

立ち上がるシーンでも、ノートパソコンなんかを使って大きなお腹を映さないようにする巧みなカメラワークでした。

チラッと映った感じではかなり大きく臨月っぽかったようなので、いつメーガン不在回に突入してもおかしくない感じです。

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▼次回、エピソード18

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