海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ～天才数学者の事件ファイルシーズン4　13話ネタバレ感想

エピソード13『ドンの直感』“Black Swan”

覚せい剤密造所を強制捜査したドンは、近くにいた男を拘束。彼の車からは銃など怪しい品々が見つかる。偶然網にかかったこの男は、ロサンゼルスで爆弾テロを企む組織のメンバーなのか？

ドンにしてもチャーリーにしても、タイプは違うものの指導者として人の上に立って教えたり示したりする立場なんですよね。

相変わらず兄弟間では上下関係が出来上がってはいますが。

覚醒剤密造所を検挙したドンは、職務質問をスルーしてその場から立ち去ろうとしている男〈ミーチャム〉を見て長年の勘が働き連れ戻すよう指示します。突然走り出したミーチャムを捕らえてみれば、車の中にはダクトテープや手錠、銃といった誘拐犯が使うようなものばかり。

5ヶ月前モンタナ州から免許を切り替えているミーチャムは、調べによると銃所持派の反政府団体ニュー・アメリカ・フロント“NAF”と関係があるようです。

NAFは、国税庁ビル爆破計画でリーダーが逮捕されて以降メンバーは離散していますが、襲撃のために資金集めをしている可能性も。

ミーチャムの車にあった携帯用GPSでマークされていた場所から、ディリクレ分割の時系列的重なりを分析します。

仲間を炙り出すため、ミーチャムの車をバーに停めて放置していたところ、張り込みをしているコルビーとデビッドの目の前で仲間らしき男達が車から積み荷だけを持ち去って行きます。

すぐに尾行し隠れ家が割れると、向かいにある空き家にカメラを設置し再度張り込みを続けることに。スパイっぽくて楽しいですな。

仕掛けておいたカメラに映った顔写真を顔認識ソフトで照合すると、1人目は暴行、武器不法所持、脱税で逮捕歴のある〈クイグリー〉、2人目は暴行、武器不法所持で逮捕歴のある〈ライケン〉と一致。隠れ家や使っている車はミーチャムの名義で登録されてありました。

事件やテロを未然に防ぎたい一心で、自分の勘に従って違法ギリギリの捜査をするドンとメーガンは衝突し合っており、見かねたラリーはこの仕事を辞めるという選択肢も提示します。

しかし、一旦状況が打破し始めるとあっという間に2人の掛け合いから隠れ家に大量の爆弾がある可能性が確信に変わるという急展開です。

ミーチャムとの取引の場面でも、暴走しかけるドンを制御するメーガンの存在はやはり必要に思えました。

実行犯に成り代わったクイグリーを銀行で見つけ、大量の爆弾に臆する事なく説得を試みたドンの言葉が効いて自ら投降させる事に成功。

張り込みで大活躍したデビッド・コルビーコンビと、メーガンやラリー、アミタを招いてのエプス家でのディナーが良かったです。長らく家族と会えていないアミタのために思い出の食事のワッフルを自作するチャーリーも粋でした。

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▼次回、エピソード14

何かとサバイバル。