エピソード14『死のチェックメイト』“Checkmate”
あらすじ
ドンの元恋人ロビン・ブルックスがカリフォルニアに戻り、ギャングの大物“Jライト”の訴追を担当することに。公判で証言予定の3人が次々と殺されたため、ドンのチームが捜査に乗り出す。更に次のターゲットがロビンであることが判明し…。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン4 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
今更感がありますが、チャーリーは2日間のFBI訓練に参加して護身術と射撃を身に付けるみたいです。
今回の事件
マフィアの裁判の証人になるはずだった2人が襲われ、3人目のところにも配達人を装ったアルバニアマフィアの殺し屋が現れ、デビッドとコルビーに射殺されています。
標的は“ビクセル”の元メンバー〈レジー・スミス〉で、1ヶ月前から保護されていたはずが襲撃に気付いて逃げ出したようです。
襲われたうちの1人で、刺された囚人から臨終供述を取る検事は、ドンの元々カノで懐かしのロビンです。えらい髪型が変わっていてこんな顔だったかな?という雰囲気ですが、出演はS2のep20以来
ロビンによれば、被告は〈ジェロビ・“Jライト”テイラー〉という殺人、強盗、脅迫、誘拐何でもありな組織のリーダーで、いわばロスのゴッドファーザー的存在です。今も拘置所から仲間に指示を出しているのは間違いないものの、その方法は判明していません。
情報が流れるのはJライトの右腕で仮釈放中の〈ドワイト・“ヘビー”レディック〉で、他にも膨大な人数がファイルにアクセスできたようで、数を絞るためにも慣れない訓練に奮闘するチャーリーの助けが必要です。
事件解決の方程式
時間リンク解析を使ってメールを分析。
面会を禁じられているヘビーに代わって、頻繁に面会をしていた〈リーバイ・ホルト〉の存在が浮上しますが、住所も免許も何もなく、まるで透明人間のようだとコルビー。
電話番号が以前デビッドが奉仕活動に行っていたレクリエーション・センターだと分かり、リーバイを訪ねて何を話しているのか聞くと、「Jライトにチェスを教わっている」と。
リーバイの心を溶かすために、アランの元へ出向いてチェスを学びたいと教えを乞うデビッド。半日でどうにかしようというのも雑な話ですが、会話のきっかけくらいにはなるかもしれません。
ロビンに情報提供の嫌疑がかかり、元恋人を取り調べするしかなくなったドンは複雑です。
ロビンのパソコンは昨年で6回も修理に出されており、そのうち5回は〈アンジー・ヒース〉が担当していました。
アンジー・ヒースは強盗犯で、その共犯者に証人のレジー・スミスの記録が。ヒースはロビンのパソコンから情報を盗み拘置所のJライトに流していたのです。ヒースとスミスは結婚していた過去があり、標的が元夫だと知ったヒースが情報を流し、スミスが逃亡。
FBIが向かった時には既にヒースもスミスも殺し屋に始末された後でした。
ロビンへの疑いが晴れたところで、今度の標的がロビンだと発覚。
保護されたロビンに渡したロマンチックなプレゼントにGPSを仕込んでいるというのが興醒めでしたが、おかげで暗殺者の手にかかる事なく危機一髪のところをドンに助けられたロビンなのでした。
貧しい不遇の少年時代を過ごしたデビッドにとって、リーバイのような少年は自分と重なって気にかかるのでしょうね。頼る存在が居ないところに手を差し伸べられ、悪党だろうと崇拝している現状からすれば、この先転落していくのは目に見えています。
実はチェスの練習の中に次の標的を示す指令が暗号で隠されており、ノートにメモした練習成果をヘビーは毎度見に来ていたのです。
そして、次の標的はリーバイだと分かりデビッドが急いで保護しようとしたところに手下を連れたヘビーが現れます。
かなりマズイ状況ながら一歩も引く事なく役目を果たしたデビッドは立派でした。
窮地のデビッドの所に駆け付ける救世主がコルビーというのもお決まりのパターンで安心できます。
デビッドとリーバイは良い友達になれたようでこれまた安心です。
まさかのドンとロビンは復縁モード。ドンはわりと節操のない色男ですが、今回はいつまで続くのやら。
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