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海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル シーズン4 15話ネタバレ感想

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン4 コンプリートDVD-BOXPart 1

エピソード15『もう1つの戦争』“End Game”

あらすじ

クレイ・ポーターの自宅が軍人の一団に襲われ、父と妹が拉致される。殺人容疑を受けてメキシコに逃亡していたポーターは、家族を救うため帰国。ドンたちが拉致の動機を探る。

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ネタバレ感想

S4エピソード4で、恋人殺害の容疑がかかっているも無実で、最終的には真犯人を狙撃して逃げたと思われたクレイ・ポーターの件が蒸し返されるようです。

確かにあの事件のラストは連行中の犯人を殺された割に「今ごろメキシコだな」なんて呑気に放牧モードだったのが違和感ありありな終わり方でした。

 

一般家庭の“エコ化計画”に〈ウォルディー教授〉を巻き込んでもはや止められそうにもないアランや、僧院にビールを持ち込んだ上に僧侶を殴って出禁になるラリー、ロビンと復活愛を育む最中に麻薬課から呼び戻した元カノからの事件報告が入るドンなど、ナンバーズの大人達は皆それぞれどこかしら抜けております。

今回の事件

とある家庭に銃を持った3人の男達の押し込みが入り、父親と娘〈ローリー〉が拐われる事件が起こりますが、この家の家主というのが半年前の事件の渦中にも居たクレイ・ポーターでした。

末の妹〈ジェンナ〉だけは襲撃時キッチンにおり、咄嗟の判断で屋根裏に隠れて様子を伺っていたので無事に救出されます。リーダー格以外の2人の男の顔を見たジェンナは「兄の部隊にいた人たちよ、写真で見た」と断言。

誘拐犯はポーターの部隊に所属していた海兵の〈ジェームズ・ピンクニー〉〈カルロス・ルイーズ〉で、休暇中に無断で離隊している事が分かります。

隊長の〈ライアン・フェラーロ〉イラク人捕虜殺害容疑で3ヶ月前に起訴されていましたが、ルイーズ達の協力で昨日脱走しているという背景から、リーダー格はフェラーロと見て間違い無さそう。

フェラーロを告発したポーターに対する報復で今回の誘拐騒動を起こしたと見られますが、そんな事より何故さっさと逃げないのか。

父と妹を人質に取られたポーターは、2件の殺人で指名手配されている身でありながら、5時間前に偽IDでメキシコから入国している姿が監視カメラ映像で確認できました。

 

コルビー曰く、脱走と家宅侵入の手口は海兵隊の軍事作戦に通じるらしく、フェラーロとポーターの行動を予測してもらうためチャーリーに依頼が。

事件解決の方程式

 

空軍が考えた航空戦闘理論OODAループ分析を使って、勝利に必要な意思決定サイクルを考慮する事で対立する2勢力の行動を予測。

 

 

ポーターの妹であるジェンナやフェラーロの妻は、戦争で人が変わってしまった家族に対し同情心などかけらも持ち合わせていないような反応なのが気になります。

 

ポーターが頻繁にやり取りしていたプリペイド携帯の通話記録が割れた事で、基地局から大体の居場所を掴んだFBI。チャーリーの分析からはフェラーロがポーターを北へ誘き寄せている状況が丸わかりで、身を隠さねばならないポーターが24時間営業のコンビニで食糧を調達すると踏んで張り込むとすぐに本人が見つかりました。

すったもんだありながらコルビーとデビッドが何とか連行してきたポーターですが、先の2件の殺人に関して確証がないまま拘束する事も出来ず、「釈放しろ」と予想外の決断を下したドン。

不当逮捕したり指名手配犯を釈放したりついて行けませんよ…」と困惑顔のデビッドに「コーヒーでも飲んでろ」との言い草。このまま拘束が続けばポーターの家族が殺される現状を鑑みて、敢えて釈放する事でフェラーロを追わせて人質救出に賭けている様子のドンですが、リズだけでなくデビッドにも教えてやれよ、ボス(笑)

おとりにするのは規則違反だそうで、ある意味いつものドンらしいやり方です。

一晩中ポーターを見張ることになったデビッドとコルビーはうんざりした様子で、更には車のタイヤをパンクさせられ逃げられてしまいました。

 

フェラーロの逃亡を助けた際にヘリを操縦していたのは、元海兵でフェラーロの隊に所属していた〈ジェイク・レナー〉だったと判明。

デビッドとリズがレナーの自宅に向かうも既にパソコンからファイルが盗まれ、レナーは殺された後。その場からバイクで立ち去るポーターにまたしても出し抜かれる形となりました。

しかし調べによればレナーが射殺されたのは2日前の夜で、ポーターの犯行ではなく、報酬アップを要求したがためにフェラーロに殺された模様

 

チャーリーのOODAループ分析は難航し、フェラーロとポーターそれぞれの目的が間違っており、家族の救出と報復という前提で進めると両者のルールが一致しないと言う結論に。

それを踏まえて統計的意思決定理論で予測を立ててみると、フェラーロの目的はポーター殺害ではなく生け捕りにすることで、それが正しければ次の戦場の場所も自ずと絞られてきます。

 

フェラーロが殺した反政府分子のイラク人は復興費の150万ドルを強奪して村のどこかに隠していたらしく、その一部をフェラーロが見つけて妻に5万ドルの送金をしていた辻褄が合います。

残りの金の在処も吐かせようとして拷問をしていた挙句にポーターの監視下でイラク人が死亡。死の間際にイラク人がポーターに金の在処を教えたと思っているフェラーロは、ポーターを生捕りにして場所を吐かせたい訳です。

拉致されていた父親の死を報道で知ったポーターは「親父に会わせてくれ…」と自らFBIオフィスに現れます。しかし150万ドルの事はフェラーロからの『家族と引き換えに金をよこせ』

という連絡で初めて知った、と。

2件の殺人を認めるから残された妹ローリーを助けてくれ、と懇願するポーター。

「妹が助かればそれでいい」と悲痛な訴えを聞いたドンは、検事であるロビンに司法取引でどうにかならないかと頼み、軍での功績を理由に減刑、という形で進めるよう手配してやりました。

 

エストチェスターの隠れ家が判明し、さすが元軍人なだけあって戦術に長けているポーターは自ら囮となって妹を助けに行くしかないんだとドンを説得。

FBIは現場から離れた位置で待機せざるを得ない時はあんな突入の仕方になるんですね。車から振り落とされるようでは捜査官にはなれません。

ここからは急展開でローリーも助かり、ポーターの逃亡生活にも幕が降りました。

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▼次回、エピソード16

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