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海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン 8話ネタバレ感想

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エピソード8『エジャートン逮捕』“Ultimatum”

あらすじ

エジャートン捜査官が、コステロというチンピラの殺害容疑で連邦刑務所に収監された。エジャートンは容疑を否認。かつて逮捕したサラザールという麻薬界の大物が獄中から密輸ビジネスを指揮しており、それを潰すには先月同じ刑務所から脱獄した腹心の部下ガルシアの証言が必要だと言う。

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ネタバレ感想

掴みはオッケー的なタイトルですが、同時にタイトル詐欺の予感もビンビンで御座います。

今回の事件

エジャートンは、単独で追い詰めるも他の獲物のために時間制限付きで泳がせていたチンピラの〈ビンセント・コステロが何者かに殺されているところを発見し、そこに押し寄せた警察に現行犯逮捕されてしまいます。

ドンもその場に居て気まずそうに視線を逸らしますが、こりゃハメられたのではないとすれば潜入捜査みたいな茶番でしょうな。

拘置場がいっぱいという理由でいきなり刑務所にぶち込まれるFBI特別捜査官というのは有り得る話なのでしょうか?

 

FBIが2000年から捜し回っており、その後エジャートンが逮捕し今から入れられる刑務所に居るという〈ザビエル・サラザールは、塀の内側から未だにヘロイン密売組織を牛耳っているそう。

そして、その手下の逃亡を助けたとして逮捕されたエジャートン。

なるほど、自分をブチ込んだ相手をハメるためなのか、ご丁寧にエジャートン名義のオフショア口座にサラザールの会社から50万ドルの入金まで。エジャートンのナイフが現場近くで見つかっていたりと、状況証拠がガッチガチに揃った中でどう挽回していくのか。

鍵はひと月前に脱走した部下の〈フェリペ・ガルシア〉で、ガルシアの居場所をバラそうとしたためにサラザールの指示で殺された、と主張し、“B17”なるダイイングメッセージにも言及しますが、親交のあったドンにすら簡単には信じて貰えません。

 

ここでエジャートン、とんでもない暴挙(笑)

なんと付き添いの刑務官を殴り倒し1人を人質にとってそのまま逃亡。これで1件は確実な罪が出来てしまいました(笑)

緊急封鎖された刑務所内でドンはデビッドとコルビーを連れて、エジャートンが逃げたとされる屋上に向かうも逃亡に関する知識は誰よりも熟知しているだけあって影も形もなく…。

 

監視カメラを確認するついでに、ドンは“B17”について気になってはいたのか、B棟の17房に誰が入れられているのかも調べさせました。

デビッド曰く「凄腕の捜査官だけれど社交性がなく半日1人で映画館に」と称されるエジャートン(笑)映画好きとして痛いところを突かれるようでほっといてやれよ…とも思いますが、確かに半日は居過ぎかもしれません。

エジャートンと同じ所属の〈ガルビン〉率いる逃亡犯捕獲チームが捜査を担当するのですが、ガルビンも「彼は一匹狼で毎晩寝る場所を変えるという重罪犯と同じ傾向があって暗黒面に寝返りやすいタイプ」とエジャートンの人間性の危うさを評価。

 

耐震工事以降新たに設置されていた通気孔を通るという何のサプライズもない逃走経路を使っていたエジャートンですが、ドンの隙をついてコルビーを人質に取り立て篭もります。

専門家として、連邦刑務所内で起きた事件として、FBIの仲間が人質に取られた状況を鑑みて、それぞれが事件の指揮権を巡って対立しかけますが、ドンはエジャートンを前にして引き鉄を引けない自分に気が付き身を引きました。

 

立て篭もり中のエジャートンは、チャーリーとのテレビ電話を要求。

脱走などしておらず成りすましでまだ刑務所内に居ると読んでいるガルシアを探すよう頼むのです。それだけが唯一の無実を晴らせる方法で、今はチャーリー頼みになるしかありません。コルビーの命もエジャートンの運命も全てが懸かってきました。

事件解決の方程式

 

縦断的社会化プロセスを囚人に応用して6000人の中から答えを導き出します。

 

まずチャーリーが考えたのは、ガルシアが生き残るために所内で結託した相手が居るという事。

チャーリーの計算とドンの経験上の勘であっという間に候補は7人にまで絞り込めていて、話を見逃したかな?と思うほど。

〈ピート・ルゴ〉〈ショーン・ピニエロ〉〈ハキーム・ワトキンス〉〈テレル・ポスト〉〈ロバート・オーティス〉〈ランディ・シャノン〉〈マシュー・ナン〉の7人が調べられ、マシュー・ナンがガルシアとIDバンドを交換する取引に乗ったと発覚。

 

何度も命を狙われるほど手薄な警備状況を訴えていたらしいガルシアでしたが、7回も移送命令を取り下げた書類にあったサインは全部同じ名前が…今回起こった一連の事件で鼻息荒く指揮権を主張した保安官の〈トンプソン〉です。

しかし実際にサラザールに手を貸していたのはトンプソンではなく、ガルビンの方でした。

そして、エジャートンはこの汚職を暴くためにわざと逮捕されて白昼の元チャーリーに謎解きをさせていたのです。

ガルビンから独房に案内され、今にもガルシアを殺すところだったサラザールはドンによって射殺。ガルビンは逮捕。

壁を爆破され今にも殺されそうだったエジャートンはすんでのところでコルビーを解放しており、口座の開設もガルビンの仕業だったと判明して無罪放免とまでいかずとも先行きは明るそうです。

 

エジャートンとニッキーという誰得カップルは置いといて、相変わらずイチャついているデビッド・コルビーコンビは今日も絶好調でした。

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▼次回、エピソード9

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