エピソード9『陰謀』“Conspiracy Theory”
あらすじ
世界向上機構の会議で爆破事件が発生。世界向上機構は裕福な有力者の集まりで、FBIのチームは過激な陰謀グループの関与を疑う。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン5 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
今回の事件
健康問題や科学支援に取り組む世界向上機構“GEO”の会議中に、〈ジョン・ブース〉と名乗ったウエーターの男が仕掛けたと思われる硝酸アンモニウムを混ぜたTNT爆弾が爆発。
現場検証中に再び大規模な爆発が起こり、FBIもあわや巻き込まれるところという大惨事に。
爆発があったビルの所有者〈ハンソン〉を始めとするGEOの会員は億万長者の集まりで、他人からの恨みは存分に買っていそうな人物ばかり。
有力な武器商人でFBIの監視対象となっている〈ジャスティン・コッペン〉も会員の1人で、フリーメイソン的な話なのか、世界を再編成させているとネット上で噂になっているGEOと、FBIは共犯説まであるらしく、2度目の爆発は捜査に来たFBIを狙ったものである可能性も浮上してきました。
破損してしまった監視カメラ映像の復元をチャーリーに頼み、偽名を使っていた謎のウエーターが、捜査官の脅迫で逮捕歴のある〈ロイ・マクギル〉だと分かります。なんとこの男、3ヶ月で5度も国防総省に行っている司法省の要注意人物だと言うのに何故ここまで誰もピンとこないのか。
マクギルを連行するも、明らかにプロの仕業と思われる手口で捜査資料のビデオが狙われており、チャーリーの大学や自宅、さらにはデビッドの車まで強盗被害に。
解放されたマクギルは本物の陰謀論信者で、到底プロの強盗犯には見えません。
2つ目のカメラも仕込んでいたらしく、それをこっこり回収しに来たところをコルビーとデビッドに見つかりますが、カメラを見つけたところでどこからか狙撃が。
うまく交わして狙撃場所の屋上に踏み込みますが、遠隔操作できるリモコン狙撃銃があるのみ。まんまと犯人に騙される翻弄されております。
事件解決の方程式
どんな物質も一定の熱が加わるとスペクトル線を放射するという『脱離エレクトロスプレーイオン化』を応用し、採取した指紋を大学の分光計にかけてデータ比較し地理上で一致させる事で犯人の住所を特定。
マクギルが仕込んでいたカメラで“白人同盟”の〈ジェフ・ジョーンズ〉に辿り着き、更にはジョーンズとハンソンの密会現場を写真に押さえていた無鉄砲なマクギルの仲間のお陰でハンソンの逮捕につながりました。
動機としては、ビルを保存対象から外し爆破テロに見せかける事でその土地に高層ビルを建てて一儲けしようというもの。
ジョーンズとの発砲騒動になった際にリズを助けたのも、エプス家周辺やFBIを盗聴していた人物も、その正体はCIAで、イマイチ目的が分かりませんがこれからその辺が深掘りされていくのでしょう。
GEOだけでなく、世間で噂されているようなさまざまな陰謀論が出てきてなかなか楽しい回でした。
ラビに通い人生に行き詰まっているドンは宗教観の違いでロビンと仲違いしかけたり、チャーリーはアミタが元彼の所持していた大麻で逮捕された経験があると聞いて過去の知らない話にショックを受けたりと色々ありましたが最後には2組とも仲睦まじく終わります。特にチャーリーとアミタのラブラブっぷりが目立っておりました。
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▼次回、エピソード10