『第4話』“Episode 4”
あらすじ
ミアとエドの関係が強まる。レオ達は新たに意識を持ったシンスの跡を追う。
ネタバレ感想
専門家によれば、ソフィーは新しい心理障害“JSOD”で、人間と違って完璧で優しく穏やかなシンスに自分を重ね、無意識下でシンスにミラーリングしている可能性があるそうです。
“何かの出来事”をきっかけに人間とシンスの境界線が薄れたのではないかと指摘されますが、ホーキンス夫妻にとっては心当たりがあり過ぎるでしょうね。
しばらくはシンスと離れて人間と過ごすのが良いとの事ですが、自宅にはマティーが直したオディが居ますし、既にオディとソフィーは絆を深めつつあります。
もはやここまでシンスが社会に溶け込んでるのなら一定の確率で避けようのない流行り病にも思えますが、ローラは想像以上に取り乱し、子供の側に居なかったと自責の念に駆られている様子。
回収されて保管されていたニスカの私物から見つけ出した連絡先を使って、ベルリンから〈アストリッド〉を呼び出していたローラ。
なりふり構わないというか、デリカシーなんてそっちのけというか、ある意味でニスカに対する裏切りのようにも感じてしまいますが、まあ突破口にはなりそうな相手です。
それにしても何の説明もなくニスカの名前だけを告げて呼び出していたのか、「彼女が人間じゃないと知った時どう思った?」という質問に「何の話?」と困惑顔のアストリッド。せめてニスカ自身の口から伝えさせてあげたかったところもありますし、ニスカ以上にショックを受けているアストリッドに何とも言えない気分になりました。
それでも事実を知ってなお「彼女は人間よ」と言えるアストリッドだからこそ、ニスカも嫌われたくないと感じたのでしょう。
エドと一線を超えたミアは満ち足りた幸せを感じている様子で、ますます人間味が出て来ています。ただ、エドは母親の施設の費用を滞納しており一括返済しないと退去させられるという所まで来てしまっていて大変そう。
エドとミアを店の外から覗き見ていた〈ダニエル〉はやたらと挑発的な態度ですし、早速障害だらけです。
覚醒して助けを求めているシンスを迎えに行ったはずが、ヘスターの提案に乗って、シンスを囮にしてテンの事を撃った自分達の敵が何者なのか後を尾けようとするレオ。
一人で心細いだろうシンスを囮にするだなんて駄目だと制しても、この案に乗っかってしまったレオと決定的な価値観の違いが生まれた事で、良心の塊マックスがここでレオと離れる事に…。
すっかり良くなったらしいカレンと、他にも意識のあるシンスが大勢居ればカレンが自分を偽って生きなくて済むと躍起になるピート。
調べるほどに何らかの組織の力が働いていることや、セラフィムは意識のあるシンスの事を指す言葉ではない事が分かりました。
元々自分がいた会社の求人を見て、倉庫作業員として一から働く事になったジョー。ところが、整理解雇のはずが、どこか様子がおかしい事が気になり、娘のハッキングの腕を見込んで会社のパソコンをハッキングして内部情報を知りたいとマティーに頼みます。
調べるうちに、解雇する人材はシンスが決めたようだと発覚。
更にガスメーターを見たいと業者を装って家に上がり込んできたシンスが繰り返しローラ宛に裁判を止めるよう脅迫文を読み上げ続けます。
ここに来て意識の暴走や、シンスそのものに対する恐怖心を煽りにきているのか、立て続けに嫌な雰囲気が。
ちょうどマティーと一緒にかつてミリカン博士の家だった場所に行っていたオディが帰ってきて、人間では歯が立たない招かれざる客を強制終了してくれましたが、これでオディにプログラムをインストールして意識を芽生えさせた事までバレてしまいました。
経済難に苦しむエドは、ダニエルの口車に乗せられたのか、ミアの事を強制終了。意識のあるシンスは金になるとでも聞いたのか?あんなに幸せそうだったミアが不憫でなりません。
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▼次回、エピソード5