エピソード5『サム』“Sam”
あらすじ
オードリーの独断でしたことが店に損害を与えるかもしれない事態になり、オードリーとオットーはケンカをする。オットーが妻を疑い、調査しているのを知ったマリウスは彼に手を貸す。そして調査を進めていくうちにオードリーの金銭トラブルが明らかになる。一方、カーリーは得体の知れないいとこの過去について質問をする。そしてジュリアは以前関係のあったランスとヨリを戻そうとする。ヴィンスはマリウスの弟、エディに新しい仕事を与える。
ネタバレ感想
エディは監禁状態でも憎めないキャラなのか、リチャードを始めとするヴィンスの手下達から酷い扱いを受けながらもどことなく気遣われて同情されているという不思議な関係性です。
意外と近くにいたマリウスはエディの足の指が切られた事で激昂し隣の店を燃やしてヴィンスを燻り出して殺してやると騒ぎますが、カロリーナは慌ててそれを制し、とにかく金を返せばエディは助かるのだから金庫の中身が空だったならその行方を追うよう言い聞かせます。
そして、ヴィンス怖さに危ない橋は渡りたくない、と言った立ち位置だったカロリーナもエディに対する仕打ちを間近に見て段々と気が変わったようで、マージョリーに会うと約束してくれました。
さて、免許証問題が解決したばかりのマリウスですが、今度は取調べを受け終わってデスクワークに復帰するテイラーが少年を暴行したバーに行って防犯カメラを確認してパンクさせた証拠を探すと言い出し、またピンチです。
防犯カメラを見られれば、トランク開けたさにマリウスがわざとナイフでタイヤを刺した真犯人だとバレてしまいますし、身バレに繋がる危険大。
他人に成りすましているばかりに常にやる事が山積みのマリウス。
金庫を業者に開けさせた上に、入っているはずだったドッカリーの現金が空っぽだった事を隠しながら核心に迫りたいオットーはオードリーと言い争いに。
そうこうしているうちに、事務所の前に居たマリウスを保釈金立替を求める客だと勘違いして横取りしようと話しかけてくる人物が。以前オードリーが話していた、婿入りしてライバル社のANBでのし上がった身内です。
こんなあからさまに顧客を横取りしようとは(笑)
〈ショーン・バックナー〉
バーンハート事務所のライバル関係にあるANBの代表。
〈サム〉
20年間勤めたバーンハート事務所から最近ANBへ鞍替えしている。
オードリーに借りがあるとか。
同業者でサムのそばを離れない残忍な用心棒。
〈トニー〉
サムと懇意にする飲食店のオーナー。
サムは6週間前にバーンハートからANBに転職していて、彼に連絡している形跡のあるオードリーが金庫の番号を変えたのも同じ頃だということで、サムが金庫の15万ドルを盗んだのでは？と疑うオットー。
マリウスのアイデアで、サムをビグスビーから引き離してやや手荒い手段で盗んだ金を出せと要求するのですが、詐欺やスリに手慣れ過ぎているのはバレてもオッケーなのか？笑
一応、そこもオットーからツッコまれていてネットで見たと誤魔化してはいましたが、確実に疑問を持たれるであろうに、意外と危険な橋を渡るのですね。
そして、サムとオードリーの浮気を疑っていたオットーですが、オットー自身が13年前に浮気をやらかしていたとか。
マリウスが詐欺師だと見抜いたサムはオードリーにそれを伝えます。
オードリーの動きを不審に思ったマリウスは質屋に出向き、オードリーが15万ドルだけでなく担保として預かった品まで質に入れている事を確認。
情報だけで終わらず副産物でちゃっかり高級時計を茶番劇に使ったニセモノとすり替えて来るのがマリウス流でニヤリとさせられました。
自分自身が詐欺師だからこそ、黒幕がいてオードリーがカモられている事に間違いないと気付いたマリウスは、その大元を探る事に。マージョリーの言う通りエディの指がかかっている期限まで3日ですけど大丈夫なのか。
驚きだったのが、テイラーが関係を持つ人妻シャノン。なんと夫はショーンで、夫婦揃ってANBの看板モデルまで務めていました。
それにしてもカーリーは何を理由にこうまで執拗に探偵ごっこをしているのでしょうか。
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