エピソード1『再会』“The Double Up and Back”
あらすじ
マリウスは、バーンハート家との関係を深めたいと期待して農場を再び訪れるが、過去に追いつかれ、詐欺師としての生活に引き戻される。ジュリアは大きな秘密を抱え、その一方で自身の人生と家業を危機にさらす重大な法的問題に直面する。
ネタバレ感想
スニーキー・ピートはこのシーズン3で打ち切りになったと言う事で、どの程度まで謎や伏線の回収がなされているのかが見ものです。
普通に面白いんですけどねぇ。
バーンハート家に自分の居場所を見出しつつあったマリウスですが、バグウェルにいとこだと思っていた男の本名を聞いたジュリアから車で轢かれかけた上で出て行けと叱責され、また孤独な道へ。
ジュリア達の両親は不仲でテイラーは父親からの虐待まで受けていた事がマギー宛の手紙に記されており、カーリーはこれまで聞いてきた両親像とあまりにかけ離れた現実に愕然としております。
そして、父親から受けた暴行すら愛のムチだったと言い張り、両親の不仲を認めようとしないテイラーがカーリー以上に心配ですね。
マリウスが去ったバーンハート家に複数のパトカーがサイレンを鳴らして急行してきて、オードリーの件が蒸し返されたのかと思いきや、逮捕されたのはジュリアでした。
組織犯罪法違反と司法妨害の容疑だとの事で、どうやら恩知らずのヴァレリーが国境付近で捕まった際にジュリアだけを売ったそう(笑)
長年追っていたルイス・メルカドの訴追をお釈迦にされかけた事で検事総長の怒りを買っている上に、家宅捜索で奪った金も出てきてしまったので資金洗浄の罪にも問われます。
駅まで追いかけてきて「いつでも帰ってきていいぞ」と農場の合鍵を渡してくれるオットーの優しさがマリウスには沁みる事でしょう。
その場でオットーにかかってきたジュリア逮捕の一報を聞き一緒に裁判所に出向く事になります。
弁護士として面会を済ませていたランスによれば、雇っていたジュリアが逮捕された事でバーンハート事務所の営業免許まで取り上げられてしまった状況だとか。
ジュリアを保釈させようにも免許がない状況なので、宿敵ANB事務所のショーンに話を通してくれないかとサムに頼み込みますが、ショーンがタダで動くとは思えません。
そこでマリウスがテイラーと共謀して一芝居打ち、ジュリアの釈放書類を紛れ込ませて無事にジュリアは釈放に。
しかし、ジュリアがヴァレリーを逃した事で免許剥奪になってしまった事でブチ切れるオードリーは、ジュリアを首にします。これはさすがにあんまりですね。オードリー自身が清廉潔白ならまだしも。
ミシガンで何か因縁深い事があったらしく、二度と組んではならない相手だと分かっていながら結局リジーからの仕事の誘いに乗ってしまったマリウス。
ジュリアから酷く拒絶された事で投げやりになってやはり自分は生粋の詐欺師でこの道しかないと闇堕ちしているんですかね。
リジーはというとかなり美人でマリウス以上にやり手な雰囲気。不二子ちゃんタイプのリジーがシーズン3を引っ掻き回してくれそうです。
エディもまた見たいのですがカロリーナと帰って来てくれませんかねぇ。
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