エピソード5『姿の見えない男』“The Invisible Man”
あらすじ
マリウスとジュリアは、詐欺の一環としてカリフォルニアへ行くことに。オードリーとカーリーは、ライラの居場所を突き止めるために複数の手掛かりを追う。一方ブリッジポートでは、マリウスを支配下に置き続けるために、リジーがバーンハート家の店を訪れてある行動を起こす。
ネタバレ感想
カーリーはオードリーが寝ている隙にジュリアに母親が生きている可能性がある事と、カリフォルニアに来て一緒に探さないかと聞きますが、ジュリアはジュリアでいっぱいいっぱいな状況です。
サイ・ルビネックからの連絡なんかがいつも不自然な感じでマリウスの自作自演説が強まっておりますが、40万ドル工面のために奔走しているマリウスに対し、偽りの家族が枷になっていると焦れるリジーは、バーンハート事務所に近付いて警告してみたりと元恋人でも関係なく手段を選ばなさそうなタイプで要注意過ぎる…。
ライラが買ったとされる車の現在の所有者の女性を探して会いに行き話を聞くオードリーとカーリー。
今まで12年前に亡くなったと思い散骨までしていたはずが、なんとライラと最後に会ったのは2〜3年前だと言います。
ライラはポロ・クラブの男と付き合っていたと聞き、クラブへ手がかりを探しにいったところ、カーリーがテックスと風力発電所の土地を見ていた時に現れた出資者の男が居るのを発見。
ライラに子供がいる事も初耳で、ライラがピズモに越して以来音信不通だとの事。
キルベインとヴィニエティを掌の上で転がすくらいはマリウスにとって朝飯前で、サイ・ルビネックからの要求でカリフォルニアに来いと指示があったと依頼者兼資金繰り担当の2人を騙し、母親探しの件でカリフォルニアに行きたいけれどマリウスの見張り役で側を離れられないジュリアのジレンマをまんまと解消。しかもプライベートジェットですぐに出発とは(笑)
そして、案の定サイ・ルビネックはマリウス自身でした。これに関してはシーズン3まで見てきた視聴者なら、ベンチでのやり取りをしていた時のマリウスの話ぶりを聞いた時点でほぼほぼ読めていた人が多そうです。
リジーは結局バーンハート事務所を顧客として訪ね、25万ドルもの保釈金を工面させた上にピートの名前を出した盛大なネタバラシをしながら逃げるという大暴れっぷり。
キルベインがただの金持ちな良い奴になっていてマリウスの小賢しい屑さが目立ってしまう現状では、ジュリアの良心の呵責は限界スレスレです。このままでは何かの拍子に暴走したジュリアがサイの正体はマリウスだと言ってしまうのも時間の問題でしょう。
テイラーとロレインの仲が急速に縮まってしまいましたが、祖父と孫の両方と男女の仲になるとは…俄には信じられませんな。
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