エピソード7『妹』“The Little Sister”
あらすじ
オードリーはマリウスに、一緒にライラを捜してほしいと協力を仰ぐ。彼らは、ライラの人生が想像以上に込み入ったものであったとすぐに理解する。オットーとテイラーがリジーを追ってロードトリップに出発すると、ロレインを巡って2人の間に緊張が走る。
ネタバレ感想
ライラの車とチャックの手下の車は派手にぶつかり事故を起こしておりましたが、マリウス達が追いついた頃にはライラの姿はなく、車を捨てて逃げた様子。
とりあえずテックスの家まで皆で戻ってくると、到着していたオットーとテイラーも合流です。
オットーとテックスは初対面で、馴れ馴れしく話しかけてくるテックスに対し、杖を突き付けて追い払うオットー。幼い頃の妻を捨てた屑親に一矢報いるのは愛ですが、そのテックスの家に滞在している身なのになぁ、と思わないでもない(笑)
テイラーからリジー逃亡で25万ドルの保釈金がパァになる恐れがあると聞かされ、ジュリアの立場はますます複雑に。
ヴィニエティの計画に乗ってマリウスを信じ込ませて彼らに売れば自分の身は守れます。しかしマリウスは、リジーの25万ドルをヴィニエティ達を騙して稼いだ400万ドルの中の自分の取り分から払うと言うので、マリウスの詐欺が失敗に終わればバーンハート事務所の廃業は決定的。自分を取るか家族を取るかの究極の選択です。
ただ、マリウスの側に居るほど交渉術も学べるのか、ジュリアはヴィニエティに対してリジーも一緒に捕まえる事を約束させました。
ヒッキーの娘を失望させながらも本物の絵画を持ち出せたマリウス。これは後味が悪いですね…。
リジーも手伝いながら隣同士の豪邸を2軒使って慌ただしいペテンの始まりです。
サイ・ルビネックの代理人のフリをしたリジーは、GPSを切らせてキルベインの隣の家のガレージにヴィニエティとジュリア、キルベインを集めてそこで本物の絵画を鑑定させます。
その間に予め黒カビ除去と称して潜り込んでいたキルベインの家のワインセラーにアレクサンドルを招き入れ、これらが自分達の物だと見せるマリウスとリジー。
上手くいっているようにも見えますが、水面下ではリジーを追ってきたオットーとオードリーも動いており、いつ鉢合わせしてもおかしくない状況です。
しかし、突然現れた2人を臨機応変に上手く使ってしまうのもマリウスが天才詐欺師たる所以。
ジュリアの揺れ動く心やヴィニエティのやり口などお見通しなマリウスは、ジュリアから事前にスっておいた発信機をオードリーのポケットへ忍び込ませます。
リジーに2人を隣家に閉じ込めさせると、2人で痺れを切らしたキルベイン達の前に戻るも、サイ・ルビネックが現れると思っていたキルベインは不満げ。
ヴィニエティは突入の合図『パンダ』を発し、雇われていた部隊が入ってくるも、彼らの目の前にいたのは普通の老夫婦。
オードリーとオットーなら大丈夫そうですし、こりゃ上手くかわしましたね。
それはそうと、ランディも自宅で殺されているのが見つかりましたし、ライラの行方は謎のままです。
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