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海外ドラマ≫≫Top of the Lake トップ・オブ・ザ・レイク チャイナガール 1話ネタバレ感想

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第1話『事件の始まり』“China Girl”

あらすじ

クイーンズタウンでの少女失踪事件から5年。ロビン・グリフィンは10代で産んだ娘を追うようにシドニーへ戻り、街の警察署へ配属になる。一方、ロビンの娘メアリーは里親ジュリアとの確執に悩んでいた。

第1話 事件の始まり

第1話 事件の始まり

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ネタバレ感想

前作の『消えた少女』から数年後、こちらがシーズン2の扱いです。

アジア系の女性が夫と連れ立って、深夜に遺体が入っているとしか考えられないスーツケースを運んで崖の上から落とし、水中に沈めているシーンから始まります。

トゥイの事件から数年後、未だ現役で刑事を続けている〈ロビン・グリフィン〉

 

なんとまあ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のブライエニーでお馴染みのグェンドリン・クリスティーの姿が!190cmを超える長身だとおや?と考える間もなく彼女だ!と分かって嬉しくなります。相変わらずかっけぇなぁ。

グェンドリン・クリスティー演じるミランダ・ヒルマーソン巡査〉は、シドニーに戻ったロビンの新しい勤務先の後輩で、訓練中にクスクスニヤニヤ笑っていた警官連中と打って変わって彼女を慕い、歓迎しております。

シーズン1での、ニュージーランドで繰り広げられた児童の性的虐待事件解決と、その流れで上司を撃ったことは女性警官の賛辞の的になっており、内輪ではかなりの有名人のよう。

この作品の女性映画監督であるジェーン・カンピオンの作品の中では、フェミニズム色がかなり濃く描かれていて、『トップ・オブ・ザ・レイク』のシーズン1でも男は大半がロクでもなく、女性に関しては生に対する原始的な強さみたいなものが強調されていました。

そんな監督の作品なのでシーズン2でも初っ端から、女上司を小馬鹿にするどころか過去の事件を匂わせて挑発するようなイケすかない小物達がいる反面、その女上司ロビンを崇拝する女性も居るという分かりやすい構図です。

それにしても、ロビンの上司〈エイドリアン・バトラー〉のあのマニキュアは必要ですか……?そこにばかり目がいって話が入ってきません。

と思ったら、障害持ちの息子〈パディ〉がやってくれたのだとか。

シーズン1の事件から5年が経過してようやくの職場復帰となったロビン。しばらくあの土地に留まって、当初は結婚予定だった〈ジョノ・ミッチャム〉とは破局してしまったようです。

ロビンが撃った〈アル・パーカー〉はロビンに対する民事訴訟を起こしており、最近になって「ロビンが自分を撃ったのは個人的感情だ」と主張を変えたのだそう。

この件でお偉方も多少はロビンに対する疑念を持ってしまっているのかもしれません。

 

例のスーツケースを遺棄した夫婦が関わっている売春宿で、娼婦達に英語を教えて慕われている〈プス〉

〈シナモン〉と呼ばれる仲間が居なくなったと心配していた娼婦達ですが、彼女が浮いてきてしまっているスーツケースの中身でしょうか?

〈ブレット・アイルズ〉という青年もかなりシナモンに入れ込んでいる様子で、突然店から姿が見えなくなった彼女を心配しております。

 

シドニーに戻って2週間、アルコール依存症と戦っている弟〈リアム〉のところで居候しているロビンでしたが、彼と同棲している〈ダン〉の部屋を奪ったこともあり、やんわりと早く出て行くよう言われてしまいました。

レイプされて生まれた子だと知って傷付いて欲しくないから絶対に手放した娘とは会わないと覚悟を決めていたはずが、〈メアリー〉から届いた生みの親に向けた感謝の手紙を読んで、ついついその住所を検索してしまう精神的に不安定なロビン。

 

プスと付き合う良い所のお嬢さん〈メアリー〉は、彼を自宅のディナーに招きます。メアリー……という事はこの生意気でやさぐれている少女がまさかのロビンの実の娘ということです。

メアリーが育った家もまた癖が強く、母〈ジュリア〉〈イザドア〉という女性に走って家を出ているも、週に3日は戻ってくるような関係で、夫〈パイク〉はそれを受け入れているも娘からは嫌悪感を露わにされているというなかなか見ない環境です。

ディナーはうまくいかないどころの騒ぎではない結果に。ゴリゴリのフェミニストであるジュリアを逆撫でするような会話しかしないプスと、真っ向から彼に反撃するジュリア。

そんな中で、父親に17歳のメアリーとの結婚の許しを求めるプス。

ジュリアに反発するかのように両親の目の前でプスを寝室に誘うメアリー。色々ととんでもねぇな。

どう見てもいかがわしいゴロツキのプスに盲目的に首っ丈のメアリーも、娘に気を遣い過ぎる父親も、ヒステリックで我が強い母親も、どいつもこいつも異常過ぎます。

 

警官が何人か住んでいるアパートを職場で手配してもらい弟の家を出るも、あまりにも酷くうなされているロビンは心配して様子を見にきたミランダの部屋に招かれました。

いきなりVRゲームでも始まったのかと思うようなCGでしたが、夢でうなされていたのか。

ロビンを励ますために道化を演じて見せただけにしては、かなり本腰が入っているミランダのキャラはあれでいいんでしょうか?笑

翌日、かなり寝不足で出勤しているロビンはエイドリアンから、アルが面談を希望しているから彼と会うよう言われております。そうこうしているうちに署内で警報が鳴り、ビーチに漂着したスーツケースの割れ目から人間の黒髪が出たと業務連絡が入ります。ミランダを連れて行けと指示され、渋々彼女を引き連れて現場に出たロビンはスーツケースの中の遺体とご対面。

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トップ・オブ・ザ・レイク

▼次回、エピソード2

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