エピソード6『デザート』“El postre”
あらすじ
レオとフアンとエンリケは、ある事件で帰宅が難しい状況になる。アナの家には気まずい空気が流れる。デザートを食べている時に、予想外の展開になり、戦いが始まる。4人は妬みや心の傷を余すことなく打ち明け合う。その後、恥ずかしくなり、お互いの顔を見られなくなる。
ネタバレ感想
ふざけ合いと言い争いの繰り返しをただただ見せられていたわけですが、6話で最終話です。
また険悪な空気になってしまい、対フローラとも対マリアともヒートアップしてしまうアナ。
ティナのフォローをしに行くフローラは一見親友想いの優しさに見えますが、確かにアナの言う通りティナの気持ちを利用して操っていた節があり、悪どいところも。マリアの本の出版にあたって、大衆に受けるよう大幅な改変に納得させるためティナを使ったのは事実です。
なんやかんやで和解してそろそろ帰るとお開きモードな自分以外の三人に、「ケーキを食べるまで帰さない」と言って玄関に鍵までかけていたアナ。そして全員のスマホまで回収している準備の良さ。手にはナイフを持っていてサイコな笑みが恐ろしい。
自分が持つ他の三人への嫉妬の感情をぶち撒け、逆に自分にも嫉妬していると認めろと迫るアナ。
いい加減馬鹿馬鹿しいを通り越してウンザリしてきたところで、マリアがアナに向けて突き立てたナイフが仲裁を試みたフローラに刺さってしまうというまさかの展開に。
男性陣のテントは何故か燃えてしまっておりましたが、犯人はレオで、マシュマロに寄ってきたアリを見つけてウィスキーをかけても死ななかったから焦って火をつけたそう。色々とダメだこりゃ。
しかも車の鍵はテントの中に置いていて、帰るに帰れなくなってしまった三人。本格的に大変なことになって来ました。
自分の行いを後悔しながら必死に探したフアンのおかげで鍵が見つかり、三人がアナの家に着いた頃にはちょうど大惨事の中、返り血を浴びたアナがナイフを持っていた場面という(笑)
アナならやりかねない、というキャラなだけに何とも言えない間が生まれることに。
幸いフローラの傷は浅く、マリアとティナも軽傷で済みました。
これだけの大騒動になりながらも、なんだかんだで結局笑い合えてしまえるのが親友たる所以でしょうか。
昨夜の出来事は四人だけの秘密にしようという協定が結ばれたことで、より一層連帯感も生まれた様子。
フアンとマリアも元鞘に戻れたし、全て解決かと思いきや、結局殺虫剤は仕込んでいたということか?続きがありそうな終わり方ですが、シーズン1で打ち切りな気配が凄い。
それなりに笑えはしたものの、6話通してしつこいくらいに短いスパンでの同じ展開の繰り返しなのは少々クドかったです。
しかし、少なからず人間誰しも嫉妬心は抱えていて当然なわけで、そこにスポットを当て過ぎなぐらいに当ててここまでカオスに振り切るのは斬新さがあるかもしれません。
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