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海外ドラマ≫≫The Baxters バクスター家 ~愛と絆~ シーズン1 3話ネタバレ感想

バクスター家 ~愛と絆~ シーズン1: 舞台裏

エピソード3『和解し難い相違』“Irreconcilable Differences”

あらすじ

ダークはアンジェラにティムとの関係を終わらせるように言うが、アンジェラは怒って立ち去る。ティムは離婚の書類をエリザベスに託す。結婚生活を守りたいカーリはティムの元に行き、衝撃の告白をする。

和解し難い相違

和解し難い相違

  • ローマ・ダウニー
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ネタバレ感想

新居を探していて良い物件は見つかったものの、サムが購入を迷っているのだと母親に相談しているエリン。

この街が全てで、この街に住み続けたいとエリンが考えているのは勝手ですが、サムからすればそりゃ転勤の可能性もあるとのことなので二の足を踏むのも当然かと。

エリザベスは自分もかつて同じ岐路に立ったと話しており、その結果ジョンの通勤がかなり遠くなってもこの街に家を買ったのだそう。これだけ聞くと母も娘も自分の気持ちが一番で決して妥協はしないと言っているようにも感じてしまいます。

エリンがこの街に住み続けたいのは生まれ育った場所であり、両親や姉弟が近くに居るからだとすれば、この自分達が人生の主役だと言わんばかりの密接過ぎる家族に対し、サムが第二のティムと化してしまうという懸念はないのでしょうか?

カーリを訪ねて実家に来たティムは、応対した義母に狼狽えるでも言い訳するでもなく、淡々と離婚届の入った封筒を渡して去ろうとします。

もちろんエリザベスはそれだけかと引き留めて、「ジョンも私も息子のように接してきたのに」と詰りますが、そういう恩着せがましさも離婚の一因になったのではないかと思ってしまいました。

あなたたに関係はないと言い切ってその場を去ったティムは酒臭かったらしく、エリザベスは慈悲深くも昼間からアルコールを煽って来たのであろう裏切り者を心配してる、と自分では思っている様子がありますが、実際にエリザベスは言うほど慈しみの心を持った聖女なのでしょうか?笑

アルコール中毒の過去があるとかならまだしも、「お酒の臭いをさせてここに来たのよ」といつから飲酒するようになったのかカーリに厳しく問い詰める一幕も。カーリの反応からしても、宗教観的に多少の飲酒も罪に当たるのか……?

3話見てもバクスター家に感じる多少の違和感は拭えないまま。これがサスペンスやホラーな感じでサイコな宗教家族の共依存的なテーマならかなり面白いのですが、決してそうではなく本気の宗教を交えた人間ドラマなんですよね。

離婚届を受け取ったカーリは意を決して妊娠検査薬を開封。騒動があったことを差し引いても、自分自身が断固離婚拒否する側なら何故今まで検査をためらったのか。

家族にどれだけ諭されてもやはりカーリはティムへの執着を隠そうともしません。何度も電話し、無視されるととうとうアンジェラのアパートへ突撃。そもそも、ここに関しては離婚という重大な選択にあたって有責側にもかかわらず話し合いを一方的に拒否してしまったティムにも大きな非がありますが。

そして、カーリと対峙した時のティムがいちいち余計なことを言うクズ野郎でしかないので、どちらにも肩入れできずに感情が宙ぶらりんになりがちです。

カーリはここで「妊娠した」と起死回生の一手を打ってサインしていない離婚届を突き返しました。これを聞いて一気にグラつくティムもティムです。これみよがしにワインを流し込む様子がありましたが、この飲みっぷりをエリザベスの所に行く前に見せといてくれないと(笑)

美人なのに残念な感じになっているカーリは牧師に相談してやはり「やり直したい」という意思は変わらない様子。離婚危機だけでなく、妊娠したことまであっさり話しております。牧師には相談内容の守秘義務があるのでしょうが、ここまで躊躇いなく何でもかんでも筒抜けにしてしまえるのはある意味凄いな、と。

「家庭を修復するためには家に居ないと」という牧師からのアドバイスならすぐに受け入れて実家から自宅に帰ったカーリ。

今さら元に戻っても正当化できない泥沼感だと思うのですが……。

アンジェラはカーリに不倫の事実を伝えたのがダークだと分かっていて、彼に放っておいてくれと怒鳴り、逆恨みを買いそうな突き放し方をしていたのも気に掛かります。絶対よからぬ行動に出るタイプを刺激するもんじゃありません。

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▼次回、エピソード4

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