エピソード15『元には戻らない』“A Virus, Heartbreak and a World of Possibilities”
あらすじ
シェルドンは「レールロード・キングダム」というゲームをメアリーにねだるが、高いから買ってもらえない。諦め切れないシェルドンはタムから海賊版を購入するが、そのソフトにはウイルスが仕掛けられていた。
ネタバレ感想
『レールロード・キングダム』という鉄道でビジネスを学べる新しいコンピューターゲームが発売されるという情報を仕入れるも、高過ぎてメアリーに即却下されてしまったシェルドン。
お久しぶりの登場のタムから、5ドルで海賊版が買えると教えられて手配してもらいました。
ここ最近反抗期真っ只中な様子だったミッシーはやはりお年頃で、マーカスとの内緒のデートに行くから土曜に映画館まで送って欲しいとジョージーに頼んでおります。親には言えないけれど兄には頼めるというのが微笑ましい。そしてジョージーの方もなんだかんだで妹の恋路に無関心な訳ではなく、融通が効くながらも過保護な父親のような心配の仕方もしていて兄妹愛を感じます。
ジェイナとのデートに割り込む形で映画館に送ってもらっていたミッシーが恋愛相談をしているうちにジェイナとジョージーの間にある微妙な地雷を踏んで気まずい空気にもなりましたが、ジョージーの持ち前の率直さでジェイナの機嫌も直ったようです。意外とこの2人も長続きしております。
同じ日にメアリーは傷心のブレンダを遊びに誘っており、周囲からあのメアリーが遊びになんて行けるのかと笑われ、本人も実は自信がなかったのか結局バァバも誘って遊びを教えてもらう流れに。ブレンダの憂さ晴らしに付き合って話を聞いているうちに、ちょっとした喧嘩が続いて蓄積された結果夫に出て行かれたと聞いて不安になって泣き出してしまいそうなメアリーでした。
ゲームに没頭しているうちにコンピューターがウィルス感染してしまい、サポートセンターに助けを求めるシェルドン。バックアップを取ったのが感染後だと気付き、あらゆるデータがダメになってしまったパニックで、父親に出て行かれたばかりのビリーに残酷なセリフを突き付けてしまったのにその場で謝れず去るという選択を取ってしまい、後々消失感や罪悪感でいっぱいに。
いつもお間抜けなビリーの悲しそうな表情が余計に事態の深刻さを感じさせます。シェルドンもビリーも辛いところですが、その辛さを残したままエピソード終了とは……。メアリーがブレンダやバァバに慰められている様子もなんだか不吉な予兆のように感じてしまいました。
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▼次回、エピソード16