エピソード1『ハロウィーンの悪夢 再び』“Halloween II”
あらすじ
ジェイク、デヴォン、レクシーの3人組が、悪の根源チャッキーを倒したと思われてから1年後。彼らの元に謎の脅迫電話がかかってくる。それは聞き覚えのある、あの敵の声だった。
ネタバレ感想
どうなるのかとハラハラする暇もないほどアッサリ人形ティファニーを無力化することに成功したアンディですが、72体のチャッキー人形に正体がバレてしまい逆にピンチに。
展望台の手すりを突っ切って自分もろともトラックごと崖下に落ちるという選択はいかがなものでしょう。
ジェイク・ウィーラーは里親が見つかり、〈パム〉と〈ラリー〉の夫妻と、同じく里子の〈ロビン〉という新しい家族の元で暮らすようです。
デヴォン・エヴァンスとは片道2時間の遠距離恋愛を続けるのか、ここでお別れなのか。里親の前で熱烈キスをかまして週末に会おうという約束はしている様子。
そこから半年後……。
またハロウィンの季節が巡ってきて、今度はニュージャージー州セーレムにてバットマンの仮装でハロウィーンナイトを楽しむジェイク。
そんなジェイクのスマホに非通知で電話がかかってきて、〈タマラ〉はいるか?という謎の内容で、こちらでもゲイ嫌いのいじめっ子から標的にされているらしいジェイクは〈エリス〉からだと勘違いするも、相手はエリスでもないようです。
ほどなくしてデヴォンからも連絡があり、彼のところにも変な男から電話があったそう。
デヴォンと話している最中にも非通知からのビデオ通話がかかってみて2人が見ている中、レクシー・クロスの妹キャロラインの所へハロウィンのお菓子を貰いに行っている何者かが家に上がり込もうとしております。
慌ててレクシーに連絡するも、ここしばらく2人を避けているらしいレクシーは電話に出ず、デヴォンが強盗が入ったと通報して警官が駆け付けてきたところでようやく『チャッキーが家にいる』というメッセージに気付きました。
その場では母のミシェルが戻るまで警官に付き添ってもらい事なきを得ましたが、家族を殺されているクロス親子は3人揃ってセラピー通いしているのですね。
チャリティ上映でのあの大殺戮事件はジュニア・ウィーラーの犯行ということで捜査が終わっていて、レクシーも怯える妹に全てはジュニアの仕業でチャッキーはただの人形だと言い聞かせます。
趣味で人形を集めているというセラピストの〈ミクスター先生〉がキャロラインの治療のために出してきたのは“ウェディング・ベル”という人形。もうダメだー(笑)
昨年の市政史上最悪の虐殺事件を受けた市民からリコールされたにもかかわらず、ミシェルはまたしてもハッケンサックの市長選に出馬するつもりで相変わらずです。今度は被害者の未亡人という武器を利用するのか。
レクシーは決して自分自身まで騙そうとして思い込んでいたわけではなく、母親やセラピストから離れた後はキャロラインに「全部でたらめよ、恐るべきよキャロライン、人形は怖い」と言ってベルを床に叩きつけた上で椅子に縛り付けました。
ただ、幼い妹に刃物を預けて部屋に1人きりにさせるというのは危ないなぁ。すぐに刃物を奪われて返り討ちにされかねません。
夜な夜なジェイクとデヴォンはレクシー宅を訪ねますが、意外と歓迎されていて避けられていたというわけではなさそう。当たり前に大麻は吸っているし高飛車な性格も相変わらずのレクシーだとしても、この3人にはチャッキーの悪夢を乗り越えた一種の運命共同体とでもいえる絆があるのです。
キャロラインの元にあるベルについて話していると、デヴォンは映画の『チャッキーの花嫁』に似てるとメタ発言が。相変わらず謎の世界線です。
慌ててキャロラインの部屋に行ってみると、どちらが拘束を解いたのか、キャロラインはベルをそばに置いてベッドで一緒に眠っておりました。
翌日も、母親を怒らせまいとベルと一緒に朝食を食べているキャロライン。終わりの始まりか。
かなり参っているのか、母親に処方された向精神薬に手を出しているレクシーがバスルームに篭っている隙にインターホンが鳴り対応したキャロラインでしたが、そこにはジェイクの弟にあたる〈ゲイリー〉が連れてきたチャッキーがおり、爆弾を持っております。ゲイリーなの?ロビンなの?
自宅に招き入れるしかないキャロラインと、あのまま朝まで滞在していたジェイクとデヴォンもリビングに降りてきて起爆スイッチに手をかけているチャッキーの言いなりになるしかありません。
新時代に順応してウーバーを使いこなしているらしいチャッキーは、半年前に殺し損ねたジェイク、デヴォン、レクシーの3人が集まった時まとめて殺そうと再会の時を待っていたそうです。
半年間もなかなか会わず、それでも親友かとなじられ「忙しくて」と言い訳するデヴォン(笑)
レクシーが降りてきたら即爆破するつもりのチャッキーは、自分が爆破に巻き込まれて死んでも十分な数はトラックから生き延びたと言っております。
隙だらけなチャッキーに語らせている間にジェイクはレクシーに現状をメールで報告。しかしハイになっているレクシーはメッセージに気が付いていません。
レクシーが階段を降りてきてしまったタイミングで隙をついたデヴォンがスタンガンをぶち当てチャッキーが落とした爆弾を未だごっこ遊びだと思っているゲイリーが抱えて部屋の奥へ。
食卓に座らせていたベルに気を取られていると背後から追いかけてきたチャッキーが爆弾を爆発させ、半径2メートルからは免れた3人とキャロラインだけが生き残る結果に。早々に罪のない子供が死んでしまいましたよ。
ジェイク、デヴォン、レクシーの3人は爆弾を作って遊んでいたと容疑者扱いされて同類の少年犯が集まる施設に送致するという話まで出ています。
そこからセラピストの出した折衷案で更生施設として実績のあるカトリック学校へ送られることになった3人。
生き残りのチャッキーがいつ襲ってくるかも分からない状況な上、レクシーのママが3年前にぶち込んだ〈トレヴァー・ケイン〉という一つ上の少年もいるらしい更生施設は、元々チャールズ・リー・レイが育った問題児の施設“バーリントン・ホーム”だったという嘘みたいないやーな偶然が重なってしまいました。
〈シスター・ルース〉に迎え入れられた3人が施設に入った直後、配送バンが届きヤバそうなサイズの箱が届いております。
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▼次回、エピソード2