エピソード6『現実の恐怖』“Cape Queer”
あらすじ
ジェイクと仲間たちはチャッキーにワナを仕掛けるが、下手をすると反撃に遭って悲惨な結末を迎える可能性が…
ネタバレ感想
映画4作目の『チャッキーの花嫁』で登場するティファニーが、5作目『チャッキーの種』で女優の〈ジェニファー・テイリー〉に目を付けブードゥー教の秘術で魂を乗り移そうと画策した話が前提となっています。
さらにさらに、1〜3作目で主人公だった〈アンディ・バークレー〉が大人になり、チャッキーを探し出して始末して回っているようです。
学校にはエヴァンス刑事達が乗り込んできてフェアチャイルド先生をマクヴェイ校長、オリヴァー、ペイトン刑事ら殺害の容疑で逮捕。
フェアチャイルド先生の無実を知っているジェイク、デヴォン、レクシーの3人はいよいよチャッキーがトミーにすり替わって消えた事に気が付き、デヴォンの案でチャールズ・レイによる一連の事件の関係者にあたるアンディに話してチャッキーの居所を知らないか聞いてみようということに。
しかしSNSを探してもアンディは見つからず。その代わりに2週間前、ハロゲート精神科病院から危険な患者が脱走したというネットニュースを見つけたデヴォン。
ジェイクは、ハロゲートがあるロードアイランドから1ヶ月前に電話があり、きっとアンディからだと確信しています。人形に電池が入っているか確認したかというあの連絡はアンディだったのか。
以前かかってきた相手に連絡してみるとやはりアンディで、チャッキーを捜したいと言うと「出向かなくても向こうから来る、君を狙うとしたらやつが知ってて君が無防備になる場所だ」と言われ、ジュニアの家だと考えたジェイク。
デヴォンとチャッキーを迎え撃つためのワナを仕掛ける事に。アンディもすぐこちらに向かってくれるそうです。
ブリーはとうとう家族に自分の病気を打ち明けました。傷心の中でもレクシーは自分のことを蔑ろにしてここ最近つるみ始めたジェイクやデヴォンにばかり気持ちが行っていると感じたジュニアは、レクシーに別れを告げます。疾走感すらある、やたらと若さを感じる別れ方です。
胸のつかえが取れたブリーは治療を受けずに残された時間を家族と楽しんで過ごしたいと決心しましたが、その矢先にブリーに迫っていたチャッキーによって消されてしまうという結末が待っていようとは……しかもジュニアには相当なトラウマを残す死に方で。
直前までブリーと話していたセラピストは、死に直面した患者が主導権を取り戻すため自死することもある、家族の負担になりたくなかったのだ、とそれらしいことを家族に伝え、ジュニアの気持ちのやり場がますます無くなっております。もはや疫病神扱いのジェイクにも「お前さえ来なければ……」と恨み節。
一体、人形の身体にどこまで物理ダメージが通用するのか不明ですが、対チャッキートリオはデヴォンが見ていた映画『ケープ・フィアー』を参考にしたお手製警報器を作りジュニアの家に罠を張っております。
こんな時でも2人になった途端寄り添うようにくっついて良い雰囲気を出すジェイクとデヴォン。デヴォンに関しては母親公認となった関係でもあり、過酷な状況下でも恋の始まりにはウキウキな2人が可愛く見えてきました。
そうこうしているうちに人形の警報器が作動してチャッキーの侵入を報せます。入ってきたのが分かるだけでは大した意味がないんだよなぁ。凶器もバットじゃ心許ないだろうに。
2人がチャッキーを捜している間にチャッキーはジェイクの自室に1人で居たレクシーの前に姿を見せています。
「言うことを聞けば逃してやる、お前がジェイクを殺すんだ」とレクシーに迫るチャッキー。
話し声を聞いてそろりそろりと部屋に入ってきたジェイクに隙をつかせようとチャッキーに話を合わせるレクシーでしたが、チャッキーもまた上手でジェイクの足を斬りつけて部屋から出て行ってしまいました。
デヴォンが一矢報いるも、反撃することなくスルーして一目散に逃げたチャッキーは、ジュニアの家までデヴォンを探しに来ていたエヴァンス刑事に飛びかかります。
その勢いでゴロゴロと階段から転がり落ちた挙げ句、ここでも息子の目の前で首の骨を折って死んでしまう母親が。
まさかのエヴァンス刑事がここで退場〜〜〜!?
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▼次回、エピソード7