海外ドラマ≫≫Chucky チャッキーシーズン1　3話ネタバレ感想

エピソード3『殺人鬼のハグ』“I Like to Be Hugged”

あらすじ

初めて人を殺した時の思い出を語るチャッキー。ジェイクに殺すか、殺されるかの選択を迫る。

殺人鬼のハグ

ブラッド・ドゥーリフ

Amazon

ネタバレ感想

チャッキーが何故殺人鬼になったのか話を聞くジェイク。

チャールズ・リー・レイの最初の殺しはまだ幼い頃でした。

エヴァンス刑事はフェアチャイルド先生を訪ねてジェイクの事で話をしたいと持ちかけ、「ジェイクの行く先々で死者が出てる」と単刀直入に切り出しました。「もしジェイクが何か隠しているのなら、次は生徒に危害が及ぶかも」とも。

不幸に見舞われた生徒のことを色々話す気はないという意志を貫いたフェアチャイルド先生ですが、少なからずジェイクに対する疑念が芽生えてしまったのではないでしょうか。

この話をされた上でもフェアチャイルド先生は優しくて生徒間のいざこざも見て見ぬふりすることなく弱い立場のジェイクに寄り添ってくれる教師の鑑のような人物で、この先生がチャッキーの犠牲にならないことを願うばかり。

ジェイクはと言うと、チャッキーの手足となってレクシーの行動パターンを把握しつつ包丁を持って突撃しようとしたところ、ターゲットが同じパーカーのフードを被ったジュニアにすり替わっていて頓挫するというハプニングに見舞われています。もしジュニアでなくレクシー本人だったらまさか刺し殺していたのでしょうか？えぇ〜……？ジェイクには現状そこまでの殺意を感じません。

ジュニアも多少はいいところがあり、ジェイクを邪険にする態度に変わりはないものの、彼女のレクシーに対して「死んだ父親のマネはやり過ぎだからジェイクに謝れ」と言うべきことは言っております。レクシーにその気はなさそうですが。

ただ、家に帰ると妹のキャロラインが友達になったチャッキーに会いたいと癇癪を起こしており、チャッキーを貸してもらうためにもジェイクのところに会いに来たレクシーは形だけの謝罪かと思いきや話しているうちに意外と本気で反省しているような側面も見えました。ひと言もふた言も多くて嫌な女に違いはないのがなぁ。

謝罪の見返りとしてキャロラインにチャッキーを譲ってくれないかと頼むレクシー。これはレクシーのためにも聞けない頼みです。断固拒否されたことでレクシーは逆ギレ。酷く罵られてジェイクの内に秘められていた怒りも制御の限界が近付いており、殺せないなら代わりに手を下してやると言ってくるチャッキーに包丁を返してしまいました。

闇堕ち気味のジェイクはレクシーの自宅を訪ねて、チャッキーの言った通り彼女の願いを叶えてやるというていでチャッキーを譲ることに。これは……殺人幇助になるのか？

レクシーの母親でハッケンサック市長の〈ミシェル・クロス〉は市民の安全を最優先するための案を講じているようですが、まさか自分の家に殺人人形が来ているなんて思っていないのでキャロラインの友達としてチャッキーを大歓迎してハグまでかましております。危ない危ない。

ウィーラー夫妻とクロス夫妻が学校に呼び出され、生徒の間で拡散されている悪趣味なレクシーのハロウィーン仮装動画がついに保護者の目にも入ることに。

最初はレクシーこそ学芸会でジェイクにコケにされた被害者だと言い張っていたミシェルも、娘がクラスメイトの亡くなった父親のマネをしている動かぬ証拠を突き付けられて言葉を失いました。

夜な夜な両親の眠る墓に行って墓石に語りかけるほど人生に参っている感じのジェイク。

母親の〈マリー・ウィーラー〉の死因って明かされてましたっけ？ここも何かチャッキーと因縁があるのかもしれません。

かつてハッケンサックで起こった連続殺人事件の犯人はチャールズ・リー・レイの父親も手にかけ、幼いチャールズの目の前で滅多刺しに。

両親が居ない間に友人達をこっそり招いてやりたい放題のレクシー。これが流行りなのか、それぞれがヘッドホンを付けて思い思いに踊り狂うという謎のパーティースタイルで楽しんでおります。

チャッキーはレクシーと間違えて襲ったオリヴァーをかつて自分が見た光景のように滅多刺しにして殺してしまいました。

その後レクシーのことも背後から襲い、揉み合っているうちにレクシーが吸っていた大麻の日がカーテンに燃え移り、有り得ない速度で家全体に引火。

幼いチャールズは母親に連れられて殺人犯から隠れるためクローゼットに入っていたものの、取っていた小型ナイフで母親を殺し、殺人犯に「手伝ったよ」と無邪気に声を掛けるサイコパスで、殺人を目撃したことがきっかけとなり天性の性分が目を覚ました、と。どんな話だ(笑)

最初の殺しが実母というのがいかにもなヤバい奴です。