エピソード2『他人の不幸は蜜の味』“Give Me Something Good to Eat”
あらすじ
チャッキーはジェイクの敵である学友の1人に狙いを定め、ジェイクに殺人人形による殺害を食い止めるか協力するか決断を迫る。
ネタバレ感想
ど定番のホラーにはやはりハロウィーンも付き物。
今年のハロウィーンは満月で、より一層不吉な予感がすると『ハッケンサック』で配信がありました。
ローガンはルーカスと違ったタイプの毒親気味で、恵まれた環境の嫌な奴かと思われたジュニアもまた過度な期待と重圧の下に置かれてウンザリしているところがあるようです。
停学は免れても父親の死を受けてしばらく休んでいたジェイクが登校するのはチャッキーとステージに上がった時以来で、いじめっ子のオリヴァーからは今までの仕打ちを謝られ、今夜のパーティーに招待されました。それに引き換えレクシーはジェイクを絶対に許さないというスタンス。
ジェイクが学校に行っている間、家に残されていたチャッキーはローガン家のお手伝いさん〈アニー〉を襲って串刺しに。
ここでもエヴァンス刑事達が来ており、同じ町で1週間に2度も奇妙な事故で人が死に、その両方の現場にジェイクが居たと指摘され、ついでのようにジュニアも多少疑われております。
ジェイクは部屋に入ってチャッキーに何故殺したのか問い詰め、チャッキーは自分は殺していないの一点張り。
チャッキーからは「俺にもクイアの子供がいる」とマイノリティに寛容かのような物言いをされて丸め込まれそうになっていますが大丈夫か?そもそも普通に会話し過ぎなんだよなぁ(笑)口も上手いサイコパスが相手では14歳の少年なら洗脳も容易いかもしれません。
レクシーは市長の娘だったのですね。あの性悪さは両親が特別な才能を持つ妹〈キャロライン〉にばかり愛情を注いでいるから、という側面もあるのでしょうか?
デヴォンも父の死後母親が自分と亡き父を重なるのかほとんど話さなくなったと言っていましたし、どこかしら毒親だらけだな。
誘われていたパーティーへ行く事を取りやめたジェイクでしたが、部屋から出た一瞬の隙にチャッキーが居なくなってしまい、大慌てでパーティー会場へ。
その頃、ハローキティのお面を被ったチャッキーはハロウィーンの仮装集団に紛れて堂々と通りを歩き、子供達にお菓子を振る舞う家でパーティー会場を聞き出していました。
オリヴァーの所も相当な金持ちなのか、はたまたアメリカのハロウィーンパーティーはこのレベルが当たり前なのか、自宅が凄いことになっています。
チャッキーが狙っているはずのレクシーの無事を確かめるために必死に彼女を探していたジェイク。しかし、ようやく見つけ出したレクシーは悪趣味極まりないルーカスの仮装で感電死を想起させるパフォーマンスの真っ最中でした。
これは殺されても文句は言えません。ジュニアはこんな女の何がいいんだ。父親がレクシーを認めているからか?
一度はその場を去るも、レクシーに文句を言うたびに戻ったジェイクは、背後からレクシーを刺そうとしていたチャッキーを見つけて慌てて回収して家に帰りました。
家に帰ってチャッキーからは「世の中は殺るか殺されるかだぞ、誰を味方に付けたい?」「正しい選択をしろ、殺られる前に彼女を殺れ」と迫られナイフを手に取ったジェイク。
チャッキーから刃物が仕込まれたリンゴを渡され、齧り付いて口内が悲惨なことになったご近所のおばさんは通報し、『赤毛で胸にグッド・ガイと刺繍の入ったオーバーオールを着た子』というエヴァンス刑事もよく知っている特徴を挙げています。
エヴァンス刑事もジェイクが人形を動かしていると考えているならますますジェイクにとって状況は不利なものに。
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▼次回、エピソード3