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海外ドラマ≫≫BOSCH ボッシュ シーズン5 5話ネタバレ感想

エピソード5『思い込み』“Tunnel Vision

あらすじ

ボッシュは薬局殺人事件の犯人を追い続けていた。エドガーはギャリー・ワイズ殺しに関与したと思われる人物たちと接触。 またボッシュは揺さぶりをかける目的で、宿敵の元を電撃訪問する。 アーヴィングは市長選への出馬を考え始める。

思い込み

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ネタバレ感想

警察のバックアップ付きですっかり退役軍人ドミニク・ライリーになりすます準備が整ったボッシュは、ルイスの仲介でいよいよガルシア・クリニックに足を踏み入れます。

中毒者ばかりを相手にして、クスリ欲しさに言いなりになる患者を使ってオキシコドンを二重取りさせて薬を集めているグレーどころか真っ黒な組織でした。

そしてガルシア医師すらただの看板役で、黒幕は退役軍人病院でボッシュオキシコドンを出し渋りグループセラピーを勧めた〈ハンセン医師〉だと分かります。

 

ボッシュがチャンドラーのオフィスに出向いていた際にちょうどヘクターも調査の収穫を報告しに来ました。

リタ・テデスコはボーダーズの裁判の速記官で、カマをかけたら「カネは“まだ”ない」と言われたこと、ボーダーズとの結婚は隠していることを報告。妻なら面会も電話も自由で、ボーダーズとクローニンの仲介もできるだろうと当たりをつけたボッシュに対し、ヘクターは更に調べを進めるようです。

ボッシュ自身も傍観するはずがなく、ボーダーズと組んでいるクローニンの存在をチーフに伝え、オルマーのDNAは仕込まれたはずだから証拠保管庫の映像を入手してもらえるよう手配を頼み、自分はボーダーズと面会しに行ってリタの名前を出して牽制をかけました。

 

やはりギャリーが殺された件が気になって、過去のレイマート・パーク家宅侵入強盗事件の捜査資料を見直しているエドガー。

ギャリーの父親を再び訪ね、ギャリーは殺された日にボー・ジョナスを連れて刑事に会う約束になっていたことを告げます。

レイマート・パークの事件では3人が家宅侵入し、まだ未成年だったギャリーは車で見張り役をしていたらしく、父親がギャリーに密告させたのだそう。

父親曰く3人は改心したはずだとのことですが、誰かが密告現場を見ていて恨みを買っていたのではないかと考えるエドガーは、当時の事件に関与したその3人に話を聞きに行きたい旨を伝えます。

母親と住んでいる〈ダリウス・ナットレル〉と、ハイドパークの教会“チャーチ・オブ・ゴッド”で牧師をしているクロスリーの居場所は教えてもらえたものの、依然としてジョナスの居場所は不明なまま。

ナットレルは協力的とは言えない態度なだけでギャリー殺しには関係なさそう。クロスリーの反応は微妙なところですが、言っていることには説得力もあります。エドガーはクロスリーに自分の名刺を渡して、ジョナスと話がしたいから会ったら知らせてくれと頼んで帰りました。

 

ロバートソンの捜査が進んだことで、薬局強盗とカージャック犯の二人組の似顔絵が仕上がり、ボッシュ達の捜査にも大きな前進となっています。

ホセ・ジュニアを追うピアスとヴェガのコンビはまだまだ目立った活躍がないものの、叩き上げ感のあるピアスの活躍に注目です。

 

ロブソンを規定違反として処分すれば裁判は民事訴訟となり、市警が起訴されることはないという悪知恵で発砲した警官を切り捨てる決断をするチーフ。

市長選の打診は辞退する意向を示しているチーフも、ここに来て堂々たる不正が目に付くようになっているような。

スカイラー事件の証拠品を側近に持って来させ、ボーダーズが犯人とされることになった決め手で、ボーダーズ本人は警察が仕込んだと主張しているネックレスが捜査前の写真に写っていないのを確認するとその写真をシュレッダーにかけてしまったではないですか。う〜ん、これは。ボッシュを助けると言うより警察を守る、つまりは保身による隠蔽でしかないわけで。間違いなくボッシュは証拠をでっち上げてはいないはずなのですが、チーフのこの行動によって微妙な心境にさせられます。

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BOSCH / ボッシュ 撮影の舞台裏

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▼次回、エピソード6

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