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海外ドラマ≫≫ウォーキングデッドシーズン5 12話ネタバレ感想

ウォーキング・デッド コンパクト DVD-BOX シーズン5

第12話 居住審査(原題:Remember)

あらすじ

アーロンに導かれリックたちは彼らのコミュニティーアレクサンドリアにたどり着く。町を統括するのは、かつて議員であったディアナ。彼女は1人ずつ面談し、この町に定住したいかを聞く。町は豊かで安全なように見え、町民もいい人たちのようで、みな警戒を解いていくがリックとダリルは気を緩められずにいた。町民には仕事が割り振られており物資調達の練習に連れ出されたグレンは、あるきっかけでディアナの息子と対立する。

ネタバレ感想

コミュニティー内に足を踏み入れたリック達。

元国会議員のディアナという女性の元に通され会話を録画されるリック。彼女達は世界がウォーカーに侵された当初からずっと壁の内側で暮らして居た。だからこそ外で生き抜いてきたリック達の力が必要で仲間に加えたいのだ。

 

諸手を挙げて、とはいかないもののアレクサンドリアに滞在する事を決めたリック達。武器を預ける事と引き換えに快適な屋敷を提供される。物資も豊富で安全な壁に守られているこの土地は泣いて喜んでもおかしくない環境だが、これまで散々外の世界で対ウォーカー、対人間、対飢え、と様々な意味でのサバイバル生活を余儀なくされてきた者達にとってすぐに受け入れられる喜びではないだろう。

現に資源はいくら豊富だろうが、ウォーカーが蔓延しているという根本的な原因が解決されない限り、いつかは尽きる。ずっと内側で暮らしていては仕方がない事でもあるが、アレクサンドリアの住人達はあまりに緊張感がなく、まさに“平和ボケ”そのもの。

ごく普通の生活を当たり前のように送る内側の人間に対し、危機感を覚える。

カールとリックが共闘するシーンはもはや血に飢えた親子。ウォーカーを倒していないと逆に不安を感じるのかもしれない。

闘うことや警戒することに慣れてしまった彼らだが、肯定され、“仕事”という名の役割を与えられ、戸惑いながらもかつての暮らしを思い出すかのように徐々に定住に前向きになっていく。やる気まんまんリック。

 

この土地を乗っ取ろうと言うリックも警官という職にまんざらでもない感じだし、用心しないとと言いながら仕事を欲するミショーン、警戒をとくと弱くなると訴えるがご近所づきあいに精を出すキャロル。他にもウォーカーの扱いに油断し過ぎる内部の人間を批判しながら、その対応を肯定されて満足気なグレンやマギー。わりとみんながみんなどことなく揺れている。揺さぶられている。

そんな中、ダリルだけは身なりを整える事も、家の中に入る事もせず、一貫して野生的な勘を失わないように努める姿が窺える。さすがダリル、といったところ。

 

グレンのシャツは襟がない。

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