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海外ドラマ≫≫ダウントン・アビー シーズン2 1話ネタバレ感想

ダウントン・アビー シーズン2 バリューパック [DVD]

第1話 「開戦」

あらすじ

1916年11月、邸宅ダウントン・アビーでは負傷兵で溢れ返った村の病院の資金集めの音楽会が開かれていた。そこに前線で戦っていたマシューが驚きの知らせと共に帰還。一方、犠牲者の増加に胸を痛めたシビルは看護師になると決意する。ロンドンで母を看取り、戻ったベイツは遂にアンナにプロポーズする。ところが、彼の遺産相続を嗅ぎつけた妻ヴェラが現れ、再婚したらメアリーの不祥事を世間に公表すると脅迫し…。

ネタバレ感想

開幕した第一次世界大戦、戦場シーンからのスタートで間違えて違うドラマを再生したかと思いました。

グエンの後釜には以前の職場では元メイド長だった事にプライドを持っているエセルという女性が入ったようです。なかなか反抗的で空気の読めない図々しさも兼ね備えており、今にも昇格のためにアンナを蹴落としていきそうです。

初日からオブライエンにも食ってかかる勇ましい生意気さで使用人達の空気を凍らせていきます。トーマスレベルに野心と意地悪さがありそうで期待せずにはいられません。

 

前シーズンでメアリーを振ったマシューは徴兵されており、ラビニア・スワイヤー嬢と婚約したと突然の報告が。マシューがダウントンアビーの後継者である以上、婚約者とも関わりを持たざるを得ないのですが、傷心のメアリーはどう出るんでしょうね。表面上は和解して強がっていましたが一波乱ありそうです。メアリーとマシューはなんだかんだビジュアル的にもお似合いなのでどうにかくっ付きそうではあるんですけどね。

最初こそ嫌な女だなぁと思いましたが、回を重ねるごとにキツイけど美人だし頭も良いしウィリアムの母親が病気だった時なんかは思いやりも見られたしで「ただ不器用でプライドが高いだけやん(キツイけど)」という印象です。次女イーディスの方がよっぽど姑息でコンプレックに満ち満ちているじゃないか。三姉妹共通して言えるのはやはり大貴族のお嬢様として育ってきただけあってどこか憎めないピュアさがあるんですけどね。

三女シビルは相変わらず意識高い感じで、戦争で需要が高まる看護師を目指して看護学校に通う事を決意しますが、コーラとロバートが良く思うはずもなく。しかし世間知らず過ぎて学校で恥をかかないために台所で家事修行を始めた様子を見たコーラは想像以上に感動してあっさり“もう大丈夫だわ”とか言ってます。

 

“妻との離婚が決まりそうなんだ”って今の感覚でいうとかなりむちゃくちゃなプロポーズに受け取れますがアンナはなんやかんやと嬉しそうなので良しとしましょう。

微笑ましい関係の二人でしたが、ベイツの妻ヴェラが相続の事を聞きつけてダウントンアビーまで訪ねてくるという事態に。メアリーとパムークのスキャンダルでガンガンゆすってきます。なんで一度でもこの女性と結婚してたのか疑問に思うほど強かで手段を選ばないタイプです。

遺体運びを手伝ったアンナもゴシップの対象になる事を恐れ、ロバートに激怒されアンナに縋られても真実を隠しヴェラと共に屋敷を去ってしまうベイツ。不器用か。

ヒューズさん早くお助けを。

 

ウィリアムとデイジーの関係もおもしろいですね。何故かウィリアムには強気なデイジー、いきなりキスして“待ち望んだキスをしてあげたのよ”ときました。自分からいったと思いきや“僕の恋人になってくれる?君がいれば百人力だ”と言われたら「え、ドン引き…」みたいな顔しちゃって。解せぬ。

 

エセルはオブライエンにいいようにいびられしょんぼりモード。意外と威勢だけでしたね。せいぜい聖母アンナの懐の深さを身に染みるが良いです。

エセルと違い、トーマスは相変わらずぶっ飛んでて素晴らしい。敢えて負傷し前線から退く道を切り開きました。利き手ではない方を犠牲にするあたりがトーマスらしくて最高です。

 

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