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海外ドラマ≫≫ダウントン・アビー シーズン3 3話ネタバレ感想

ダウントン・アビー シーズン3 バリューパック [DVD]

第3話 「天国と地獄」

あらすじ

イーディスとストラランの挙式が迫り、屋敷の中でも着々と祝宴の準備が進むなか、診察結果を待つヒューズは不安を抱えたままでいた。ヨークの支援センターでエセルと再会したイザベルは、エセルに救いの手を差し伸べる。正式にスワイヤー氏の遺産相続人に決まり、財政難のダウントンを救えることが分かったマシューだったが、ラビニアとの最期を気にして相続を拒む。 

ネタバレ感想

メアリーに続き、イーディスも念願のストララン氏との結婚式の日を控えております。マシューとブランソンで一気に男性陣が若く華やかな感じになっていましたがストララン氏が加わり下がった平均年齢が元に戻った印象です。でもストララン氏は非常に温厚で常識的な上に次世代への理解も持っているという好感度だけで言えばかなり上位の存在ですからね。悪いところが見当たらないという点では随一かもしれません。

 

ダウントンアビーを手放した後、一家が移り住む候補の別荘を視察がてらピクニックに赴く一行。緑が生い茂って本当に景色が綺麗です。ヨーロッパの風景って何故あんなに美しいのでしょうか。綺麗に刈られた芝生やマイルドな美しさを保つ青い空だとかが、あの場に建っていたダウントンアビーとはまた少し違う様式の石造りっぽい小さな城にマッチしていてとても良かったです。

 

スワイヤーの遺産相続権が決定的となったマシューですが、ラビニアを裏切った自分には受け取る資格がないと頑なです。気持ちは分かりますし紳士だなぁと思いますが、わざわざ寄付先を探すくらいなら目の前の財政難をどうにかしろよと苛立つメアリーに賛同します。しかしながらマシューもなかなかの頑固者ですからね。正義に偏り過ぎて本末転倒になるタイプです。

“全て知った上で相続人候補にするから後悔の念や罪悪感で権利を放棄しないでくれ”と記された亡きスワイヤー氏からの遺言が届き、かなり御都合主義を感じてしまいましたが、実際にラビニアがマシューと結婚しない事を父スワイヤーに報せる手紙を出していた事実が分かるとメアリーはあからさまに喜び、“まだ遺産を貰えないとごねるなら頭を殴るわよ”と。マシューも何故か笑って遺産相続するつもりになったようです。なんだかあそこまでごねていたのにスワイヤー氏を騙す事になるという部分は解決したところでラビニアの死に対する罪悪感はどこ行ったんだ?と聞きたくなるような全方向吹っ切れに見えて違和感を覚えましたがまあいっか。

 

そして結婚式当日、誓いの寸前で怖じ気付いたストララン氏に逃げられるという衝撃的仕打ちが待っており、イーディスが心の底から不憫でしょうがなかったです。とことん良い人だと思っていたのにいくらイーディスのためと言葉で言って、本心で思っていたとしても、これは本当の思いやりとは到底考えられません。自信の無さや不安を相手のためだと思い込み擦りつけた女々しさ大爆発じゃないですか。

そしてヒューズさんの検査結果が癌ではなく良性の何かだったと聞かされ柄にもなく一人歌ってしまうカーソンはめちゃくちゃ可愛かったのですがそれを見るヒューズさんの表情が「あ、これアカンやつ」でして、こちらの展開もなんだか暗そうです…。

▼次回、エピソード4 あんたは王家の出?

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