第2話 「親心」
あらすじ
メアリーは村で開かれる家畜の品評会にドリューの農場で育てているクローリー家の豚を出品する。いずれ解雇されると感じていたトーマスは、ある屋敷の面接を受ける。メアリーはアンナの不妊問題を解決すべく、彼女をロンドンの医師に診せる。披露宴の会場を決めかねていたカーソンとヒューズは、メアリーから屋敷を使うことを勧められ、余計に頭を悩ませる。品評会の日、家族がマリゴールドから目を離した隙に…。
ネタバレ感想
冒頭で慌ただしく朝の支度をする階下の中でモールズリーが新聞にアイロンをかける様子が映っていましたが、シーズン1のエピソード1を思い出して懐かしいです。
トーマスはリストラに怯え、アンナは不妊に落ち込みっぱなし。
妊娠はできても流れてしまうとメアリーに相談したところ、メアリー自身も過去に不妊治療で世話になったロンドンの産婦人科医で検査を受けることに。検査の結果、子宮頸管無力症であったことが発覚し、よくある症状で治療可能な上成功例も多いとか。しかし妊娠12週で施術するような治療法な事に驚きました。
結婚披露宴はあくまでも使用人としてではなく自分たちらしく屋敷以外の場所で執り行いたいというヒューズさんの要望を汲んで、カーソンは失礼に当たらないようやんわり断りを入れるも、善意から屋敷を貸し出すから使えと強く推すメアリー。メアリーに逆らえないカーソンはたじたじです。煮え切らないカーソンにいい加減ヒューズさんもブチ切れです。結婚式の事だけは譲れない、といくつになっても女性は変わらないものなんですね。
マリゴールドとの再会に気持ちの抑えが効かなくなってきているドリュー夫人にハラハラしっぱなしです。案の定、養豚の品評会で一人になったマリゴールドをドリュー夫人が思わず連れ帰ってしまい大騒ぎになりました。育ての親としての愛は分かるんですが、自宅で何事もなかったかのようにマリゴールドを抱いて寝かし付けている姿には若干の戦慄が走りました。執着心となりふり構わず行動に出てしまうあたりが恐ろしい。イーディスもマリゴールドの事となると必要以上に神経質さを発揮するので似たり寄ったりではありますが…。
代々住んできた土地から引っ越さざるを得なくなったドリュー一家がなんとも不憫でした。
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▼次回、エピソード3 ブローチ?ありったけのダイヤが必要だ