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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 6話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 6 黄金の冠 A Golden Crown

あらすじ

ロバート王が狩猟に出ている間、代わりに“鉄の玉座”に座り執政を行うエダードはジョン・アリン公が残した秘密を知るのだった。一方、独房に入れられたティリオンは、牢番に“罪を懺悔(ざんげ)する”という伝言をライサに届けてくれと頼むのだった。 そんななか、ターガリエン家ドラスク人部族のドロゴが協力を拒んだことで妹のデナーリスを脅迫したヴィセーリスは、ある無念の報いを受けることに。

ネタバレ感想

ジェイミー達とやり合って倒れたエダードでしたが、ロバートの元で看護されていました。
目を覚ましたエダードに、ティリオン誘拐の件で怒り狂うサーセイ王妃と事態を終結させろと咎めるロバート王。
デナーリス暗殺の一件で仲違いしていたロバートですが、エダードに“王の手”である証の徽章を返し、自分が狩りに行く間鉄の玉座を代理で任すと有無を言わせず出て行ってしまいました。
 
ついに特注の鞍が完成し、久しぶりに外で走り回れる喜びにブランは大はしゃぎです。
それを見守るロブとシオンがエダードがジェイミーに怪我を負わされた事について話しています。
やはり意地悪顔のシオンの方が喧嘩っ早いタイプのようで“血には血を”“ラニスターは父上の脚に槍を”と息子よりも息子らしい事言っていて、こういう言葉の節々に捕虜ながらどういう扱いを受けて育ってきたのかが良く分かります。
そういえば1話でジョンにやたらと偉そうでしたが、全く血の繋がりもない敵家の捕虜が、多少なりとも城主の血を引いた落とし子に偉そうなのは不思議なカースト関係に思えます。エダードの血を引いているからこそキャトリンに忌み嫌われる存在となった事が全てなんですかね。 
シオンとロブが言い争っているうちにブランは一人森の奥へと進んでしまい、銀と馬目当ての野人達に囲まれ麻痺した脚を斬られ、ナイツ・ウォッチに属するベンジェンの甥であるブランは何かと使えると攫われそうになりますが、間一髪のところでロブとシオンが現れ助かりました。
 
デナーリスはドラゴンの卵を温めていますが、それを素手で手に取ったところに世話役が入ってきて慌てて取り上げます。
ただ、くっきりと手についた火傷跡がデナーリスだけにはないのです。どういうことですか?これもドラゴンの血が関係していそうですが、デナーリスもその才能を開花したのでしょうか。
そんなデナーリス、日々ドスラクに染まっていきますね。
何かの儀式で血塗れの馬の心臓を貪っています。妊婦が生肉食べていいんでしょうか。
無事に吐き出す事なく食べ切り、息子である王子の名は“レイゴ”と決まったようで高らかに宣言します。
部族の中でも認められ真の女王となったデナーリス。弱々しかった結婚前とは別人のようです。
相変わらずの兄ヴィセーリスは儀式で賑わうドスラクの目を盗みデナーリスのドラゴンの卵を3つとも盗もうとしています。
それに気付いたジョラーが卵は置いていけと言うと、なんかうだうだ言ってましたが結局置いて出て行きました。ここでも卑しさと女々しさしか晒せなかったヴィセーリスなのでした。
 
ダンシングマスターと剣の稽古をするアリア。
エダードの部下ジョリーが殺されたり、エダード自身も負傷した事が気がかりで稽古はしたくないと言いますが、師匠は悩んでいる時でも戦は始まるのだといかなる時にも備えられるよう諭します。
 
吹きさらしのスカイ・セル《天空房》に閉じ込められたティリオンは、牢番を買収し“罪の告白をする”と伝言させ牢から出る事に成功しました。
幼い頃にした数々のいたずらを告白した上で、ブランやアリン公の件には身に覚えがないと宣言します。
その後も口達者さを発揮し決闘裁判に持ち込み、擁護者(いわゆる代理で闘ってくれる者ですね)にジェイミーを指名しますが、“裁判は今日だ”と遠方にいるジェイミーは却下され、味方の居ない状況にざわつくアイリー城でしたが、道中共闘し絆が芽生えたのか、傭兵としてキャトリンに雇われていた?ブロンが立候補することに。
一手でも攻撃が入れば終わりかと思いましたがさすがにそんな甘いものではないようで、激しい闘いの末ブロンが相手を刺し殺し床の穴から突き落とす事で決着がつきました。
これが自分の事ではなくお互い他人の代理なのですからリスク高すぎるでしょう…。
渋々ながらルールが全てなのでティリオンを解放するライサ。没収されていた私物のコインを牢番に渡し“ラニスターは借りを返す”と颯爽と城を後にしました。
 
一方、狩りで不在のロバート王に代わり、民の声を聞くエダードですが、余りにも残虐な村人達の襲い方をしたのがどうやらマウンテン《山》の仕業だと分かってきます。
キャトリンの出身であるタリー家の紋章である大量の魚を遺していき、さもタリー家の仕業であると見せかける小細工をして。
恐らくティリオン誘拐の腹いせにラニスター家が仕組んだ事なのでしょう。
“グレガー・クレゲイン(マウンテン)と追従者に王の裁きを”と私権を剥奪した上での死刑宣告を代理の立場に関わらず独断で下してしまいました。
更にサーセイらの父であるタイウィン・ラニスターまで法廷に召喚すると。おぅおぅ、どうした。
ラニスターに借金があるロバート王では当てにならない事が分かったので強硬手段に出始めましたよ。
 
 
サンサの元にやってきたジョフリーは、酷い態度をとっていたと謝罪し、お詫びの品にとネックレスをプレゼントします。
“あなたはいずれ王妃になる方だ”“私のレディ いつか玉座の間で婚姻を”と甘い言葉を囁きキスまでかましていましたがこの坊ちゃん何を企んでいるのでしょう。
あんなに結婚嫌がっていたし、いま親同士は戦争になりそうなほど緊迫状態なのに。これもサーセイの差し金なのかもしれませんが、その意図はまだ分かりません。
 
娼婦のロスはスタークとラニスターのイザコザを聞きつけ、戦になれば男手はいなくなり仕事にならないと首尾良く王都へと向かう事を決めたようです。シオンはわりとガチ恋だったのか遠回しに引き留めながらお見送りする形となっていましたね。突然のノーパンにおぉっとなりました。
 
エダードは身の安全のためだと娘達にウィンターフェルへ帰るよう言いますが、ジョフリーの側にいたいサンサと稽古を続けたいアリアは抵抗します。
サンサが言った“私は彼の金髪の息子を産む”という言葉にハッとするエダード。
例の名家の系譜と歴史が記された書物を開き、バラシオン家の家系を遡っていきます。
完全に黒髪優勢のバラシオン家の中で浮いている金髪のジョフリー。あぁ、これは確定ですね。
 
ヴィセーリスはドスラクの宴のテントで酒に酔いジョラーの制止を聞かず剣を振り回し、デナーリスの腹に刃を突き立て、黄金の冠を要求します。
約束通り妹を買ったくせに対価が支払われていない、妹は取り返して赤子は腹を割き置いていくとトチ狂っています。
デナーリスの通訳で“分かった”と返され拍子抜けの展開に薄ら笑いで剣を下ろしたヴィセーリスを即座に羽交い締めにするドスラクの部下達。
お望み通りにと言わんばかりに釜で溶かしたゴールデンクラウンを頭からぶっかけメタルスライムになったヴィセーリスはご愁傷様でした。
“ドラゴンは火で死なない”とデナーリス。
ヴィセーリスが真の王ではなかった事が死を持って証明されてしまいました。ドラゴンの血が流れていると火が効かない、つまりアッツアツの卵を持って火傷しなかったデナーリスは…。
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