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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 8話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 8 進軍 The Pointy End

あらすじ

ロバート王の死後、ラニスター家によるスターク家への迫害が始まる。スターク家ではエダードの長男ロブが戦に備えて旗主たちを招集する。娘サンサは父親への恩赦を懇願する。そして、サーセイ王妃はサンサにキャトリンとロブが新王ジョフリーに忠誠を誓うよう手紙を書けと迫る。だが、サンサの手紙を読んだロブは、軍を整え、南へ進軍するのだった。謀反人の烙印を押され、地下牢に収監されたエダードは、予期せず小評議会のヴァリスと手を組むことになる。 ジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“壁”の外にいる古の悪と対峙する。 “狭い海(ナロー・シー)”の向こうではドロゴの軍勢が七王国へ向かっていた。

ネタバレ感想

王宮はラニスター家の進撃が進みめちゃくちゃです。
まだ残っているサンサとアリアもそれぞれ危険に晒されます。サンサは世話役のおばさんの機転で部屋に立て篭もろうとするも、ハウンド《猟犬》の邪魔に遭いサーセイの元に連れて行かれます。
剣術の稽古中だったアリアはシリオに逃がしてもらい、たまたまウィンターフェルに戻る日だった事もあり荷馬車に積んであった自分の荷物からニードル《針》を探し出しラニスターに雇われた生意気な子供をズブッと一突き。
初めて人を傷付けてしまった動揺も手伝ってすぐに城を飛び出しました。
シリオ師匠、傭兵相手でもめちゃ強い実力者でした。ブレーヴォス人と呼ばれていましたがこの世界でいうどこら辺なのでしょうか。
 
“国家”に仕えていると言うヴァリス公は謎ですね。囚われの身となったエダードにこっそり水と情報を与えはするものの積極的に逃がしてくれるわけでもなく。
自身の身の安全は確保しながらもエダードが政権を取る事を望んでいる、もしくはサーセイが実権を持つ事は国家にとって良くないと思っているのは確かです。
交渉材料にしようとしていたティリオンの身柄も既にキャトリンから解放された後だと聞き、絶望的状況に項垂れるエダード。
 
キャッスル・ブラックではベンジェンと共に探索に出ていたメンバー2人の遺体が見つけられて帰ってきます。
片方は腕がなく、前回ゴーストが咥えて持ってきたのはこの遺体のものだったのでしょう。未だベンジェンの安否も行方も分かっておらずいつもに増して暗い雰囲気が漂っています。
モーモント総帥の元に王都から報せがあり、ロバート王が死に、ジョフリー王子の即位を否認したエダードは謀反の罪で捕まったと聞かされるジョン。
思わず立ち上がりますが“お前の義務はここにある”と窘められます。これが誓約の上ナイツ・ウォッチとなったものの厳しい枷なのですね。身内がどうなろうと助けに行く事すら許されない宿命です。
 
サンサはスターク家との全面争いを避ける為の駒として思っていたよりも丁重に扱われています。
父親が謀反人と言われながら未だにジョフリーと結婚したくてたまらないよう。
謀反人の娘は王妃に相応しくないと言われ、忠誠を示すため兄ロブと母キャトリン宛に“王都へ赴き新王に忠誠を誓え”という内容の手紙を書くように言われ、エダードを助ける為にもサーセイの望み通りの文面を書かされます。
その手紙が届いたウィンターフェルでは父親を捕らえてなお忠誠を誓えと強要するラニスターに激怒したロブが、軍を率いて王都へ向かう為、エダードに忠誠を誓った旗主達を呼び寄せます。
アイリー城に滞在中のキャトリンもようやくエダードが捕まりロブが戦争を仕掛けようとしている事を知ります。
朝の時点で既に知っていたにも関わらずそれを教えなかった妹ライサを怒鳴りつけますが、夫ジョン・アリンを殺しブランを突き落とした容赦のないラニスターとのいざこざに息子ロビンを巻き込ませない、とヴェイル《谷間》の軍隊を貸す事すら断固拒否されてしまいました。
 
ブロンと共にキングズ・ランディングへの道のりを帰るティリオンは野宿中にやばそうな集団に囲まれてしまいます。
シャッガという名のリーダーに“俺の家は金持ちだ 山越えさせてくれれば父が大金を払う”と話し、その調子で口撃を続け、この谷間の土地も与えると大きな事を言い助かりました。ラニスターはこの借りも返せるのでしょうか。
 
ジョンは宿敵ゾーンに“謀反人の落とし子”と侮辱され思わず斬りかかった姿を見てモーモント総帥に部屋へ戻るよう言い付けられます。
1人物思いに耽るジョンでしたがダイアウルフのゴーストが落ち着かなく何かを知らせています。異変を察し剣を携えゴーストの案内について行った先は総帥の部屋。
恐る恐る中へ入ると遺体として運び込まれていたスキンヘッドの元ナイツ・ウォッチが襲ってくるではありませんか!ついにゾンビ化の方面の話も進むのか…!
何とか剣を突き振り払ったところにモーモント総帥もやって来ますが、1話で出てきたホワイト・ウォーカーと同じく青い目が開きなお立ち上がります。
咄嗟に火をつけ逃げる2人。さすがに総帥自身もこの現場を見たとあればナイツ・ウォッチは大きく動く事となりそうですね。
 
呼び寄せた旗主達のために宴を開くスターク家。
長年戦ってきた強さに自負がある白髪の髭ジジィアンバー公が先陣を切ると言い出しますが、“それはガルバート・グラヴァーが”とお断りするロブにアンバーも譲らず、自分が先陣でないなら軍を引き揚げると聞きません。
これに対しロブも“ラニスターを倒したらお前らを城から引きずり出すぞ 違約の罪で絞首刑だ”と強気な姿勢を見せます。
あくまでもエダードの代理で若造のロブにここまで言われ激昂したアンバーは剣を抜きますがその瞬間ロブのダイアアフルが指を噛みちぎり一触即発の雰囲気になりますが突然笑い出しなんか和やかな雰囲気でお互い認める気になった様子。
謎のノリについていけません。ブランもポカーンです。こんなんで戦争して大丈夫か。
その夜ロブはラニスター家のスパイに知られる前に行動に移す、とブランに別れの挨拶をしに来ます。自分が居ない間ウィンターフェル城と弟を守れと告げ出て行きました。
皆んなが無事で帰ってこれるよう森で祈りを捧げるブランに、ブランを襲って捕まったオーシャが話しかけます。
訳知り顔のオーシャは、ロブ達が目指す方向は間違っており、南ではなく北へ進軍するべきだったと。
人間同士の覇権争いよりもホワイト・ウォーカーの脅威が迫っているというところですかね。
 
キャッスル・ブラックでは、例のゾンビを焼き払っています。
サムによれば、ホワイト・ウォーカーに触られた死体は蘇り、目が青くなって火でしか止められないという特徴を持つそうです。
 
キャトリンは北の軍隊が滞在中のキャンプ地を見つけ、息子ロブと再会します。
ロブに届いたサンサからの手紙を読み、もしこの戦に敗れれば家族は全員死ぬ事になるという覚悟の上で“やるしかないわ”と意見を一致させました。
 
ティリオンとブロンはストーン・クロウ《石烏族》とバーンド・メン《焼身族》、ブラック・イヤー《黒耳族》を連れてラニスター家のキャンプ地に辿り着き、それぞれの長の子息を父親の元へ連れて行きます。
そこでロバート王が死に、エダードが捕虜となりジョフリーが即位した事を知る事に。
ラニスターはロブが旗主を率いて動き出したことも既に把握しているよう。
ティリオンが山の民に捕らえられ勝手に取り付けた約束に良い顔をしないタイウィンですが、その間にもスターク家が地峡を越えたと報告が入り“私と共に戦えば息子が約束した以上を与える”とガッポリ戦力を増員しました。
スターク家にも動きがあり、作戦本部に捕らえられたラニスターの斥候、つまり偵察に来ていたスパイが連れて来られます。
何故かロブはタイウィン公への伝言を託しそのまま斥候を解放してしまいました。ちょっとは敵の情報を仕入れるくらいしても良かったと思いますが。
何か強い意志を感じたのでこれも作戦のうちなのでしょうか?味方からの不信感も募ってしまったように見えて心配です。
 
キングズ・ランディングでは着々とサーセイ覇権が確立し、新たな“王の手”にタイウィン・ラニスターが指名されます。
これまで長年国家に仕えてきたキングズガード《王の楯》のサー・バリスタン・セルミーは肩たたきを受けます。
“休息し今後は過去の名誉に生きなさい”とていの良いリストラ宣告に、“終生の誓いで義務を奪うのは死のみ”と反論しますが、ジェイミー・ラニスターが次の“王の楯”の総帥に決定したと告げられ激おこで出て行ってしまいました。
結構暴言吐いてましたがあれを謀反と捉えず見過ごすのが意外です。いくらバリスタンが強いと言っても軍隊動かせば瞬殺できるでしょうに。
サンサはジョフリーの前に跪き、エダードの命を助けてくれと懇願します。
謀反は根絶やしにすべきという意見もありますがヴァリス公もここぞとばかりにサンサの意見を推し、リトルフィンガーやサーセイも成り行きを見守る展開に。
ジョフリーは“罪を認め私が王だと宣言してもらう さもなくば慈悲はない”と。一縷の望みに託される展開となりましたが…エダードが簡単に従うとは思えません。
 
 
ラニスター家 キャスタリー・ロック城
タイウィン
キャスタリー・ロック城主。西部総督。サーセイ・ジェイミー・ティリオンの父親。
 
ストーン・クロウ《石烏族》
シャッガ
長ドルフの息子。角の出た兜。
 
バーンド・メン《焼身族》
ティメット
長ティメットの息子。左目が潰れている。
 
ブラック・イヤー《黒耳族》
チェラ
長チェイクの娘。
 
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